菊花賞2019予想

ヨルゲンセン
16期 予想歴11年

◎ヴァンケドミンゴ
  17着/17人気

○ナイママ14着/18人
▲レッドジェニアル6着/7人
△ホウオウサーベル11着/5人


菊花賞の位置取り指数ランク

シフルマン 10.6 A
ホウオウサーベル 8.6 B
サトノルークス 8.0 B
ザダル 8.0 B
ナイママ 7.1 B
ヴェロックス 6.3 C
ユニコーンライオン 4.2 C
タガノディアマンテ 3.5 C
カウディーリョ 2.7 C
ワールドプレミア 2.3 D
レッドジェニアル 2.3 D
ニシノデイジー 1.4 D
カリボール 1.1 E
ヴァンケドミンゴ 0.7 E
ディバインフォース 0.0 E
ヒシゲッコウ 0.0 E
メロディーレーン 0.0 E
メイショウテンゲン 0.0 E


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いつも通りの解析はしましたが、
どこまでアテになるかは分かりません。
一応、解析の詳細は以下にあります。

↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/slimbenachour/archives/19829454.html
↑↑↑

予想は、血統やデータ等含めて考えたいので、
解析はそこそこの扱いまでにしようかなというところです。
まぁ、そうやって解析を軽視すると解析通りに来たるするんですケドね。。w


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私の考える昔ながらの菊花賞らしい血統
というのは、今ではあまり好走しなくなりました。
なので、そこに固執するのは予想法としては愚策かも知れません。

しかしながら、
今年の京都は多少馬場がタフかも知れませんので、
今回も、そういう血統的な視点は一応考慮に入れたいと思っています。


登録メンバーを見渡して
一番菊花賞らしいと思ったのは
ナイママ
ダノンバラード×ジャングルポケット×ブライアンズタイム

コレが一番。
というか
唯一目を引きました。


次点は
オルフェーヴル×キングカメハメハ×トニービン の
タガノディアマンテ
でしょうか。

単純なトコでいくと、、
ロベルト探しは厳しそうなので
トニービン探しをするとして
父ルーラーシップのヒシゲッコウ、ヴァンケドミンゴ。
父ハーツクライのホウオウサーベル。
辺りでしょうか。
ジャスタウェイもその父がハーツクライなので、
カリボール、ヴェロックスも一応該当します。


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血統は色々な見方があるので、
菊花賞の血統予想も多種多様だとは思いますが、
私が血統を見るにあたっては、以下の観点を重視しています。

結局のところ、
スタミナの裏付けが欲しいワケですが、
このレースは、コテコテのヨーロッパの血が走るワケでもないんですよねぇ。。
だから、サドラーとかミルリーフみたいなヨーロッパの主流は欲していないんです。
一昔前から日本の主流に存在するスタミナ要素というのがポイントだと考えています。
例えばダービー馬も出せるような血でありながら
スタミナの裏付けもある血統。
『日本の』長距離GⅠを走れる血。
ただ重厚であれば良いとは思いません。

さらに言えば、最近の菊花賞はどんどん重厚さのウェイトが軽くなってきていますから、
むしろ重厚過ぎてはマイナスであるとも言えます。
直線のスピード性能は必ず要求されるので、
よっぽどタフな馬場・展開にならない限りは、
スピードの裏付けも必要になります。
(場合によってはスタミナ以上に)
なので、実際は菊花賞要素がスパイス的に少し入っていれば十分です。

その観点から言えば、ナイママなんかはスピードの裏付けが弱い気もしますが、
『マイナー種牡馬』というのも昔からの菊花賞の血統ポイントで、
ミスキャストとか、ヤマニンセラフィムとか、
以前は好走してましたからね。
18番人気であれば、評価しても良いだろうと考えています。


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一番人気のヴェロックスはジャスタウェイで、
前述の通り辿ればハーツクライですから、
当然トニービンが入っています。
データ的にも有力で、
単純に春からのGⅠ実績を考えても安定感は一番でしょう。
ジャスタウェイ自体が種牡馬としてどうかというのはありますが、
母系にスタミナの裏付けはありますし、全体としては悪くないかと。


ワールドプレミアは
なんというか、フツー。。
ディープ×アカテナンゴ ねぇ。。
もちろん悪くありません。
フツーに買える血統。
神戸新聞杯3着で、
好走してなんら不思議無い馬ですが、
この人気で、買いたいとかは微塵も感じない馬。


ニシノデイジーは、セントライト記念で狙ってたので、、
そういう意味でも遺恨が残っている馬。
血統的には母系にニシノフラワーで、スピードの要素が強そう。
母父もアグネスタキオンでマイル以下の指向性が高いスピード性能を内包している印象ですが、
ニシノフラワーにはハイペリオン系のセイウンスカイを付けていていて、
スタミナの裏付けもあるにはあるようで、
ハービンジャーは距離延長の鬼ですし、
人気が何ともですが個人的には買いたい要素が強い馬です。
東スポ杯勝ち馬は、まぁまず間違いなく出世するので、
ココが無理でもどっかで大成するでしょう。(と思いたい)


