小倉記念2019予想
Grey Sovereignに合う高速ロングスパート

あみー
14期 予想歴11年

◎メールドグラース
  1着/1人気

○アイスバブル7着/3人
▲ノーブルマーズ3着/5人
△アドマイヤアルバ12着/13人
×アイスストーム
×タニノフランケル


小倉記念はコース形状などから中弛み風味かつ前掛かりの一貫ラップになりやすく、持続力優位の総合力上位馬の期待値が高いレース。
 キレ優位の馬の期待値が低いこと、トニービンなど欧州型の末脚が生きやすいこと...などに注意。(金曜現在の予想)

 ◎ メールドグラース
 ○ アイスバブル
 ▲ ノーブルマーズ
 △↑ アドマイヤアルバ

買い目はなるべくシンプルに。
馬連:◎○▲△



△↑ 8-12 アドマイヤアルバ(54.0kg)
短評:(小倉記念2019 予想)
 底力・持続力に偏った中距離馬~千八巧者??
 ここで見直したい理由は、急加速力不足を補える条件での走り。
 父は芝のスタミナタイプ×母系のダート色の強さ(=父:ハーツクライ×母父:Bernstein・その父:Storm Cat×母母父:Silver Deputy)通り、2勝はいずれも稍重馬場×仕掛けどころが下り坂のコース。キレ(=トップスピードと急加速力。特に後者)不足が弱点で、それを補えたレースでは重賞~OP特別(※)でも好走~善戦しています。小倉芝2000mはその長い下り坂などで急加速力不足を補いやすいため、重賞で好走~善戦している京都外回りよりパフォーマンスを上げやすいのでは。マイル重賞で善戦できるスピード、足回りの特徴だけならダート馬のようパワフルさ...なども、小倉芝2000m(=テン(~全体的なペース)が早くなりやすく、トップスピードの重要性が低くなりやすい)向きだと思われ、相手候補としてマークしたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'谷川岳S 56.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、やや太い、やや立ち。直飛節。 重めの芝の中距離向き、血統は1800m前後向き(??)で、重めの芝の2000m◎??(1800m○??) 荒れ馬場・道悪○?? 先行力:G+?? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)?? キレ:F-(甘め)?? 持続力:E-?? 総合力:E(甘め)~E-??相当


※ 急加速力不足を補えたと思われる重賞~OP特別

京都金杯2019(35.3-24.4-35.2 =1'34"9非常掛↓↓??)
 中弛みラップかつ時計の掛かる「馬場&決着」。仕掛けどころが下り坂×時計の掛かる馬場

オクトーバーステークス2018(37.2-47.6-34.4 =1'59"2良湿↑・早↑??)
 テン>>上がりかつテン→上がりへと徐々に加速するラップ。スローでキレ負けも、中盤(~上がり)の早さで持続力を発揮。

京都新聞杯2018(34.7-37.0-24.7-34.6 =2'11"0少早??)
 超高速中弛みラップ。通過順11-11-10-5で、展開上不利な外をマクリながら持続力を発揮。



---------- 以下、プレ予想 ----------

小倉記念はコース形状から中弛み風味かつ前掛かりの一貫ラップになりやすく、持続力優位の総合力上位馬の期待値が高いレース。
 小倉記念の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


メールドグラース、アイスバブル、アイスストーム(前走の回顧)、タニノフランケル、ノーブルマーズ、カデナまで追加(7/28 21:07)



結果から考える狙い方「小倉記念」
[期待値:E-?]=展開の幅広さ、緩急の大きい展開(=期待値ダウン)などに注意。
多頭数での不利、イン突きなど好騎乗による着順アップに注意

 ○:持続力優位の総合力上位馬
   → 先行力:E~E-↑? 底力(=ハイペース耐性):E~E-↑? キレ:F~F-↑? 持続力:E~E-↑?(2つ以上)
   (期待値は「持続力≧先行力 > キレ」
     → 先行~中団から長くいい脚を使える馬が有利。 キレ・急加速力は重要度が低い。
    先行力:G+?以下の場合、信頼性ダウン。
     → 後方や大外から差すには、前後・内外の不利が大きくなりやすい。
       馬場の耐久性向上などから。大外や後方からのバテ差しが効き難くなる)

