08期 予想歴15年
◎レオマイスター
15着/16人気
○ホワイトピルグリム14着/2人
▲エアシャトゥーシュ7着/5人
馬場情報によれば中京芝は3コーナーから4コーナーにかけて内目で傷みが目立つとか。また。先週の道悪競馬と短期間での開催が続いている影響で、時計が出るような状況までの回復は考えにくい。ペース云々ではなく、勝負所で基本的に内を周らざる得ない逃げ先行馬には辛いレースになるかも。ここは時計のかかる外差し勝負になるとみて差し馬を中心にピックアップ。
なかでも、外差し馬場を考慮して人気薄で狙ってみたいのがレオマイスター。全4勝のうち3勝が福島芝というローカル巧者。特にマクリを要求される展開を好む傾向があり、ラジオNIKKEI賞然り、阿武隈S然り、好走例が目立っている。ここ2戦は続けて大外枠で、流れにも乗り切れていなかった。
折り合いに課題を残すが、ハナ主張は必至のモエレビクトリーの存在が解決策になる。先行勢の構成が読めないが、ドモナラズ、シャインモーメント、ベルモントルパン、サンライズベガと早め進出を匂わせる馬もそれなりにいて、中盤からのペースアップも十分に望める。
アイルランドT、中日新聞杯での善戦から重賞では物足りなく映るが、2000Mだった2戦とも2分を切るタイムでの決着。明らかに時計を要しそうないまの中京芝が舞台なら、他馬との逆転も可能なはず。
京都記念では強敵相手に上位入賞を阻まれたが、昨年の金鯱賞では3着と重賞でも差のないところを見せていたホワイトピルグリムも、本質的には腰の甘さがあるようで狙いたいのはローカル芝でこそ。昨年のメルボルンT、金鯱賞と渋太い末脚の割に適性は小回りというのがこの馬の印象。時計勝負を避けられるいまの馬場コンディションも相対的に有利か。
寿Sではホワイトピルグリムと差のない3着だったエアシャトゥーシュにも注目。当時は緩めの流れで掛かり気味にも関わらず、昇級初戦で好走した。今回はモエレビクトリーの先手主張でその折り合い難の解消が見込め、直線勝負で間に合いそう。
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