ヒシゲッコウは、なんでこんなに人気してるんだ って思ったんですが、、
まぁ血統は菊花賞らしいと書いた馬。
データ的にも悪くなく、ラップ適性もCパターン基準でいうと良好ですが
この人気で食指が伸びる感じではないですかねぇ。。


ホウオウサーベルは、菊花賞らしい血統だと評価した馬で、
ラップ適性もCパターン基準なら◎です。
前走の評価も良さそうでしたし、、データ的にも有力です。
まぁまぁ人気してますが、このぐらいなら買いたいかなと思います。


ザダルは、枠も良く、ラップ適性もCパターンなら○で
前哨戦3着ですし、父のトーセンラーは京都の鬼でしたし、
菊花賞は、マイナー種牡馬が来るという話もありますんで、
割と買い要素に溢れていますが、
セントライト記念経由で来た関東馬はずっと馬券になってないんですよねぇ。。
買いの要素は多いんですが、個人的にはあまり興味が湧かない馬です。


レッドジェニアルは、キンカメ×マンカフェで
フツーにありそうですが、実際問題どう評価して良いか悩む血統。
神戸新聞杯は競り落とされてしまいましたが、
同じ京都外回りかつ非根幹距離の京都新聞杯の勝ちは
内容如何を無視しても評価できます。
程良い人気ですし、個人的には買いたい馬です。


サトノルークスは、前走でも穴で走りそうと思っていましたが、
母方が重厚で、ココでも走りそうではあります。
菊花賞らしいかというと、私はそうは思いませんが、
セントライト記念好走の関西馬ですし、データ的にも良好。


ユニコーンライオンは、
ストームキャット - ヘネシー - ヨハネスブルグ - スキャットダディ
という父系ですから、およそ菊花賞らしくはないですが、
母父は秋華賞で走ったシゲルピンクダイヤと同じハイシャパラルですんで
一応母方でスタミナ補填はされていそうです。
ラップ適性でもCパターンは★ですが、
個人的にはあまり買いたいとは思わないですかねぇ。。


カウディーリョは、キンカメ×サンデーの王道血統で、母ディアデラノビアなので良血ですが
菊花賞という観点から見ると特筆すべき印象は特に受けず。。
条件戦上がりの馬ですが、
そこを勝利しての臨戦でもタイム差なしだと馬券にはならないので
データ的にも割と微妙です。


メロディーレーンは、エラく小柄な牝馬というコトで話題を集めているらしく
単・複は売れまくってるそうですが、、どうなんでしょうかw
条件戦上がりの馬は2勝クラスを勝ってきているのが殆どの中、
この馬は1勝クラス勝ちからの臨戦です。
母のメーヴェはヨーロッパの超主流血統だったので現役時代割と注目していて、
その重厚な母にオルフェーヴルですから、菊花賞を走る血統的な下地はありそうですが、
好走できるだけの能力的な裏付けがあるかは分かりませんw
ココがもし無理でも何とか勝ち上がって、
是非凱旋門賞を走って下さいw


カリボールは、ジャスタウェイ×バクシンオーで、およそ菊花賞らしくない血統ですが、
ラップ適性解析ではかなり良い評価が下されているようで、、
コレはどう考えたらイイんでしょうかw
個人的にはあまり食指は伸びませんが。。w


タガノディアマンテは割と好きな馬でして、毎度重賞では程々の結果までですが、
血統は、菊花賞らしいと評価した馬です。
戦績がアレですが、データ的には消すほどではなく、
個人的には買いたい方ですかねぇ~。


シフルマンは、位置取り指数の示唆からは逃げ想定で、
そうなると逃げ馬に厳しい菊花賞ではどうなんだという話になります。
ハービンジャー自体は菊で結果が出てないですが、
ニシノデイジーの所で書いた通り、距離延長の鬼ですから、
その点では注目できますし、牝系にファビラスラフインがいて良血でもあります。


メイショウテンゲンは、前走でも解析で高評価されていましたが、
今回も、同様に高評価です。
ディープ×フレンチデピュティ―×サドラー で、
可もなく不可も無い印象ですが、母メイショウベルーガですし良血と言えるでしょう。
データ的には厳しげですが、個人的にはこういう馬に走って欲しいですね。


ディバインフォースは、ワークフォース×ゼンノロブロイ というのが目を引きますが、
それが良いかと言われれば何とも言えません。
前走、条件戦で負けているのもあって、データ的には厳しげです。


