14期 予想歴12年
◎グローリーヴェイズ
5着/4人気
○ワールドプレミア6着/7人
▲コントレイル2着/2人
△アーモンドアイ1着/1人
×デアリングタクト
ジャパンカップはコース形状などから緩急の小さいミドルスパートになりやすく、好位から上位の上がりを使える馬の期待値が高い重賞。
「ディープインパクト×欧州型」の末脚が効く馬場になりそうなこと、年齢・性別で好走馬の特徴・血統傾向がズレること...などに注意。(土曜現在の予想)
◎ グローリーヴェイズ
○ ワールドプレミア
▲ コントレイル
△ アーモンドアイ
馬連:◎○-◎○▲△(+3連複:▲-△-◎○)
東京競馬場 : 開催8/8週目(=A6+B6+C5日)、Cコース使用2/2週目。水小雨、土北風の影響あり?
中伸び(~やや外伸び。 内の土煙が目立つ)で、時計レベルは土曜:少掛? 好走している血統は(土曜12Rまで、計6レース)、Mr. Prospector系×6、Hail to Reason系(非SS系。Roberto系など)×5、SS系(パワー・スタミナ型多い)×3、Northern Dancer系×2、Nasrullah系(Grey Sovereign系含む)×1、その他×1で、推測される芝質は「末脚が効く重い芝(前週比:欧州指向が少し強まる~強まる)」
最終週・土曜現在の東京芝をまとめると、「中伸び(~やや外伸び。 内の土煙が目立つ)かつ末脚が効く重い芝で、時計レベルは土曜:少掛?」
明日にかけての天気は、曇りのち晴れで、風が弱まる予報。トップスピードの重要度が少し高まりそうも、欧州スタミナ指向の持続力の裏付けが引き続き重要になりそう。
◎ 8-15 グローリーヴェイズ
※ 大外枠は1・2角のコースロスに繋がるリスク要素。
○↑ 2-3 ワールドプレミア
※ 欧州指向の末脚が効きやすい馬場(+日曜にかけてトップスピードの重要度が少し高まりそうな気象条件)はこの馬の血統にピッタリ。
---------- 以下、プレ予想 ----------
ジャパンカップはコース形状などから緩急の小さいミドルスパートになりやすく、好位から上位の上がりを使える馬の期待値が高い重賞。
ジャパンカップ2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
▲~△アーモンドアイ、○コントレイル、デアリングタクト、サートゥルナーリア、カレンブーケドール、◎グローリーヴェイズ、ワールドプレミアまで追加(11/15 18:54)
結果から考える狙い方「ジャパンカップ2020」
[期待値:F?]=展開の幅広さに注意。
【!】近年はペースを引っ張る逃げ・先行馬が充実していたことに注意。
▲+:好位から上位の上がりを使える馬
→ 先行力:F(甘め)? 底力(=ハイペース耐性)・キレ・持続力:D?
(期待値は「キレ=持続力 > 先行力」?
→ 好走した逃げ馬の能力も「持続力≧先行力」。キレ不足を高速ロングスパートで補う
注目血統:3歳馬、牝馬は軽快なスピード血統。マイル~中距離G1好走馬。
古馬、人気薄は欧州型スタミナ血統、トニービンを持つ馬。菊花賞or天皇賞(春)好走馬)
注:枠順の影響=1~3枠(特に1枠)有利↑・外枠不利↓?
(正確には最内を確保した人馬。 馬場の耐久性向上で傾向が弱まりにくい)
注:斤量差の影響=やや大きい?
(牝馬や3歳馬の期待値が高い。 牡馬や古馬の期待値がやや低い)
コース形状(=正面からスタート、小刻みなアップダウン、仕掛けどころが上り、直線に上り坂がある競馬場では最長の直線。テン3Fはほぼ平坦で1角後半まで。 2ブロック3Fは1角後半~向正面の下り→残り1200mを前に丘へ上る。 3ブロック2Fは下りながら3角へ、4ブロック2Fは3・4角中間付近の緩い上りから直線の上りまで。 上がり2Fは直線上り坂→残り300mほどはほぼ平坦)などから緩急の小さいミドルスパートになりやすく、好位から上位の上がりを使える馬の期待値が高い重賞。
年齢・性別で好走馬の特徴・血統傾向がズレること...などに注意。
▲~△ アーモンドアイ
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
底力・キレに秀でる中距離馬?
