ラジオnikkei賞2019予想
ラジオNIKKEI賞 内枠を上位に。

軍神マルス
08期 予想歴21年

◎ディキシーナイト
  11着/2人気

○ブレイブメジャー7着/4人
▲マイネルサーパス2着/9人
△ギルマ16着/12人


★傾向分析★
2014年 タイム 1’45”9 (良) 1FAve=11.77 3FAve=35.30
テン34.2-中盤36.3-上がり35.4 『前傾・中弛み』
1着ウインマーレライ・・・マツリダゴッホ×Fusaichi Pegasus=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔14-e〕 2-3
2着クラリティシチー・・・キングカメハメハ×スペシャルウィーク=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔2-f〕 14-9
3着ウインフェニックス・・・スズカフェニックス×アグネスデジタル=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔12〕 7-3

2015年 タイム 1’46”4 (良) 1FAve=11.82 3FAve=35.46
テン35.0-中盤36.3-上がり36.1 『前傾・中弛み』
1着アンビシャス・・・ディープインパクト×エルコンドルパサー=ディープインパクト×キングマンボ〔16-a〕 10-6
2着ミュゼゴースト・・・バゴ×リアルシャダイ=レッドゴッド×ロベルト 〔2-f〕 3-2
3着マルターズアポジー・・・ゴスホークケン×Old Trieste=ストームバード×エーピーインディ 〔12-b〕 1-1

2016年 タイム 1’47”0 (良) 1FAve=11.89 3FAve=35.67
テン35.3-中盤36.7-上がり35.0 『一貫・中弛み』
1着ゼーヴィント・・・ディープインパクト×ブライアンズタイム=ディープインパクト×ロベルト 〔13-a〕 7-7
2着ダイワドレッサー・・・ネオユニヴァース×スウェプトオーヴァーボード=サンデーサイレンス×フォーティナイナー 〔9-c〕 3-3
3着アーバンキッド・・・ハーツクライ×Swain=サンデーサイレンス×レッドゴッド 〔4-r〕 14-11

2017年 タイム 1’46”6 (良) 1FAve=11.84 3FAve=35.53
テン35.3-中盤35.9-上がり35.4 『一貫・中弛み』
1着セダブリランテス・・・ディープブリランテ×ブライアンズタイム=ディープインパクト×ロベルト 〔13-a〕 3-2
2着ウインガナドル・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔7-c〕 1-1
3着ロードリベラル・・・ブレイクランアウト×フジキセキ=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔11〕 12-11

2018年 タイム 1’46”1 (良) 1FAve=11.79 3FAve=35.37
テン34.2-中盤36.8-上がり35.1 『前傾・中弛み』
1着メイショウテッコン・・・マンハッタンカフェ×Lemon Drop Kid=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔不明〕 3-3
2着フィエールマン・・・ディープインパクト×Green Tune=ディープインパクト×ニジンスキー 〔不明〕 10-13
3着キボウノダイチ・・・バゴ×ステイゴールド=レッドゴッド×サンデーサイレンス 〔1-n〕 1-1

 福島芝1800mの流れは、テンが速く上がりのかかる『前傾』や、中盤も比較的速い流れになりやすく持続型の『一貫』の流れになりやすい。
展開的には不利なのだが、好走馬の多くは4コーナー5番手以内が多く、「ローカルコースの鉄則」が活きやすいものと思われる。

 血統の傾向は、上記の流れからスタミナが問われやすいためか、欧州スタミナ型血統(=凱旋門賞好走血統)が走りやすい傾向。福島の馬場も欧州型のようで、中央開催よりも好走血統の傾向が違うのがポイント(=マイナーな地味目の血統の好走も多い)。
 またスタミナを問われるので菊花賞血統の好走が多く、菊花賞連対馬をだした種牡馬には要注意。また菊花賞好走血統=天皇賞春血統でも良いと思います。
 それから持続型の流れになりやすいことから、ミスプロ系、ノーザンテースト系、プリンスリーギフト系やレッドゴッド系などの大系統ナスルーラ系も好走しやすいように思います。

 ステップの傾向は、前走ダービー組が不振なこと。ダービー出走組はハンデが重いこと、またダービー出走が今までの目標だったことからの疲労が蓄積されていることなどが原因では?と思います。
前走1800mや2000mの条件戦やオープン戦からのステップ組が好走多し。

★予想★
ラジオNIKKEI賞のポイントは、
①コース形態から『前傾』や『一貫』といったテンの速い流れになりやすい。しかし3歳戦ということもあり『中弛み』も複合しやすい。
②「ローカルコースの鉄則」が当てはまりやすく、4コーナー5番手以内に位置した馬の好走が多い。
③欧州スタミナ型血統が好走しやすい。大系統ノーザンダンサー系(=リファール系、サドラーズウェルズ系、ニジンスキー系など)、ロベルト系、グレイソヴリン系などに注目。
④近走条件戦好走のハンデが軽めの勢いのある馬。ハンデの重い実績馬は割引すべし。
⑤中山芝コース好走実績はプラス要因。
⑥基本は内枠の先行馬。
⑦福島芝1800m好走実績にも注目。芝1800m実績が良い馬、福島芝コース好走実績がある馬にも注意。