 注:枠順の影響=内外フラット?
   (適性・能力の有無の方が影響大きい?)
 注:斤量差の影響=±普通?
   (時計レベルに依存し、上がり5~6Fの末脚を相対的に増減)
 注:平坦巧者・リピーターの巻き返し、パワータイプのパフォーマンス低下
   (平坦巧者・リピーターは、長距離や京都の中長距離以上、新潟外回りや東京など長い直線での実績に注目。
    パワータイプは、馬場適性がズレやすく&平坦でのキレで劣りやすい)


 コース形状(テン2F平坦、1角手前から1・2角中間まで上り、1・2角中間から4角後半までほぼずっと下り、3~4角はスパイラルカーブ、終い2Fは平坦)から中弛み風味かつ前掛かりの一貫ラップ(1・2角の中間・坂の頂上前後でギアチェンジあり)になりやすく、持続力優位の総合力上位馬の期待値が高いレース。
 キレ優位の馬の期待値が低いこと...などに注意。



メールドグラース(想定ハンデ:57.5kg)
短評:(小倉記念2019 予想)
 持続力優位の末脚に優れる中距離馬??
 ここでの不安を強いて挙げるなら、他馬との斤量差。
 持続力優位でキレ(=トップスピードと急加速力)も補完した末脚は小倉記念・小倉芝2000m(=1・2角の中間・坂の頂上前後でギアチェンジ→その後、長い下り坂とスパイラルカーブの3・4角で高速ロングスパート)にピッタリ。メールドグラース自身に不安はありません。他馬との斤量差がキレを削ぐ心配があるくらいです。人気でも期待値が高いのでは。厩舎の先輩トウケイヘイローに続く、サマー2000シリーズでの活躍を期待します。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'鳴尾記念 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、やや太い、角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節。 重めの芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝の2000m~2200m◎?? 荒れ馬場○??道悪▲-?? 先行力:F-?? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:E-(甘め)?? 持続力:D-?? 総合力でD-??相当 おじ:グラスボンバー



アイスバブル(想定ハンデ55.0kg・前走比+1.0kg/小柄)
短評:(小倉記念2019 予想)
 底力・持続力に優れる中距離~中長距離馬??
 ここでの不安は、ありません。
 目黒記念2019(=超高速馬場×ほぼ一貫ラップ・非常に早いペース)では重賞初挑戦ながら2着に好走。底力(=ハイペース耐性)・持続力優位の末脚に加えて、高速馬場向きのキレ(=トップスピードと急加速力)まで補完しています。この能力の特徴は小倉記念(≒高速ロングスパート勝負になりやすい)にピッタリで、小倉記念で実績を上げ続けている池江泰寿厩舎(※)の仕上げにも期待。人気でも上位に評価したいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'目黒記念 54.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統はマイル~中距離向き(??)で、軽めの芝の2200m前後◎??(1800m▲??) 荒れ馬場・道悪▲-??(小柄な馬体からマイナス修正) 先行力:F-?? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:F?? 持続力:E(甘め)?? 総合力:E(甘め)??相当 斤量注(小柄) 全兄:グリュイエール、おじ:マウントロブソン、ポポカテペトル

※10年以上同じ事を言っているレース - 亀谷敬正 | 競馬コラム
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=41026
『小倉記念も有馬記念のように意欲を見せるレースで、過去10年でも管理馬をのべ12頭送り込み、のべ5頭が連対。7頭が掲示板に載る驚異の成績。』
さらに、直後の小倉記念2018では3頭出走させてサトノクロニクル=2人気2着、マウントゴールド=5人気3着と好走(ストロングタイタン=4人気12着も心房細動との診断)。



