14期 予想歴37年
◎デンコウアンジュ
16着/11人気
○トリコロールブルー13着/6人
▲ボッケリーニ1着/2人
△ヴェロックス3着/1人
×グロンディオーズ
「ヴェロックスの復活はあるか？」
あくまでも推測ではあるが、おそらくヴェロックスは菊花賞を機に、消耗戦に嫌気が差したのでは？…と考えている。
消耗戦とは、バテてからの凌ぎ合い。
言わば、競馬でも究極の苦痛を味わうレースだ。
ゴールドシップのように、しぶとさを身上とする馬なら良いが、そうでない馬には辛いレースでしかない。
菊花賞を変に頑張ってしまったが為に、もろに苦痛を味わってしまったのであろう。
結局菊花賞がトラウマとなったと考える。
さらに、有馬記念もアーモンドアイですら勝負を投げるほど凄まじい消耗戦。
更に格下なら楽だろうと考えた小倉大賞典も馬場が酷く消耗戦となった。
かなり長い休養で、菊花賞の記憶も薄らいだ頃合いで、開幕２週目で馬場も悪くない。
直線の長いコース形状からも、序盤はゆったり流れ末脚を生かす流れになりやすい事から、巻き返しがあっても良いと考える。
「本題」
先週日曜の７Ｒ、１勝クラスの2200㍍の平場戦は、１〜３着馬全てが差し馬で、34秒台の上がりを見せていた。
勝ち時計2.11.9は速い部類の時計だろう。
勝馬アルディエンテはエイシンフラッシュ✕サンデーサイレンス。
２着メラーキはハーツクライ✕キャプテンスティーヴ。
３着タイミングハートはディープインパクト✕サドラーズウェルズ。
末脚の伸びがそれなりに問われた印象がある。
過去のこのレースの勝馬を見ても、主流の父かヨーロッパ色の強い血統背景を持つ馬が、差し競馬をして圧倒的に強い印象。
そこでこんな馬に注目している。
◎デンコウアンジュ
父メイショウサムソン✕母父マリエンバード
この馬の重賞３勝のうちの２勝は、速い上がりを使ってのもの。
アルテミスＳ…33.3(最速)
福島牝馬Ｓ…33.8(最速)
忘れ去られている事実として(笑)、ヴィクトリアマイル２着といった激走経験を持ち、この時も上がり最速を叩き出している。
どうしても、父メイショウサムソンのイメージを持ってしまうが、実は母の特徴強く「カーリアン系✕サンデーサイレンス」的な馬だったりする。
…といった理由から、この馬の末脚復活に期待する。
ステイゴールド産駒とは物理的に似た者同士らしく、ステイゴールド系産駒を一緒に連れて来る傾向が強いのも特徴だ。
トリコロールブルーとの連複系馬券はしっかり押さえておきたい。
アルテミスＳ→クロコスミア(父ステイゴールド、３着)
ヴィクトリアマイル→アドマイヤリード(父ステイゴールド、１着)
愛知杯→アルメリアブルーム(父ドリームジャーニー、２着)
ルメール人気になりそうな、グロンディオーズは、江ノ島Ｓの惨敗から、多頭数の距離短縮ステップに疑問。
むしろ、距離延長で良い食い付きを見せているので、そのタイミングで狙いたい。
短縮なら少頭数という条件が欲しい。
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