クイーンS2020予想
洋芝でも欧州型差し馬はイマイチ

あみー
14期 予想歴12年

◎ビーチサンバ
  2着/4人気

○スカーレットカラー3着/1人
▲カリビアンゴールド5着/5人
△レッドアネモス1着/11人
×フェアリーポルカ
×コントラチェック


クイーンステークスはコース形状などから中弛みからのミドルスパートにややなりやすく、全体的なスピードを中心とした総合力上位馬の期待値がやや高い重賞。
 牝馬限定の芝1800m重賞でもっとも平坦なコース形状、内枠(1~2枠)やや有利の傾向...に注意。(金曜現在の予想)

 ◎ ビーチサンバ
 ○ カリビアンゴールド
 ▲ スカーレットカラー
 △ レッドアネモス
 ▽ リープフラウミルヒ

 馬連:◎○▲△▽




△ 1-1 レッドアネモス
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 ワンペース気味の総合力に優れる千八巧者?
 ここで見直したい理由は、緩急の小さい展開が向きそうな血統+最内枠。
 血統(父:ヴィクトワールピサ×母父:サクラバクシンオー×母母父:Bellypha(愛)。 母:マチカネハヤテ=芝1200mで5勝。 おじ:アグネスアーク)は 緩急の小さい展開向きで、後半の緩急が小さいミドルスパート勝負×芝1600m~1800mではコントラチェックやモズベッロを抑えて優勝しています。1枠1番はこの能力を生かしやすく&内外の利を得られる絶好枠で、雨の影響が少ない馬場も条件好転のはず。ここまで人気がないなら相手候補としてマークしたいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 20'マーメイドS 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い)?やや細い(蹄は大きさ普通)、やや立ち。直飛節。 軽めの芝のマイル~1800m向き、血統はマイル~1800m向き(?)で、軽め~標準的な芝の1800m◎?(マイル・2000m▲+? ) 荒れ馬場・道悪△+?(レース内容からマイナス修正) 先行力:F? 底力:F? キレ:F-? 持続力:F(甘め)? 総合力:E-(甘め)~F↑?
 母:マチカネハヤテ=芝1200mで5勝。 おじ:アグネスアーク



2016年の1枠1番 ダンツキャンサー(父:アドマイヤジャパン×母父:サクラバクシンオー)は11人気3着。

2020年の1枠1番 レッドアネモス(父:ヴィクトワールピサ×母父:サクラバクシンオー)はどうなる?



母父:サクラバクシンオー。父:SS系パワー・スタミナタイプとの配合ではパワー・持続力(or 全体的なスピード)が強まる反面、マイル以上でのキレ・急加速力が弱まり、緩急戦にやや弱くなる印象。

ショウナンバッハ・キタサンブラック兄弟、トップカミング、グリム、アデイインザライフ




---------- 以下、プレ予想 ----------

クイーンステークスはコース形状などから中弛みからのミドルスパートにややなりやすく、全体的なスピードを中心とした総合力上位馬の期待値がやや高い重賞。
 クイーンステークス2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


フェアリーポルカ、±○スカーレットカラー、コントラチェック、○+ビーチサンバ、▲+カリビアンゴールド、△リープフラウミルヒまで追加(7/27 10:40)



結果から考える狙い方「クイーンステークス」
[期待値:F-?]=中盤などの緩みのバラつきに注意。
フルゲート:14頭(A・B・Cコースすべて)
近年は開幕週。 2週目の開催は2014年、2013年。内枠有利の傾向がやや弱まる?

 ▲:全体的なスピードを中心とした総合力上位馬
    → 先行力・底力(=ハイペース耐性)・キレ・持続力:E-?
   (期待値は「先行力≧持続力 ≧~> キレ」?
     → 勝率は先行優勢、2・3着は先差フラット。
       先行~好位からワンペース気味に伸びる馬の期待値がやや良好。
    注目血統:父:Mr. Prospector系。 プラスαに芝・短距離血統。
         ≒ 全体的なスピードを強化する血統。 パワーの強化はマイナス?)

