京成杯2020予想
見た目と中身では…

夏影
14期 予想歴37年

◎ゼノヴァース
  9着/3人気

○チュウワジョーダン12着/12人
▲ビターエンダー4着/4人
×スカイグルーヴ


デビュー戦を圧勝したスカイグルーヴが人気のようだが…

じんわりと出したスタート(13.3)から積極的に行く馬もおらずポジション争いも淡白な展開。
11.9-11.9とペースか続いた後、更にペースが落ちるのは2000㍍的展開だったが、スカイグルーヴが残り600㍍地点までペースを上げずに引き付けているにも関わらず、後続が交わしに掛からない。
他のジョッキーが淡白過ぎたのか?、弱過ぎたのか?…といった感じで、圧勝劇でインパクトはあるが、内容的には決して評価出来たものではない。

むしろ、府中のスロー競馬で瞬発力負けして2連敗後、しっかり体力の問われる中山未勝利戦で変わり身を見せたゼノヴァースが面白い。
中山らしいポジション争い(12.5-11.4)から、2000㍍らしいペースダウン(11.8-12.3-12.7)。
800㍍地点から一瞬だけペースを落としながらも、すぐさまペースアップ、ワンアクセントで体力を消耗させた後に1000㍍の持続力(12.3-12.2-11.7-11.7-12.2)を求める内容の競馬でかなりレベルの高い内容。

相手は極めて人気薄だが、チュウワジョーウダンに注目している。
前走はマイルらしいスタート(12.7-10.9)から、一転して極端な急ブレーキ(11.4→13.1)、スタートからの運動エネルギーは完全に殺された形。
その後に、直ぐ様強烈な急加速(→11.9-11.4)。
エネルギーロスが大きく、高速マイラーではどうしてもパワー負け、スタミナ負けする内容の競馬。
勝馬チュウワジョーウダンの血統は(父トニービン系 × 母父スペシャルウィーク)。
2着馬シングンバズーカの父はシングンオペラは(父オペラハウス × 母父ハードツービート)という超ステイヤー配合。
いかに体力が問われたレースだったか?理解出来る。

ビターエンダーの前走も、ゼノヴァースの前走と同じようなラップ構成を体験し、勝利している事からも、このレースに向くと見て勝ち負けのチャンスは十分と見る。

中山に変わり、且つ距離延長で更なる変わり身が期待出来そうなのがチュウワジョーダン。
ちょっと単勝馬券を加えて遊んでみるのも面白い。
序盤からゆったりとしたペースが続くようならば、この馬の終いの加速力は驚異的だ。


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