14期 予想歴11年
◎プロディガルサン
6着/3人気
エプソムカップはコース形状などから緩急が小さい流れの上がり勝負にややなりやすく、やや持続力優位で早い上がりを使える千八巧者の期待値がやや高い条件。
エプソムカップの傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
結果から考える狙い方「東京芝1800m・古馬G3~OP」
[期待値:F-~G+?]=展開の幅が広いため、斤量差の影響の変動幅も広い。
少点数で買うなら最上位評価の馬の単複など、展開などの幅広さに対応可能な買い目を推奨。
▲+:やや持続力優位で早い上がりを使える千八巧者
→ 先行力・底力(=ハイペース耐性)・キレ・持続力:E~E-?(2つ以上)
(≒OP~準OP実績上位馬。
距離適性がズレると、高速馬場や多くの展開で期待値ダウン。
期待値は「持続力 ≧ キレ ≧ 先行力」?
→ 逃げ・先行馬は早い上がりとその持続時間で見劣りやすい。
キレと持続力のバランスが特に重要で、偏った能力では期待値ダウン。
先行力:F-~G+?以下の場合、期待値ダウン。
→ 展開に左右されやすくなり、前後・内外の不利も大きくなりやすい)
注:枠順の影響=やや内枠有利・やや外枠不利
(馬場傾向による変化に注意。 3・4角が大回り=コースロスの差が大きいためなど)
注:斤量差の影響=不定
(キレなどを増減。 展開に大きく依存)
注:マイル~芝1800mの準OP~1000万下以上や、非根幹距離での好走~善戦歴の有無
(時計の早い馬場、ハイペースでは特注。
例:京都芝1600m・外を差して好走した実績など)
コース形状(下り坂からスタート、小刻みなアップダウン、大回り、仕掛けどころが上り、直線に上り坂がある競馬場では最長の直線)などから緩急が小さい流れの上がり勝負にややなりやすく、やや持続力優位で早い上がりを使える千八巧者の期待値がやや高い条件。
追い込み馬や芝2000m以上に向く馬の期待値が低くなりやすいこと(多くの展開でテン>上がりになること、テンと中盤の平均ペースが芝2000mより早いこと...などから)、マイラーの期待値が高速馬場で高くなること...などに注意。
ミッキースワロー
短評:(エプソムカップ2019 予想)
やや持続力優位の末脚に優れる中距離~中長距離馬??
ここでの不安は、距離の短さ(×高速馬場)。
新潟芝2000m・外や中山芝2200mの高速決着で高いパフォーマンスを示しているように「軽めの芝2000m×やや持続力優位の末脚を生かす競馬」がベストと思われ、東京芝1800m×高速馬場(=前週までの超高速馬場-週末の雨)ではマイル指向のスピード不足からパフォーマンスが低下すると思われます。血統からマイル指向のスピードの未知数は期待しづらく、頭の高い走りから起伏が増す条件替わりもマイナス、高速馬場では前後の不利が大きい東京芝の馬場傾向もマイナス...と、人気なら期待値が低くなっているのでは。厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(最終更新:19'新潟大賞典 57.5kg)
ツナギはやや長い、太さ普通、角度普通~やや立ち(蹄は寝る)。直飛節気味。 軽めの芝の中長距離向き、血統は中距離向き(?)で、軽めの芝の2200m前後◎?? 荒れ馬場・道悪▲-?? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E-(甘め)? 持続力:E(甘め)? 総合力でE(甘め)?相当 急坂:▲+??(やや頭高い) おじ:ペールギュント
レイエンダ
短評:(エプソムカップ2019 予想)
底力・キレに優れる中距離馬??
ここでの不安は、マイル指向の追走スピード不足+緩急の小さい展開。
マイル指向の追走スピードの裏付けが弱く、東京芝1800m×高速馬場(=前週までの超高速馬場-週末の雨)では追走に忙しさを見せる~末脚が鈍る心配があります。さらに、好走は中弛みラップなど末脚を溜めやすい展開が多く、東京芝1800m(=緩急のやや小さい展開になりやすい)では末脚を溜めづらい展開になる可能性がやや高いと思われます。現役最強クラスの全兄:レイデオロのイメージに引きずられず、現状では厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'メイS 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚・胴はやや短い)、やや太い、角度普通(蹄は寝る)。標準飛節。 重めの芝のマイル~中距離前後向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、重めの芝の中距離◎?? 荒れ馬場○??道悪▲-?? 先行力:G+?? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)~F? キレ:E-(甘め)~F? 持続力:F(甘め)~F-?? 総合力でE-(甘め)~F??相当 全兄:レイデオロ
ダノンキングダム
短評:(エプソムカップ2019 予想)
持続力優位の末脚に優れる中距離(芝2000m~)馬??