 注:枠順の影響=内枠(1~2枠)やや有利
   (開幕週の馬場傾向+コーナーの割合の高さから)
 注:斤量差の影響=±やや大きい?
   (3歳と古馬の斤量差、小柄な馬、キレ不足のフォローなどに注意)
少注:平坦巧者、洋芝巧者の巻き返し
   (平坦巧者はパワー不足に、洋芝巧者はキレ不足にそれぞれ注意)


 コース形状(テン3Fは正面の直線を200m→すぐに大回りの1角~2角中間付近まで。 2ブロック2Fは向正面~3角入口。 3ブロック2Fは3角入口~4角中間。 上がり2Fは4角中間~短い直線)などから中弛みからのミドルスパートにややなりやすく、全体的なスピードを中心とした総合力上位馬の期待値がやや高い重賞。
 牝馬限定の芝1800m重賞でもっとも平坦なコース形状...に注意。



フェアリーポルカ(56.0kg)
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 パワー・スタミナ指向の末脚に優れる千八巧者?
 ここでの不安は、平坦でのキレ・トップスピード不足+マイル寄りの追走スピード不足。
 牝馬としては大柄な馬体通り、パワーの生きるコースでのパフォーマンスが高く、平坦コースでのパフォーマンスは伸び悩んでいます。加えて、マイル寄りの追走スピードを見せたレースが無く、札幌芝1800m(=全10場でもっとも平坦)×開催2週目では平坦でのキレ・トップスピード不足+マイル寄りの追走スピード不足が同時に響いてしまう心配があります。血統(父:ルーラーシップ×母父:アグネスタキオン×母母父:Nureyev、祖母:Fairy Doll(米)。 5代内クロスにNureyev 5×3ほか)的にもこの不安は解消されず、人気なら厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:20'福島牝馬S 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚少し短い?)、太さ普通、やや立ち。直飛節気味? 標準~重めの芝のマイル~1800m向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、重めの芝の1800m前後◎? 荒れ馬場・道悪▲+? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-↑? キレ:F(甘め↑)? 持続力:E-~E-(甘め↑)? 総合力:E-↑?相当 斤量少注(軽斤量で複数回好走)
 祖母:Fairy Doll(米)(おば:トゥザヴィクトリー、ビーポジティブ。 おじ:サイレントディール)



±○ スカーレットカラー(56.0kg)
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 ワンペース気味の末脚に優れる千八巧者?
 ここでの不安を強いて挙げるなら、前後・内外の不利。
 高速決着×牝馬限定の芝1800m重賞で連続好走している通り、適性はほぼベストで、能力の高さ×適性の高さはメンバー最上位クラスだと思われます。ただ、後方で脚を溜めないと良さが出ておらず、前後・内外の不利を覚悟する必要があります。近年と異なり開催2週目であることはこの不安を軽減する要素ですが、複勝系馬券を中心に狙いたいです。
適性チェック:(最終更新:20'ヴィクトリアマイル 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通(蹄はやや大きい)、角度普通(蹄は寝る)。直飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の1800m前後◎?(マイル▲+?) 荒れ馬場▲+??道悪▲-?? 先行力:F-(甘め↓↓。控える競馬にシフト)?? 底力(=ハイペース耐性):D-?? キレ:E-?? 持続力:E?? 総合力:D-?相当 急坂:▲+??(やや頭高い)



コントラチェック
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 パワー・ワンペースのスピードに優れる千八巧者~マイラー?
 ここでの不安は、パワー過剰&キレ(=トップスピードと急加速力)不足。
 姉より小柄でも半姉:バウンスシャッセ(=急坂重賞3勝)と同じように急坂・中山芝でのパフォーマンスが安定していて、起伏が穏やかになる他場ではパフォーマンスを大きく落としています。また、札幌芝1800mでの圧勝が超スローからの上がり2F勝負での逃げ切り&2着以下が芝で未勝利の通り、芝向きのキレの裏付けは弱いまま(+血統の欧州色の強さから未知数のプラスも期待しづらい)。札幌芝1800mではパワー過剰&キレ不足が同時に影響しやすいのでは。
 好走するには、他の逃げ馬を制しながら先頭に立ち、テンは緩く&道中の緩急は小さく、額面の上がりが掛かる「馬場+展開」を揃える必要がありそうで、人気に見合う実現性は期待薄。他の馬から狙いたいです。
適性チェック:(最終更新:20'ヴィクトリアマイル 55.0kg)
(誤差注)ツナギは少し短い~長さ普通、太さ普通、角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 標準的な芝のマイル前後向き、血統はマイル前後向き(??)で、重めの芝の1700m前後◎?(レース内容+血統から重めに修正) 荒れ馬場▲+?道悪▲-? ゲート・ダッシュ:▲+? 先行力:E(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F-? 持続力:E-? 総合力:E↑?相当
 母:Rich Dancer(英)(半姉:バウンスシャッセ、半兄:ムーンクエイクほか。姉や兄より小柄)



