14期 予想歴37年
◎ラウダシオン
15着/6人気
○レシステンシア8着/4人
▲インディチャンプ2着/3人
△アウィルアウェイ12着/14人
×グランアレグリア
×サリオス
「馬場読み」
土曜競馬の10R瀬戸内特別(2勝クラス)は、トウケイミラが4角6番手の位置取りから差し切った。
1.21.1の勝ち時計で1着、同馬の上がりは34.7。
父はトウケイヘイロー、母父はサクラバクシンオー。
開幕週に行われた道頓堀S(3勝クラス)は、33秒台の上がりを駆使した人気薄の2頭が1〜2着。
勝ち時計は1.20.7だった。
勝ったジョーアラビカは、ジョーカプチーノ×ダンスインザダーク。
2着のステイオンザトップはステイゴールド×インザウイングス。
内回りの短距離戦だったにも関わらず、共にヨーロッパ色に片寄った配合の馬で、且つ速い上がりを駆使したところが特徴だった。
開幕週は、直線での伸びが目立った明らかな「高速差し馬場」だったが、今週はズレを感じる結果にシフトしている。
トウケイヘイローといったマイナー種牡馬の産駒で、母父は最速スプリント血統のサクラバクシンオーで上がりが明らかに遅くなっている。
そこで、別のレースにも注目。
3Rの平場未勝利戦。
勝ったのはキズナ産駒のロードリスペクト。
勝ち時計は1.21.2、同馬の上がりは35.4の逃げ切り勝ち。
3着馬のマリーナもキズナ産駒の先行馬だった。
アンドロイドS(オープン)はディープインパクト×ゴーンウエスト系のアドマイヤビルゴが1着。
4角8番手の差し競馬だったが、前半59.3秒は速いペースでもない。
勝ち時計は1.58.8、上がりは34.7で共に平凡なものだ。
開幕週に比べると、明らかに終いのスピードが乗らない傾向。
キズナ産駒の活躍も気になる。
キズナ産駒は母母父のダマスカス系の特色が強調される傾向にあり、ダート質のパワーと体力を持ち合わせる馬が多い。
そんな未勝利クラスのキズナ産駒の逃げ馬が、2勝クラスの差し馬と、ほぼ変わらない勝ち時計を見せている。
少なくとも、内回りコースはパワーをスタート時の加速に費やし、レース中盤以降は惰性で残る競馬をした方が吉と出そうな傾向を見せている。
毎週行なわれる散水と中間の降雨、そして2週使われた事により、ある程度路盤が踏み固められているように感じる。
今回のマイルCSは、外回りコース使用と未知の部分はあるが、前残り馬場にヤマを張って予想してみたい。
◎ラウダシオン
高速差し馬場なら位置取りを下げた方が良いと思ったが、今現在の馬場ならいつも通りの先行策が良いだろう。
前残り馬場+レシステンシアの環境で強さを発揮するのは、NHKマイルCで実証済み。
父母ラインから受け継ぐインリアリティ系の究極のスピード、父父から受け継いだ気の良さがあり、前残りのマイル戦でベストパフォーマンスを発揮する。
○レシステンシア
NHKマイルCは桜花賞の疲労を抱えた状態。
それが無ければ、もっと際どい結果が得られたであろう。
今回は休み明け、体力充填が出来て馬体が戻っていれば、パフォーマンスアップが見込める。
▲インディチャンプ
母系の血の影響強く、追走スピードとトップスピードに長けた馬。
一瞬しか使えないものの、追い出してからの反応は現役最速クラス。
ラウダ、レシスをまとめて交わす事も十分に考えられる。
△アウィルアウェイ
1200→1600㍍距離延長を利用した「追い込み→先行」なら。
◎、▲、△はトキオリアリティの血を保有。
この血が、この馬場での競馬に何らかの影響を与えると見ている。
馬場読みが正解ならば、グランアレグリアの「追い込み→先行」位置取りショックは、独り競馬の出来ない環境になり不向きなショック。
サリオスは、枠順が致命傷に。
波乱の競馬を期待する。
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