08期 予想歴19年
◎マイラプソディ
13着/7人気
○ヴェルトライゼンデ8着/4人
▲ブラックホール9着/12人
この世代の牡馬は、ここまで1800以上のオープンが全て少頭数。最も多かったのがホープフルSの13頭です。そして人気2頭が年明け初戦のぶっつけ、ついには新馬勝ちから直行の馬まで現れました。できるだけレースを使わないという近年の傾向が露骨に出ています。
昨年のサートゥルナーリアや先週のデアリングタクトが結果を出しているので仕方ないとは言え、ローテとタフな経験を重視する私の予想としては非常に困った傾向と言わざるを得ません。こんなのが毎年通用するほどフルゲートの中山は甘くないというところを見せてほしいものです。
◎マイラプソディは2000で重賞を勝った後に1800凡走を挟む皐月賞の激走パターンに当てはまります。パターンと言っても最近ではグレイルが10番人気6着、クラージュゲリエが14番人気5着といった感じで馬券には届いていませんが、いかにもワンパンチ足りない感を漂わせている地味な勝ちっぷりの馬たちではありました。
その点、この馬はオープン特別を0.8差、重賞を0.3差と突き放して勝っていて、一段上の能力を感じさせます。これならオースミブライトやサンツェッペリン、ダノンバラードになる資格はあるだろうと。先例が古すぎるのはともかく、理屈は通っているはずです。
○ヴェルトライゼンデも2000のG1を2着からの1800重賞を取りこぼしですから、このパターンに準じる形と言えます。混戦のタフな勝負が向くドリームジャーニー産駒なので、初めてとなる多頭数の厳しい競馬で本領を発揮する可能性があり。
▲ブラックホールはタフな競馬向くゴールドシップ産駒。強い相手に怯まない、叩き良化タイプと思われるので、前哨戦4着からの2走目で本番というのは悪くないです。勝ち負けするには、もう少し詰めておきたかったですが。
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