15期 予想歴34年
◎サリオス
5着/2人気
○ラウダシオン15着/6人
▲インディチャンプ2着/3人
△アドマイヤマーズ3着/5人
◎サリオス
ハーツクライ×ロミタス(ニジンスキー系)×タイガーヒル(デインヒル)×アルカルデ(ブランドフォード系)で母方は母自体が独オークス馬で、母父ロミタス・母母父タイガーヒル共に12Fの独G1を3勝しておりドイツ中距離G1馬の血がふんだんに注入された重厚血統です。この母方にハーツクライなら間違いなく中長距離向きに出そう・・というのは私の浅はかな素人考えなんでしょうねぇ。
マイルは3戦3勝で・・新馬戦は4F前後半51.0-46.1で4.9の超スローで3F戦、後方から進めて貯めて弾けた恰好で上がりが33.1、追ってビュン!という感じで2着に2馬身、3着以下を9馬身以上離しており、4.9秒のスローでこの差はスピードの絶対的な違いを見せつけたレースでした。2走目のサウジアラビアロイヤルカップは4F前後半47.2-45.5で1.7のスロー、前2F目とラスト2Fが10.8の最速の3F戦、4番手から進めて直線上がってきたクラヴァシュドールと並走状態になるもゴール前は1馬身以上離してレコード勝ち。そして朝日杯FSは4F前後半45.4-47.6で2.2の前傾ハイ、このレースも4番手から進め、2F目以降10.5-11.1-11.6-11.8-11.8と緩み幅の小さい厳しい流れを進み、4角過ぎに追われ一瞬後続から詰められかけるもジワジワ伸びて、ゴール前は差を広げての強い勝ち方でした。消耗戦に近い様なレース質でのスタミナの裏付けのある推進力の勝利であり、その後の皐月賞・ダービーを経験した上で、マイル路線なら・・という事で舵を切ってきたのかもしれません。
キレだけの3F戦なら他に有力処が結構いますが今回はレシステンシアがグイグイと引いてくれそうだし、他にも前に出たい馬やラウダシオンの様に流れてこその馬もいるわけで、そういう流れに乗ればこの馬の持つ底力も生きてくるというもの・・・という事で本命。
◯ラウダシオン
リアルインパクト(ディープ)×ソングアンドアプレイヤー(アンブライドルズソング)×キャットシーフ(ストームキャット)×スタードナスクラ(ナスルーラ系)で母父・母母父共に米ダートG1馬でスピード色濃い血統。米ダート持続力的スピードを伝える牝馬トキオリアリティー(リアルインパクトの母)を持つ馬がインディチャンプ・アウィルアウェイの半兄弟と本馬の3頭が出ており、流れて良さがでたり高速馬場への順応性という点で血を繋いでいます。クロッカスSやNHKマイルCの様に起承転結のある流れでもやれていますが、持ち味という点では父同様スピード耐性にある感じなので、例えオーバーペース覚悟で逃げてくる馬がいても天性の機動力を生かしてなるべく前で進めて欲しいところです。
▲インディチャンプ
ステイゴールド(サンデー)×キングカメハメハ(キングマンボ)×メドウレイク(プリンスキロ系)×インリアリティ(マンノウォー系)で半妹に同出走のアウィルアウェイ、2代母トキオリアリティーからはネオリアリズムが出ています。馬場やペースを問わず機動力ありどこからでもレースが出来るのが強み。ステイゴールド産駒なのでまだまだやれそうですし上位安定での単穴。
△アドマイヤマーズ
ダイワメジャー(サンデー)×メディシアン(マキャベリアン)×シングスピール(サドラーズウェルズ系)×リナミックス(リファール系)でヘイローのクロス3×5×5があり、母父ミスプロ系でも3代4代にはNDがありレシステンシア程ではないもののメジャー産駒では芯のある構成。やはり早い馬場と強めに引く逃げがいるとどうしても機動力があって前から推せる馬を買いたいんですよね。やっぱりメジャー産駒なのである程度前から行ってバテずともジワジワ伸びるようなレースで好走し、G1実績もあるわけで・・
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