エリザベス女王杯2019予想
古馬は牝馬限定重賞で勝てずとも好走を続ける馬を

あみー
14期 予想歴11年

◎ウラヌスチャーム
  11着/6人気

○ラッキーライラック1着/3人
×ラヴズオンリーユー
×スカーレットカラー


コース形状などから中弛みからの上がり4Fのミドルスパート勝負になりやすく、やや持続力優位で末脚上位の中距離馬の期待値が高いレース。
 古馬はマイル~芝1800mの牝馬限定重賞で勝てずとも好走を続けるタイプ(≒キレ・急加速力で見劣るタイプ)の期待値が高くなること...などに注意。(金曜現在の予想)

 ◎ ウラヌスチャーム
 ○↑ ラッキーライラック

買い目はなるべくシンプルに。
単勝:◎○
ワイド・馬連:◎-○



○↑ 1-2 ラッキーライラック
短評:(エリザベス女王杯2019 予想)
 パワー・全体的なスピードに優れる千八巧者~マイラー??
 ここで見直したい理由は、重いギアが生きそうな条件替わり。
 父:オルフェーヴル×米国色の強い母系通りパワーと全体的なスピードに優れた能力をマイル~1800mで発揮していますが、キレ(=トップスピードと急加速力)と持続力の裏付けはやや弱いままで、末脚・特にキレの重要度が高い条件では人気を下回りやすくなっています。しかし、エリザベス女王杯(京都芝2200m・外×重い負担斤量)なら前々の位置からロングスパートに持ち込むこと(≒近2年のクロコスミア)で、全体的なスピードを生かしつつトップスピード不足と急加速力不足を同時に補うことが可能。マイル指向のキレが鈍りやすい条件替わりなので、距離に未知数を残しつつも評価を見直したいです。
適性チェック:(最終更新:19'府中牝馬S 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや太い、やや立ち。曲飛節。 重めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、重めの芝の1800m◎??(マイル○??) 荒れ馬場・道悪○?? 先行力:E(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:F?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力:E??相当



---------- 以下、プレ予想 ----------

エリザベス女王杯はコース形状などから中弛みからのミドルスパート勝負になりやすく、やや持続力優位で末脚上位の中距離馬の期待値が高いレース。
 エリザベス女王杯の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


▲ラヴズオンリーユー、△クロノジェネシス、ラッキーライラック、スカーレットカラー、△クロコスミア、ゴージャスランチ、ポンデザール、◎ウラヌスチャームまで追加(11/03 15:33 ○は未定)



結果から考える狙い方「エリザベス女王杯」
[期待値:E-(甘め)?]=展開の幅広さに注意。
好走に必要な総合力の目安は...
 古馬はE(甘め)相当(≒牝馬限定G2~G3で好走、OP特別好走)
 3歳はE-相当(≒オークスや秋華賞好走、準OP優勝~好走)

 ○-:やや持続力優位で末脚上位の中距離馬
   → 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)~E-? キレ:E-~F↑? 持続力:E(甘め)~E-?
   (≒芝1800m以上での重賞~OP実績上位馬。
     → 京都記念より若干短い距離での実績で可。
       牝馬は牡馬より短い距離向きの馬が多いため。背丈や脚の長さの比較から。
    期待値は「持続力 ≧ 先行力 ≧ キレ」。
     → スロー・中弛みからのミドルスパート勝負になりやすいため。
       +仕掛けどころが下り坂+牝馬限定重賞では負担斤量がもっとも重いため。
    先行力:G+~G?以下の場合、期待値ダウン。
     ≒ 多くの展開で前後・内外が不利になりやすい)

特注:斤量差の影響=±やや大きい?
   (3歳馬と古馬の斤量差、独特な斤量設定から。
    3歳=54.0kg。3歳G1=55.0kgより軽い。
     → 逃げ・先行馬や小柄な馬の期待値アップ。3歳は格上挑戦で好走する場合も。
    古馬=56.0kg。牝馬限定重賞では負担斤量がもっとも重い。
     → 逃げ馬や持続力優位の馬はキレ不足を補いやすく、期待値アップ。
       キレ優位の馬は期待値ダウン。古馬の格上挑戦は苦戦しやすい)
 注:枠順の影響=±内枠やや有利・外枠やや不利?
   (コース形状+やや起こりやすい展開から。 馬場傾向による変化に注意)
少注:平坦巧者や加速に時間が掛かる馬
   (≒リピーター。 牝馬限定重賞で勝ちきれないも好走を続けるタイプ)


 コース形状(残り約6Fから上り→3角進入後・残り約4Fから下り→直線平坦)などから中弛みからのミドルスパート勝負になりやすく、やや持続力優位で末脚上位の中距離馬の期待値が高いレース。
 古馬はマイル~芝1800mの牝馬限定重賞で勝てずとも好走を続けるタイプの期待値が高くなること...などに注意。

珍しい展開:
2016年 勝ち馬:クイーンズリング
 スロー・中弛みからの上がり勝負で、キレ優位+内を回った馬でワンツー。持続力の要求度が例年より低く、前年好走馬・リピーター候補が全滅という結果に。