◎ディキシーナイト・・・ダイワメジャー×ホワイトマズル=サンデーサイレンス×リファール 〔19〕
 前走スプリングS3着(=中山芝1800m:0.0秒差)。福島芝コースは(0-0-0-1)、芝1800m戦は(0-1-1-1)。
 ダイワメジャー産駒はサンデーサイレンス系で、力強いスピードを持ち、芝1600~2000mを得意とするマイラーや中距離型。フジキセキに近いイメージで、自身がダートを圧勝した実績もあるのでダートの得意な馬力型のタイプと、芝で鋭く斬れる脚を使うタイプと存在するはず。ダイワメジャー自身が中山芝コースで好走が多かったように、また古馬で本格化するまでは直線の長い東京芝コースや京都芝コースなどで最後につかまるレースが多かったことからも、キレよりもスピードの持続性能を活かしたレースに向くと考えますが、完成度は高い。本格化すると鋭く斬れる脚も使えるようになり(=父母父ノーザンテーストの成長能力で引き出される感じと思います)、現在本馬はその本格化モードで、鋭い差し脚も使える。また直線の短い中山・阪神芝コースでは1着も多いが、東京・京都芝コースになると勝ちきれずに2・3着になることが多い。母父ホワイトマズルはリファール系で、欧州型のスタミナ血統で淀みない流れの中長距離戦で高い能力を発揮する。スローペースの瞬発力勝負で負けても、厳しい流れならすぐに反撃する。前走が惨敗でも、展開が向けばあっさり好走する。この特性がホワイトマズルの真骨頂。
 No.〔19〕の牝系は、淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。分枝記号なしは、分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

○ブレイブメジャー・・・ダイワメジャー×サクラバクシンオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔3-l〕
 前走500万条件戦1着(=東京芝1600m)。福島芝コースは初で、芝1800m戦も初。
 ダイワメジャー産駒はサンデーサイレンス系で、力強いスピードを持ち、芝1600~2000mを得意とするマイラーや中距離型。フジキセキに近いイメージで、自身がダートを圧勝した実績もあるのでダートの得意な馬力型のタイプと、芝で鋭く斬れる脚を使うタイプと存在するはず。ダイワメジャー自身が中山芝コースで好走が多かったように、また古馬で本格化するまでは直線の長い東京芝コースや京都芝コースなどで最後につかまるレースが多かったことからも、キレよりもスピードの持続性能を活かしたレースに向くと考えますが、完成度は高い。本格化すると鋭く斬れる脚も使えるようになり(=父母父ノーザンテーストの成長能力で引き出される感じと思います)、現在本馬はその本格化モードで、鋭い差し脚も使える。また直線の短い中山・阪神芝コースでは1着も多いが、東京・京都芝コースになると勝ちきれずに2・3着になることが多い。母父サクラバクシンオーはプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号lは、クラシックで特注の記号で、能力が高くトップクラスのポテンシャルを秘めていて、成長力も豊富。

▲マイネルサーパス・・・アイルハヴアナザー×タマモクロス=フォーティナイナー×グレイソヴリン 〔4-r〕
 前走ダービー11着(=東京芝2400m:1.6秒差)。福島芝コースは(1-0-0-0)、芝1800m戦は(2-0-1-0)。
 アイルハヴアナザー産駒はフォーティナイナー系で、牡馬はダート中距離型、牝馬はダート短距離型と明確に分けられ、牡馬は中山ダート1800m、牝馬は中山ダート1200mを得意とし、中山との相性は極めて良い。東京も走るが、中山ダート1800mで勝ち上がった馬の東京ダート1600m変わりの過剰人気は疑ってかかるのが賢明。勝ち鞍の大半が下級条件で稼いだものだが、経験を重ねることによって力をつける産駒が出そうな雰囲気はある。芝は大半が2歳時の勝ち鞍だが、時々穴をくらわすことがあるので安易に取り扱わないこと。芝の新馬戦を勝ち上がった馬の直後の2歳Sは要注意。母父タマモクロスはグレイソヴリン系で、ハマるとカミソリの瞬発力で突き抜ける一方、不発もたびたび。グレイソヴリン系の宿命だが、古馬の成長力はよく知られるところ。手堅く狙うならローカル条件戦。直線平坦が一発が多い。競馬場の得手、不得手があり、コース実績に注意。
 No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号rは、あらゆる条件を平均的にこなすタイプ。様々な経験が活きやすいタイプでもある。

△ギルマ・・・ハービンジャー×サンデーサイレンス=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔23〕
 前走500万条件戦山藤賞1着(=中山芝1800m)。福島芝コースは初、芝1800m戦は(0-2-1-0)。
 ハービンジャー産駒はダンチヒ系で、得意コースに特徴が出ていて、洋芝の札幌芝1800m、内回り急坂の中山芝2000mや阪神芝2000mと、欧州血統らしく切れ味勝負になりにくい舞台が並ぶ。上がり33~34秒台の鋭い脚を使う馬も珍しくないため、凡庸な欧州ジリ脚血統とは違う様子。スローの新馬をあっさり勝ち上がった後、格上げ戦のペースアップや距離短縮に適応出来ず、不発に終わる馬も多数。1番人気では、芝1800m以上なら抜群に安定するが、1600m以下なら危ない。前半ゆっくりなら大丈夫、前半速いと危ないという言い方も可能。距離延長は歓迎で、多分ベストはスローの長距離。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
 No.〔23〕の牝系は、スタミナとスピードに優れた牝系。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。


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