新潟記念2020予想

ロックステディ八戒
08期 予想歴21年

◎サトノクロニクル
  13着/14人気

○カデナ6着/6人
▲サトノダムゼル5着/7人


ウインガナドルのスロー逃げで瞬発力勝負、というのが大体どこでも展開予想されてます。
荒れて来た馬場でも、スローなら32秒台の上がりは使えるというのは土曜の長岡Sでもわかるところ。
馬券を買う方もそれはわかっていて、人気馬はいずれも速い上りを持っていて、展開次第で32秒台の上がりを使えそうな馬がゴロゴロ。
想定通りのペースの競馬なら堅い決着になりそう。

いやいや、この夏は小倉記念と函館記念で100万馬券が出ていて、七夕賞もそれほどではないが1、2番人気は飛んだ。
この流れで番狂わせがきっとある。(大抵こういうのは意識した途端外れるものですけどもw)
馬券が荒れている理由は、どのレースも共通して馬齢換算・性別換算で定量戦並みの57キロを背負うような実績馬が少ないことにあると思います。
七夕賞は16頭中2頭、函館記念は16頭中1頭、小倉記念は14頭中1頭、この新潟記念も、実績馬と言えるのはカデナ(58キロ)、サトノガーネット(55キロ、牝馬なので+2)の2頭のみ。
メンバーのレベルが低いと思われる時は、人気のない馬も色気を見せて思わぬハイペースになったりするものです。
とはいえ長い長い新潟の直線があるので、思い切った騎乗を試すにもスタミナの裏付けが必要になるでしょう。

◎サトノクロニクル
復帰後長い距離を使われていましたが、久々の2000。
2000の持ち時計としては小倉の超高速馬場とはいえ1:57.4があり、総合的なスピード能力としてはメンバー上位。
2走前先行しましたが瞬発力勝負で惨敗。
チークピーシーズをつけたということは左右を気にするところがあるという認識なのでしょうし、いっそ大逃げでもしてくれればと思います。
大逃げした場合、ウインガナドルは前走のイメージがあるので番手で控えて、そうなると後続もペースが落ち着く可能性はある。
なにより、この馬で大外枠から大外ぶん回して直線勝負に持ち込んだら無気力騎乗と言っても過言ではないと思います。
久々のAJCCでも格好を付けたように鉄砲実績のある馬、勝負をしてくれると思う。

〇カデナ
大阪杯を考えれば、新潟ならスローでも32秒台の足が使えると見て良いでしょう。
消耗戦でも確実に足を使ってくれるので、上位争いはしてくれると思います。

▲サトノダムゼル
良馬場で底を見せていない馬。
岩田騎手でこの枠なので直線外に出すことはないと思いますが、後続がスロー団子状態で差し馬の距離ロスが多くなる時、功を奏する形になると期待。


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