ここでの不安は、平均以下の時計が掛かりそうな馬場+スローペース。
2年前に優勝したジャパンカップ2018は高速馬場とキセキ・川田将雅騎手が作った淀みないハイペース(→終いややバテ)を最内枠から番手追走してもの。中距離指向の総合力の高さ、3歳牝馬と古馬の斤量差、高速馬場での内外の利の3要素をすべて生かしての優勝でした。
しかし、今年はペースを引っ張るような逃げ・先行馬が近年より少なく、前半のペースが落ち着きそう。さらに、今秋の東京芝は大雨で時計レベルが低迷+外伸び傾向が進行。上で挙げた3要素を弱めることになりそうです。稀代の名牝に最大の敬意を払いつつも、状況次第では逆転候補を探したいです。
適性チェック:(誤差&マイナス修正に注意。 最終更新:20'天皇賞(秋) 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴・後脚はやや長い?)、太さ普通、やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル以下向き(?)で、標準的な芝の中距離◎?(マイル○? 2400m▲+?) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):C-? キレ:D↑~D? 持続力:D-(甘め)? 総合力:C-?相当 斤量少注(キレ優位?)
母:フサイチパンドラ
○ コントレイル(55.0kg・前走比-2.0kg/やや小柄+キレ優位)
※ 3歳のスピード血統かつ菊花賞も優勝した三冠馬 #コントレイル。
好位から上位の上がりを使え、やや小柄な馬体から前走比-2.0kgの斤量減もプラス要素。
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
スピード性能に秀でる中距離馬?
ここでの不安は、平均以下の時計が掛かりそうな馬場+スローペース。
母系のスピードを存分に生かした能力は「素晴らしい!」の一言で、高速馬場+平均以上のペースならジャパンカップは条件ベストと言えます。...しかし、今年はペースを引っ張るような逃げ・先行馬が近年より少なく前半のペースが落ち着きそう。さらに、今秋の東京芝は大雨で時計レベルが低迷。3歳や牝馬がスピード・斤量差の優位を生かしづらい馬場になる可能性があります。前半のペース・当日の時計レベルとも落ち着くと中長距離指向の末脚の総合力勝負になるため、中距離以下のスピードを生かしきれないばかりか、中長距離向きの持続力不足からパフォーマンスを落としてしまうのでは。
秀でた能力・実績に目がくらむのをグッとこらえ、時計レベル・相手関係次第では逆転候補を探したいです。
適性チェック:(早熟の天才?成長の小ささに注意。 最終更新:20'菊花賞 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い)、太さ普通、角度普通~やや寝る。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル以下向き(??)で、標準的な芝の1800m◎?(古馬基準。 芝2000m○? 芝2200m▲以下?) 荒れ馬場・道悪▲-?? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E~E(甘め)? キレ:E~E(甘め)? 持続力:E-(甘め)~F? 総合力:E~E(甘め)?相当 斤量注(やや小柄+キレ優位)
祖母:Folklore=米国2歳牝馬チャンピオン
デアリングタクト
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
新・主流血統の中距離馬?
ここでの不安は、高いレベルでの持続力(≒距離延長への適性)不足。
今年はペースを引っ張るような逃げ・先行馬が近年より少なく、前半のペースが落ち着く可能性が高そうです。加えて、今秋の東京芝は大雨の影響を受けて時計レベルが低迷。3歳や牝馬がスピード・斤量差の優位を生かしづらい可能性まであります。前半のペース・当日の時計レベルとも落ち着くと、中長距離指向の末脚の総合力勝負になるため、将来的に中距離馬になりそうなデアリングタクトにとっては高いレベルでの持続力(≒距離延長への適性)不足から詰めが甘くなるのでは。少頭数とはいえ先行力不足による前後の不利も心配で、高い実力を認めつつも人気に見合う勝率を疑っておきたいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'秋華賞 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通、やや立ち(蹄は寝る)。直飛節? 標準的な芝のマイル前後向き、血統は1800m前後向き(?)で、標準的な芝の1800m前後◎?(※古馬基準。2000m○?) 荒れ馬場・道悪▲? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E-(甘め)? 持続力:E-? 総合力:E-↑?相当 祖母:デアリングハート
サートゥルナーリア
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
欧州指向のキレに優れる中距離~中長距離馬?
