14期 予想歴23年
◎リスグラシュー
1着/2人気
○サートゥルナーリア2着/3人
▲ワールドプレミア3着/4人
△エタリオウ10着/10人
◎リスグラシュー
〇サートゥルナーリア
▲ワールドプレミア
△エタリオウ
□スカーレットカラー・スワーヴリチャード・アーモンドアイ
◎リスグラシュー
まず展開として、今の馬場とこのメンツなら決め手の質勝負にはならないかなと思う。中山2500mの消耗戦らしい流れになった時に信頼できて、枠の並び的にもいいこの馬が軸でいいかな。距離は最長が2400mだけど、例えばオークスなんかは4Fのロンスパ戦を外々で受けて苦しい展開でも、上位と差のない5着で、先着していた馬の能力からもハイレベル戦といっていい。そして宝塚記念では2200mでややスローとはいえ、しっかりとしたロンスパ戦で圧倒してきたし、これなら2500mでも大丈夫だろうと。加えて右回りでの反応の鈍さを解消してきたのは大きい。強いて言えば、レーンが中山が今週初めてといおとこで、独特の向正面のアップダウンで流れが動きやすいところで失敗しないか、というくらいだと思う。軸で。
〇サートゥルナーリア
本命予定だったんだけど、枠と並び的にリスグラシューの方がかなり良くなってしまったというところで。リスは後ろから行っても構わない馬なんだけど、サートゥルナーリアはスミヨンの意識的にもまた出して行く可能性は高いし、そうなるとこの並び・・逃げ先行が軒並み外で、実はその背後のイン取り競争が激しそうな並びで大外に入っているのがね。前走に関しては、バカの一つ覚えみたいな東京苦手ではなくて、単にスタート出なくて、そして出して行ってエキサイトした分。その上でアエロリットの4F戦に付き合ってしまった分だと思っている。この馬はあくまで瞬間的な脚の速さが武器で、その上でそれまでのギアの平常値も高いという感じ。ただ、長くそれを使う能力というのは今一つ。それがダービーや天皇賞ではそこの勝負になっている分、東京苦手ってレッテルになってると思うけどね。中山2500mで、ある程度流れた上での12秒前後~瞬間的に11秒台で抜け出す流れはベストだと思うし、あとはそこまでの組み立てで無駄に消耗しないかどうかだけだと思う。相手には。
▲ワールドプレミア
能力的には正直足りないと思う。ただ、今回の枠や並び的に、去年より前半から流れて結構まともに前が潰れる展開かもしれない。というのを考えてて、そうなると本来ベストのはずの内枠の好位でついていく馬が、要所で詰まってしまう形は可能性あるんじゃないのと。はっきり後方待機でしまい勝負に賭けた馬がちゃっかり馬券圏内を拾うという読みをしていて、その筆頭がこの馬かなと。菊花賞は枠的にもこれしかない!という京都外回りの武豊の万全パターンとはいえ、距離延長とタフな馬場でヴェロックスとの能力差を埋めてきたのも事実。すごいと言っているメンツだけど、実はタフな馬場の2500mで計算できる馬はあまりいなくて、今回も引き続き勝負になるかなと。そして並び的にも、先行集団の背後でレースメイクするか、最後方近くまで下げるか、武豊ならどちらの形でも脚を出し切る競馬を意識してくるかなと。そのイメージはつきやすかったし、予定に無かったけど相手として。
△エタリオウ
これはもう、ノリポツン期待で(笑)それを試してみていい並びだと思うし、JC組ではスワーヴを除くと2番手の結果で、まだ出来も試行錯誤の中、ハイペースを好位追走で見せ場は作っていたと思う。ポツンは京都大賞典ではハマらなかったけど、京都外回りの4F戦気味で直線まで取り付けなかったのが痛かったし、それに比べると中山の方が回りやすいはず。個人的にも小回りで流れ切って速いラップを問われない形がベストだと思っているし、ポツン込みではあるけど相手にしていい。
□スカーレットカラー
後方でインベタ近い競馬にはなると思うし、そこを突っ切るか、前が止まれば最後方からこれも着を拾うか・・タフな馬場はフェアリーSで最低限こなしているし、2000mでは流れるとちょっと甘い分があったから距離延長はハマる可能性はある。押さえで。
□スワーヴリチャード
いつもの有馬の展開・・ややスローからコーナー勝負なら絶好枠で、宝塚で完敗したリスグラシューの次には狙いに入るんだけど、そのややスローより流れそうな並びとメンツになったし、好位のインは譲りたくないだろうなので、ひょっとしたらオーバーペース気味の入りになるか、あるいはバテた逃げ先行の餌食で詰まるか・・って想像しちゃうんだよね。そこだけ。一応押さえ。
□アーモンドアイ
コース自体は、秋華賞みたいにしっかりコーナーで我慢してっていう形の競馬なら全然回り方や手前とかは大丈夫だと思う。問題は馬場と展開かなあ。この2400m前後の距離ではほとんど高速馬場でしか競馬していないし、今は明確に中山の馬場は時計はかかり始めている。これが土曜で一変すれば別だけど、この馬場で逃げ先行がここまでいてという流れでこれまでみたいに溜めて競馬して余力が残るか・・未知数としかいえないかな。押さえまで。
他
フィエールマンはやっぱり遠征明けはあるし、その上でこの馬も馬場はタフになると・・ってとこなので、この枠でも狙えないかな。レイデオロ・シュヴァルグランはやはり前走の内容が悪すぎる。戦法で勝負してきたエタリオウにも先着できなかった内容だとこの馬場の有馬では狙いたくないかな。キセキもやはり馬場。そしてムーアの逃げ先行は信頼度が落ちるので無理して狙う必要はないかなと。ヴェロックスは川田だし正攻法になる・・とこの外枠はなあと。張り出されないように出して行くとオーバーペース気味になりやすいし、この馬もタフな馬場での2500mに不安は生じる馬。無理はせずに消したい。アエロリットは基本、コーナーが上手くない馬になってきて、中山だとペースを上げ切ってコーナーはフラットに進めたいというのがベストだけど、それでこの距離は・・というところで消し。スティッフェリオは比較が難しいとはいえ、菊花賞でまともにバテてしまった内容なら2500mのこの馬場ではしんどいと。アルアインだけは迷ったんだけどな・・その菊花賞でも悪くなかったし、皐月賞での立ち回りからも中山でイン溜めで流れに乗れればと思っていたけどこの枠。掲示板はあっても馬券圏内までは・・というところで。
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