▲ ラヴズオンリーユー(54.0kg・前走比-1.0kg/やや小柄+ややキレ優位)
短評:(エリザベス女王杯2019 予想)
 ややキレ優位の末脚に優れる千八巧者??
 ここでの不安を強いて挙げるなら、距離の長さ。
 全兄弟の好走距離が芝1800m前後に集まっていること、ラヴズオンリーユーの足回り・胴の特徴が少しマイル寄りであること、オークス2019がハイペースの高速決着だったこと...などから、京都芝2200m・外ではマイル~芝1800m寄りのスピードが強すぎ、距離の長さ・持続力(≒距離延長への適性)不足から末脚が甘くなる心配があります。軽い54.0kgの斤量は「やや小柄+ややキレ優位」の特徴からプラス要素、時計の掛かる馬場・決着はスピードの優位を削ぐマイナス要素で、人気に見合う勝率を疑ってみたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'オークス 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚少し短い~普通)、太さ普通、角度普通。標準飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統は1800m前後向き(??)で、標準的な芝の1800m◎前後??(※古馬基準) 荒れ馬場・道悪▲?? ゲート:▲-?? 先行力:G+(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-?? キレ:E-?? 持続力:F(甘め)?? 総合力:E-↑??相当 斤量注(やや小柄+ややキレ優位) 全兄:リアルスティールほか



△ クロノジェネシス(54.0kg・前走比-1.0kg/小柄)
短評:(秋華賞2019 回顧)
 展開と適性(能力+距離)がやや一致?? 中弛み風味の極端な前傾ラップを序盤は少し控えつつ中盤から押し上げる競馬をしたことで、やや持続力優位の末脚を発揮できたと思われます。エリザベス女王杯では斤量が有利(小柄な馬体+古馬との斤量差)&やや持続力優位の末脚が向きそうですが、高速マイルへ対応できるスピード、気性的に難しい父:バゴ、母系のスピード色...などから距離不安に注意したいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'秋華賞 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い or 後脚やや長い?)、やや細い、角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節? 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、軽め~標準的な芝の1800m前後◎?? 荒れ馬場・道悪▲-?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)?? キレ:F(甘め)?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力:E-(甘め)??相当 斤量注(小柄↑) 急坂▲+??(やや頭高い) 半姉:ノームコア、ハピネスダンサー(3代母:Rustic Belle(米))



ラッキーライラック
短評:(エリザベス女王杯2019 予想)
 パワー・全体的なスピードに優れる千八巧者~マイラー??
 ここでの不安は、末脚不足+距離の長さ。
 父:オルフェーヴル×米国色の強い母系通りパワーと全体的なスピードに優れた能力をマイル~1800mで発揮していますが、キレ(=トップスピードと急加速力)と持続力の裏付けはやや弱いままで、直線平坦替わり(≒キレ・トップスピードの重要度アップ)も距離延長(≒持続力の重要度アップ)も末脚不足に繋がるマイナス要素です。米国のような小回りのマイル~中距離G1があれば能力の全開が叶いそうですが、大回りかつ中距離~中長距離指向のエリザベス女王杯ではパフォーマンスが低下しやすいのでは。厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(最終更新:19'府中牝馬S 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや太い、やや立ち。曲飛節。 重めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、重めの芝の1800m◎??(マイル○??) 荒れ馬場・道悪○?? 先行力:E(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:F?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力:E??相当



スカーレットカラー
短評:(府中牝馬ステークス2019 回顧)
 前後有利、展開と能力適性が完全に一致?? 少し「後傾かつ中弛み風味」の一貫ラップ(=例年よりかなり早いペース)を後方に控えたことで、芝1800m向きの全体的なスピードと末脚のバランスを全開にできたと思われます。高速決着の芝1800mで高いパフォーマンスを連続して示している+血統(父:ヴィクトワールピサ×母父:War Emblem(米) ×母母父:Distant Relative。その父:Habitat。Mr. Prospector 4×4などがクロス)などから距離を伸ばすとパフォーマンスが低下しやすそう(+未知数のプラスを期待しづらそう)。今回のパフォーマンスは牝馬限定重賞なら連続優勝が叶うハイレベルですが、距離延長のエリザベス女王杯では期待値が低くなってしまうのでは。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'府中牝馬S 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通(蹄はやや大きい)、角度普通(蹄は寝る)。直飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の1800m前後◎?? 荒れ馬場▲+??道悪▲-?? 先行力:F-(甘め↓↓。控える競馬にシフト)?? 底力(=ハイペース耐性):D-?? キレ:E-?? 持続力:E?? 総合力:D-?相当 急坂:▲+??(やや頭高い)