○+ ビーチサンバ
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 ワンペース気味の末脚に優れる千七巧者?
 ここで見直したい理由は、大回りのマイル~1800mでの強さ。
 血統(父:クロフネ×母父:SS×母母父:Mr. Prospector。 全兄:フサイチリシャール)のイメージ通り、大回りのマイル~1800mで安定した走りを見せていますが、キレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が高まるとパフォーマンスが低下しています。札幌芝1800m(=大回り+短い直線)ならワンペース気味の末脚を生かしつつ、キレ・急加速力不足をフォロー可能で、血統的にも全体的なスピードを強化する血(クロフネ、Mr. Prospector)が合いそう。上位候補として評価したいです。
適性チェック(最終更新:20'ヴィクトリアマイル 55.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い、やや細い、やや立ち(蹄はやや寝る)。曲飛節気味? 軽め~標準的な芝のマイル以下向き、血統はマイル以下向き(?)で、軽めの芝の1700m前後◎? 荒れ馬場・道悪▲?? 先行力:F(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)~E-? キレ:F(甘め)? 持続力:F? 総合力:E-?相当
 母:フサイチエアデール(全兄:フサイチリシャール、半姉:ライラプス) 祖母:Rustic Belle(米)(その一族:ノームコア、クロノジェネシス)



▲+ カリビアンゴールド
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 ワンペース気味の総合力に優れる千七巧者?
 ここで狙いたい理由は、欧州型の血統+芝1800mでの安定感。
 欧州型の血統(父:ステイゴールド×母父:Cape Cross×母母父:Mr.Prospector)通り、キレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が低めの条件で安定した走りを見せていて、札幌芝1800m(=洋芝、短い直線、コーナー4つ)は能力を発揮しやすい好条件。鮫島一歩厩舎は牝馬でも洋芝や緩急が小さい条件に強い馬(例:モズカッチャン、ソルヴェイグ、マコトブリジャール、リトルゲルダ)を育てていて、9人気3着の昨年・クイーンステークス2019以上の走りを期待します。
適性チェック:(最終更新:20'巴賞 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴・後脚はやや長い?)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。直飛節。 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の1700m前後◎↑? 荒れ馬場▲+?道悪▲-? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F(甘め)? 持続力:F? 総合力:E-↑?相当
 おい:デルマルーヴル



△ リープフラウミルヒ
短評:(クイーンステークス2020 予想)
 全体的なスピードに優れる千八巧者?
 ここで見直したい理由は、札幌芝1800mが合いそうな能力・適性。
 かなり~非常に小柄な馬体×血統(父:ステイゴールド×母父:クロフネ×母母父:メジロマックイーン。 おじ:フェイトフルウォー)+首の可動域の狭さから、非力で上り坂にやや弱い&キレ(=トップスピードと急加速力)で劣る弱点があります。しかし、これらの弱点は札幌芝1800m(=洋芝、平坦、大回り、短い直線)ならフォローが効きそうで、福島牝馬ステークス2020で急坂の中山よりパフォーマンスを大きく上げたのと同じように、阪神芝2000m×稍重馬場からパフォーマンスを大きく上げてくる期待があります。本格化前と思われる藻岩山特別2019・札幌芝1800mも好内容での完勝で、斤量の増加を心配しつつも相手候補としてマークしたいです。
適性チェック:(晩成? 誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'マーメイドS 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い)、やや細い、角度普通~やや立ち。直飛節。 軽めの芝のマイル~1800m向き、血統は1800m前後向き(?)で、軽め~標準的な芝の1800m前後◎? 荒れ馬場△?道悪▲-? 先行力:E-(甘め)~F? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)? キレ:F-? 持続力:F? 総合力:E-(甘め)↑?相当 急坂:▲?(首の可動域狭い) 斤量特注(かなり~非常に小柄)
 おじ:フェイトフルウォー


tipmonaとは?

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