ここでの不安は、距離の短さ。
芝2000mでやや持続力優位の末脚を発揮して好走していますが、レース前半のスピードの裏付けは弱く、血統(父ステイゴールド×母父Azamour×母父Mr. Prospector)からの未知数のプラスも期待しづらくなっています。東京芝1800m×高速馬場(=前週までの超高速馬場-週末の雨)ではマイル指向の追走スピードが重要になりやすいため、ダノンキングダムはパフォーマンスを低下させやすいのでは。厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'府中S 57.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統は中距離向き(??)で、標準的な芝の2000m◎↑??(2200m○↓?? 2400m▲↓??) 荒れ馬場・道悪?? 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F? 持続力:E-? 総合力でE-?相当 半兄:ダノンメジャー
プロディガルサン
短評:(エプソムカップ2019 予想)
やや持続力優位の末脚に優れる千八巧者??
ここで見直したい理由は、ベスト条件の可能性が高いため。
全兄:リアルスティールが重賞3勝を「終いの直線が長い芝1800m」で挙げているように、プロディガルサンも「終いの直線が長い芝1800m」前後の条件でのパフォーマンスが安定しています。近走はマイルへの出走が多いですが、パフォーマンスは以前と同じく芝1800mには劣る印象があり、マイルからの距離延長ならパフォーマンスの向上が期待できます。多少の雨なら前週までの超高速馬場より末脚の重要度が上がる分、むしろプラスと考えられ(注:大雨の場合は道悪への不安が出そう)、レーン騎手の気を抜かせない騎乗にも期待。この馬を中心に狙ってみたいです。
適性チェック:(誤差の大きさに注意。 最終更新:19'谷川岳S 56.0kg)
ツナギはやや長い(胴は長さ普通)、太さ普通、角度普通。標準飛節。 標準的な芝の中距離~中長距離向き、血統は中長距離向き(??)で、標準的な芝の1800m◎↑??(マイル・芝2000m○-~▲+? 中長距離△↓↓?) 荒れ馬場・道悪▲?? 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)~E-? キレ:E-(甘め)~F? 持続力:E-~E-(甘め)? 総合力でE(甘め)~E-?相当 全兄:リアルスティールほか
ソウルスターリング
短評:(エプソムカップ2019 予想)
総合力に優れる千八巧者??
ここでの不安は、実力不足。
3歳春までは優れた完成度・総合力の高さを見せていました。しかし、3歳秋以降は成長が止まっていて、現状の総合力・実力は準OP 優勝~好走レベルにとどまっています。前週までの超高速馬場であれば(クイーンステークス2018 3着も高速馬場)、レース前半のスピードを生かせたかもしれませんが、週末の雨や外伸びへの変化はこの期待を打ち消す要素です。ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(最終更新:19'ヴィクトリアマイル 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚やや短い?)、やや太い(蹄もやや大きい)、角度普通。標準飛節? 重めの芝のマイル~1800m向き、血統は中距離向き(??)で、標準的な芝の1800m◎??(2000m○-?? マイル▲+??) 荒れ馬場▲+?道悪▲?(レース振りからマイナス修正) ゲート:▲↑?? 先行力:F?(※) 底力(=ハイペース耐性):F(甘め)? キレ:F(甘め)? 持続力:F? 総合力でE-(甘め)?相当 ※ 先行力を末脚に寄せて発揮可 大跳び
ソーグリッタリング(57.0kg)
短評:(エプソムカップ2019 予想)
底力・キレに優れるマイラー??
ここでの不安は、もっとも重い斤量×実力不足など。
急坂マイル向きの総合力に優れる馬ですが、末脚はややキレ(=トップスピードと急加速力)優位。メンバーで唯一かつもっとも重い斤量の57.0kgを背負えば、キレが鈍ると思われます。マイルの追走スピードでないと行きたがりやすいことも、外伸びが進みそうな芝1800m(≒前半>後半のラップを招く)では不安要素で、前走までに示した実力がOP特別の平均に届いていないことも不安要素。厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差の大きさ修正に注意。 最終更新:19'都大路S 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚少し短い)、やや太い、角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 重めの芝のマイル前後向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝のマイル◎?? 荒れ馬場○?道悪▲-?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)?? キレ:E-(甘め)?? 持続力:F?? 総合力でE-~E-(甘め)??相当 斤量少注(ややキレ優位)
tipmonaとは?