ヴァンケドミンゴは、、なんでこんなに人気無いんですかね?
血統は、菊花賞らしいと評価した馬のウチの1頭です。
前走で条件戦を負けて来ているというのはデータ的に厳しいところですが、
唯一3勝クラスに挑戦しての結果ですし、
去年のセントライト記念4着馬から0.1秒差の3着です。
ラップ適性もCは無印ですがA・Bは良好です。
何はともあれ、この人気なら猛然と買いでしょう。


ナイママは、この人気もまぁ頷けるんですが、血統的には一番菊花賞らしいと評価した馬。
前哨戦は掲示番外ですし、セントライト記念経由の関東馬で、
データ的には厳しい部分が多いですが、
レッドジェニアルの所で触れた京都新聞杯は悪くなかったようですし、
この人気なら十分買う価値はあるかと。


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tipmonaとは?

菊花賞2019回顧
まぁ血統

ヨルゲンセン
16期 予想歴11年

次走危険:ディバインフォース
次走危険:メロディーレーン



ガチガチも爆荒れも有り得るなぁ~
と思っていた戦前。
終わってみれば
人気馬と妥当な穴が走るという結果に。
妥当な穴て何やねん
と思われるかも知れませんが、
私が思う 妥当な穴 ですw

アレコレと色々考えましたが、
結局、手元のデータの絞り込みで残った上位5頭で獲れる結果でした。
(5,7,13,14,15)

ただ、やはり今回も
注目したのは血統だったんですよね~


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今回は予想段階で久々に血統について長々語りましたが、
18番人気・17番人気を指名して
結果は なんのこたぁなかったです;

菊花賞というレース自体は
欧州指向性がモノをいうワケではないと今でも思っていますが、
今回の馬場は確実に欧州指向性だったんだろうと思います。
今開催の京都の馬場 と言っても良いかも知れませんが。


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ドレッドノータスは個人的にはラップ適性で獲りましたが、
京都大賞典は連対馬が人気薄のハービンジャーとルーラーシップ

秋華賞は、バゴが勝ち
ハイシャパラルがBMSとして人気薄のダイワメジャーを芝2000mGⅠで馬券圏内まで連れてきました。

そして菊花賞。
上位2頭は共にディープですが
母父がアカテナンゴのワールドプレミアと
母がサドラー×ネヴァーベンドのサトノルークス
更には
あわやの4着が
ワークフォース×ゼンノロブロイの ディバインフォース
続く5着が
母がヨーロッパの超主流配合のメロディーレーン

つまり、そういうコトですw


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人気薄の馬の話をすると

予想段階で、
サトノルークスについては
走りそうだが、菊花賞らしいワケではない。
と書きました。

ディバインフォースについては
ワークフォース×ゼンノロブロイ
という配合が目を引くが、
それが良いかと問われれば それは分からない
というようなコトを書いたと思います。

メロディーレーンについては
母メーヴェに現役時代から注目していたと書きました。
モティヴェイター×シャーリーハイツ
つまり
サドラーズウェルズ系×ミルリーフ系
というヨーロッパの超王道血統で
重賞クラスまで上がって来ていたからです。
メロディーレーンは、
その母にオルフェーヴルなので、
菊花賞を走る血統的下地はありそう
と書きました。
勝ち上がって凱旋門走ってくれや
とも書きましたw


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今回、実績馬が比較的手薄な印象で、
条件戦上がりの馬が多数おり、
一部はそれなりに人気もしておりました。
今年の条件戦はレベルがどうなんだという話はありましたが、
それはともかくとして
そこからの臨戦の馬は、
多くが2勝クラスを勝っての参戦。
そのウチ1頭は、3勝クラス3着からでした。
ただ2頭のみ、
2勝クラスを負けての臨戦と
1勝クラスを勝ちあがっての臨戦で
それが、
アドマイヤ2頭の回避を受けて出走が決まった
今回の4・5着馬だったワケですね;;

まぁコレが血統です。。

馬券になってない馬のコトをどれだけ語るんやという話ですが、
人気や実力はともかく
格で言えば最も下だった2頭が
他馬を退けて4・5着に突っ込んでくるワケですからね。

もちろん、予想も回顧も結局はこじつけなので
展開やらラップやら距離適性その他何ででも理由づけはできるのかも知れませんが、
血統屋からしたら
コレぞ血統 ですよ。


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くだくだと 血統スゲー について語っているようですが
結局何が言いたいかと申しますと、
馬場傾向です。

菊花賞の当日は、
もちろん雨の影響があったと思いますが
それでも、晴れ・良 発表ですからね。

同じ雨が乾いた環境でも
東京と明確に違っていましたから。

必ずしも菊花賞向きとは言えない血統
(というのは私の主観ですが)
なおかつ最も格下
にも関わらず
そんな馬をGⅠで掲示板に載せる馬場。

もう既に3週過ぎてしまいましたが、
来週以降も注視したいところです。


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