ここでの不安は、持続力不足。
道中をゆったりと追走してパワー・キレ(=トップスピードと急加速力)を同時に生かせる条件に好走が偏っていて、長く良い脚・持続力の裏付けは意外なほど弱いままです。例年より前半が落ち着きそうな相手関係はこの弱点を目立ちやすくしてしまいそうで、急坂でない東京ではパワーを持て余す心配まであります。主流血統・芝中距離血統よりパワー・スピード色が強いロードカナロア産駒だけに、東京芝2400mでは控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'宝塚記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、やや太い?角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 重めの芝の中距離~中長距離向き、血統は中距離向き(?)で、重めの芝の2200m前後◎? 荒れ馬場○?道悪▲-? ゲート:▲+~▲? 先行力:F(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):D(甘め)? キレ:D-(甘め)? 持続力:E-? 総合力:D-↑?相当
母:シーザリオ、半兄:エピファネイア、リオンディーズなど。 おい:オーソリティ
カレンブーケドール(55.0kg・前走比+1.0kg/軽斤量で複数回好走)
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
全体的なスピードに優れる中距離馬?(日本×米国型)
ここでの不安は、末脚不足×外伸びが残りそうな馬場。
血統(父:ディープインパクト×母父:Scat Daddy(米)。その産駒にミスターメロディ×母母父:Seeker's Reward。その父:Gone West)のイメージ通り、軽めの芝の中距離で全体的なスピードを生かす競馬がベストで、末脚の総合力は裏付けが弱いまま。 Cコースに変わっても外伸び傾向が残りそうなことは末脚不足の弱点を目立ちやすくしてしまいそうで、最内枠から内を粘った昨年の再現が難しくなっている心配があります。また、完成が早い血統なのか大きな成長が感じられないこと+斤量増(前走比、去年比とも)も不安+マイナス要素で、近年にないハイレベルなメンバーが揃う今年は厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差に注意。 最終更新:20'オールカマー 54.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い(脚は長さ普通~やや長い)、やや細い、やや立ち。直飛節? 軽めの芝の中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、軽めの芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪▲-? ゲート:▲-? 先行力:E-? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:F? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E(甘め)?相当 平坦:○?急坂:▲+?(華奢な足回り) 母:Solaria [智]
◎ グローリーヴェイズ(57.0kg・前走比-1.0kg/小柄+ややキレ優位-タフな母系)
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
主流血統を昭和のスタミナ血統が支える中長距離馬~長距離馬?
ここで狙いたい理由は、長距離指向が強まりそうな「馬場×展開」。
今年はペースを引っ張るような逃げ・先行馬が近年より少なく前半のペースが落ち着きそう。さらに、今秋の東京芝は大雨で時計レベルが低迷&外伸び傾向が進行。近年より中長距離~長距離指向の末脚が重要になる可能性があります。この状況は京都芝長距離で成長を続けているグローリーヴェイズにとって好都合で、小柄な馬体に前走からの斤量減もプラス。また、小柄でもスタミナ指向が強い血統から平坦→坂替わり+終いの直線延長もプラスになりそうで、好位からロングスパートに持ち込めば3歳馬のスピード性能を封じつつ有利に戦えるのでは。状況が揃いそうなら最上位に評価したいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'京都大賞典 58.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや細い、角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節? 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、軽めの芝の中長距離~長距離◎?(重い芝▲?) 荒れ馬場・道悪▲-? 先行力:F(甘め↑)? 底力(=ハイペース耐性):D-+α? キレ:D-+α? 持続力:E? 総合力:D-+α?相当 斤量注(小柄+ややキレ優位-タフな母系)
3代母:メジロラモーヌ=牝馬三冠
ワールドプレミア
短評:(ジャパンカップ2020 予想)
欧州型の末脚に優れる中長距離~長距離馬?
ここでの不安は、高いレベルでのキレ不足。
神戸新聞杯2019=超☆極端な「中弛みスロー」からの上がり特化勝負
を除けばキレ(=トップスピードと急加速力)の裏付けは意外と弱く、全兄:ワールドエースより馬格が大きい分、持続力に寄った能力になっている・欧州型の特徴が強く出ている可能性があります。
また、怪我からの長期休養明け、先行力不足による前後の不利なども不安・マイナス要素で、ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(やや晩成? 怪我明けの未知数&プラス修正に注意。 最終更新:19'有馬記念 55.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い(後脚長い)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。直飛節? 標準的な芝の中長距離向き、血統は中長距離向き(?)で、標準的な芝の中長距離~長距離◎? 荒れ馬場▲??道悪△+? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F? 持続力:E? 総合力:E?相当
母:Mandela(独)、全兄:ワールドエース、半弟:ヴェルトライゼンデ
おじ:Manduro [独]
tipmonaとは?