△ クロコスミア
短評:(エリザベス女王杯2019 予想)
 レース前半~全体的なスピードに優れる千八巧者??
 ここでの不安は、キレなどの末脚不足×加齢による衰え。
 エリザベス女王杯は2年連続2着。血統(父:ステイゴールド×母父:ボストンハーバー×母母父:Nashwan×母母母父:Sadler's Wells)通り、エリザベス女王杯(=マイル~中距離指向のキレ重要度がやや低い。 重い負担斤量+距離×コース形状などから)は先行して粘り込みを狙いやすいレースです。ただ、勝ち切るにはキレなどの末脚不足がネックで、加齢による衰えも心配。1着固定を避け、相手候補としてマークしたいです。
適性チェック:(誤差&マイナス修正に注意。 最終更新:19'府中牝馬S 55.0kg)
 ツナギは長さ普通、太さ普通、やや立ち(蹄も立ち)。標準飛節。血統はマイル~中距離向き(??)で、重い芝の1800m前後◎??(軽い芝▲? マイル・2000m○??) 荒れ馬場・道悪○??(レース内容からプラス修正) ゲート:▲+?? 先行力:E-? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)~E? キレ:F-? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E?相当 重斤量:◎(キレ不足>非常に小柄+逃げ・先行馬) 急坂:▲+??(やや頭高い)



ゴージャスランチ
短評:(日本海ステークス2019 回顧)
 前後非常に有利、展開と能力適性がやや一致? 血統(父:マンハッタンカフェ×母父:Seeking the Gold×母母父:Akarad(Blenheim系))のイメージ通りやや持続力優位の全体的なスピードが持ち味のようで、今回の展開は前後の利を最大にしつつ、持ち味を発揮できたと思われます。キレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が高まるとパフォーマンスを落としていて、東京や京都では好走できる「展開+馬場」が狭そう。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'日本海S 55.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、やや太い、やや立ち。標準飛節。 重めの芝の中距離向き、血統は1800m前後向き(??)で、重めの芝の2000m前後◎?? 荒れ馬場・道悪○?? 先行力:F-?? 底力(=ハイペース耐性):F?? キレ:F-(甘め)?? 持続力:F?? 総合力:F??相当


日本海ステークス2019(38.9-38.5-23.6-34.5 =2'15"5早??) 極端な「スローからのロングスパート勝負」(=このクラスとしてはやや緩いペース)で、前・内に付けた持続力優位の総合力上位馬が非常に有利。 レースレベルはクラス平均に大きく劣る印象。
http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_18560.html
1着 ゴージャスランチ(蛯名正義騎手)
「メンバーを見渡しても行く馬がいなそうだったので、逃げても良いかなと考えていました。ハナに立ってからは自分のペースで行って、落としすぎたり速くしすぎないようにして、折り合いに気を遣いました。最後までしぶとく頑張っていました。少頭数ながらメンバーは揃っていましたので、この後上のクラスへ行っても崩れず走れると思います。鹿戸調教師の300勝目になったことも嬉しかったです」



ポンデザール
短評:(丹頂ステークス2019 回顧)
 中団→2周目4角から外差し。 斤量差かなり有利。展開と能力適性が一致? 優れた持続力(≒距離延長への適性)を示して圧勝。50.0kgが有利だったとはいえ、長距離重賞でもすぐに好走できそうです。父:ハーツクライ×母系は半兄:サトノクラウンと欧州色が強いので、軽いキレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が高い条件(=高速馬場の京都など)ではパフォーマンス低下に注意。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'丹頂S 50.0kg)
(誤差注)ツナギは長い、やや太い、角度普通。直飛節。 重い芝の長距離向き、血統は中距離向き(??)で、重い芝の長距離◎??(中長距離○??) 荒れ馬場○??道悪▲+?? 先行力:G+?? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)~E-?? キレ:F(甘め)~F-?? 持続力:E-?? 総合力:E-↑??相当 急坂:▲+??(やや頭高い) 半兄:サトノクラウン、半姉:Lightening Pearl [愛]



◎ ウラヌスチャーム
短評:(エリザベス女王杯2019 予想)
 底力・持続力に優れる中距離~中長距離馬??
 ここで狙いたい理由は、条件ベストの可能性があるため。
 母系のスピードが生きてか芝1800m重賞でも好走~善戦していますが、迎春ステークス2019=中山芝2200mを優勝するなどのレース内容から推測されるベストの距離は芝2200m前後。父:ルーラーシップ+多くのレースで上位の上がりを使っている通り、末脚は持続力優位でキレ(=トップスピードと急加速力)は少し劣るタイプ。さらに、頭の高い走り。 これらの特徴からエリザベス女王杯(京都芝2200m・外。 キレ不足は重い負担斤量で目立たなくなり、淀の坂下りでフォロー可能。 直線平坦で頭の高い走りの弱点でなくなる)なら能力の全開が叶う可能性があります。O.マーフィー騎手がウラヌスチャームの特徴を把握していそうなこと(迎春ステークス2019で騎乗)もプラスで、上位に評価したいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'京都大賞典 54.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、やや太い、角度普通。直飛節気味。 重めの芝の中距離~中長距離向き、血統は千八前後向き(??)で、重めの芝の2200m前後◎?? 荒れ馬場○?道悪▲+?? 先行力:G+?? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)~E-?? キレ:F(甘め)?? 持続力:E-?? 総合力:E-??相当 斤量少注(軽斤量で複数回好走←キレ不足のフォロー?) 急坂:▲?(頭高い)


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