アイスストーム(想定ハンデ54.0kg)
短評:(垂水ステークス2019 回顧)
 中団後方から外差し。前後かなり有利、高速馬場×展開と能力適性がやや一致?? 非SS系 かつ Mr. Prospectorのクロスが強い血統(父:Storming Home(英)×母父:Red Ransom×母母父:Summer Squall・その父:Storm Bird。クロスにMr. Prospector 21.88% 3x4x5ほか)通り、全体的なスピードをワンペース気味の末脚に変化させた能力を持つようです。キレ・急加速力の裏付けはやや弱く&成長を期待しづらいため、小倉記念・小倉芝2000m(=ギアチェンジしてからのロングスパート勝負になりやすいコース形状)より小倉日経オープン・小倉芝1800m(=ギアチェンジが小倉芝2000mより小さい)の方が能力を発揮しやすそう。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'垂水S 55.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の1800m前後◎?? 荒れ馬場・道悪?? 先行力:G+?? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)?? キレ:F(甘め)?? 持続力:F?? 総合力:E-(甘め)??相当 平坦○??(前脚の動きから) 祖母:Storm Song(米)(いとこ:Order of St George(愛)、ミッドサマーフェア)



タニノフランケル(想定ハンデ55.0kg/逃げ・番手+軽斤量で複数回好走)
短評:(小倉記念2019 予想)
 パワー・持続力・底力に優れる中距離馬??
 ここでの不安は、先行力+キレ・急加速力不足。
 小倉芝2000mは小倉芝1800mよりテンが早く&1・2角中間の坂の頂上でギアチェンジが大きくなるため、先行力・キレ(=トップスピードと急加速力)とも要求度が高くなりやすい傾向があります。これはタニノフランケルにとって非常に厳しい傾向(※)で、ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差の大きさに注意。 最終更新:19'七夕賞 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚少し長い)、太い、角度普通。直飛節気味。 重い芝の中距離向き、血統は中距離向き(??)で、重い芝の2000m前後◎?? 荒れ馬場・道悪○??(レース内容から道悪にプラス修正) 先行力:F(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E-?? キレ:F-(甘め)?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力:E-??相当 斤量少注(逃げ・番手+軽斤量で複数回好走) 母:ウオッカ


※ 逃げ・番手から好走も、テンのスピード・先行力はそれほど高くない。キレ(=トップスピードと急加速力)は重賞レベルでは裏付けが弱い。欧州色の強い血統から、いずれの能力も成長や未知数のプラスを期待しづらい。



ノーブルマーズ(想定ハンデ56.0kg)
短評:(小倉記念2019 予想)
 底力・持続力に偏った中長距離馬??
 勝率を下げる要素は、キレ・トップスピード不足。
 血統(父:ジャングルポケット×母父:Silver Hawk×母母父:Table Play、その祖父:Princequillo)通りスタミナに偏った能力を持っていて、高速馬場の小倉芝2000mではキレ・トップスピード不足の不安があります。一方で、小倉芝2000mはノーブルマーズのスタミナに偏った能力を生かしやすいコース形状でもあり、展開と位置取りがピッタリ嵌まれば巻き返す可能性も。斤量差からメールドグラースを逆転するのは難しそうですが、3着内候補の1頭としてマークしても。
適性チェック:(誤差・マイナスに注意。 最終更新:19'宝塚記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。標準飛節? 標準的な芝の中距離向き、血統は中距離向き(??)で、標準的な芝の2500m◎??(2200m○??) 荒れ馬場▲?道悪▲-? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E~E(甘め)? キレ:F-? 持続力:E-? 総合力:E(甘め)?相当



カデナ
短評:(小倉記念2019 予想)
 ややキレ優位の末脚に偏った中距離馬??
 ここでの不安は、過剰なパワー+持続力不足。
 弥生賞2017を優勝したときは460kgだったカデナも、好走した近2走の平均馬体重は480kg。その近2走がいずれも額面の上がりが掛かるレースだったようにパワー指向が強まっています。高速馬場の小倉芝2000mで好走するにはパワーが過剰でトップスピードが不足すると思われます。さらに、持続力の裏付けは弱いまま&母系の米国色の強さからロングスパート勝負への適性も低いと思われ、ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差の大きさ&マイナス修正に注意。 最終更新:19'巴賞 56.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い?太さ普通?角度普通(蹄は寝る)?直飛節気味? 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の2000m前後◎?? 荒れ馬場▲??道悪▲-?? 先行力:G+(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E-(甘め)? 持続力:F?? 総合力:E-?相当 斤量少注(ややキレ優位) 半兄:スズカコーズウェイ


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >