阪神カップ2020予想
準G1で実績上位の大型馬有利

あみー
14期 予想歴12年

◎インディチャンプ
  3着/1人気

○クリノガウディー5着/7人
▲ステルヴィオ12着/2人
△フィアーノロマーノ9着/3人
×サウンドキアラ
×ダノンファンタジー


阪神カップはコース形状などから上がりだけ少し失速するほぼ一貫ラップになりやすく、ハイペースを中団から前に付けて上がりもまとめられる馬の期待値がやや高い重賞。
 阪神カップ2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


◎インディチャンプ、▲ステルヴィオ、△フィアーノロマーノ、サウンドキアラ、▲+クリノガウディーまで追加(12/20 17:30)



結果から考える狙い方「阪神カップ2020」
[期待値:F(甘め)?]=再構築中。
出走頭数≒16.8頭/フルゲート18頭(A・Bコース)
【!】開催数増加≒馬場傾向の違いによる傾向変化に注意。
Bコース開催3週目・例年比+2週。Aコースの開催数も例年比+2週。

 ▲+:ハイペースを中団から前に付けて上がりもまとめられる馬
   → 先行力・底力(=ハイペース耐性)・キレ・持続力:D-?(2つ以上)
   (阪神芝1400m重賞 好走馬、前走:G1かつ距離短縮の期待値が良好。
     + 昇級初戦≒追走ペース・斤量とも厳しくなる馬は苦戦/過去14回。
    注目血統:父:SS系パワー型×母父:欧州型。+αで欧州型Nasrullah系)

 注:枠順の影響=内枠有利↑・外枠不利↓
   (内回りの馬場傾向は、外回りより時計レベルが低くとも外回りほど外差しが効かない)
 注:斤量差の影響=小さい
   (500kg以上の大型馬の期待値が高い)


 コース形状(テン3Fは向正面を400m以上走り(平坦→緩い下り坂)、直角に近い3角を回る。 中盤2Fは下り坂が急になる3~4角間の擬似直線。 上がり2Fは4角出口付近→直線を向き、下り坂が直結する急坂を越えてゴール)などから上がりだけ少し失速するほぼ一貫ラップになりやすく、ハイペースを中団から前に付けて上がりもまとめられる馬の期待値がやや高い重賞。
 大型馬、実績上位馬の期待値がそれぞれ高いこと...などに注意。



◎ インディチャンプ
短評:(阪神カップ2020 予想)
 米欧混合のスピード・末脚に優れる千四巧者~マイラー?
 ここでの不安は、ありません。
 祖母:トキオリアリティーのスプリント色を父:ステイゴールドでマイル寄りに修正している...といった能力・適性を示していて、例年より時計の掛かる馬場+阪神芝1400m内はスプリント寄りの追走力を持つマイラーのインディチャンプにとって能力を発揮しやすい好条件だと思われます。位置取りが後ろ過ぎなければ、人気通りに上位を争えるのでは。
適性チェック:(マイナス修正に注意。 最終更新:20'安田記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い、太さ普通、角度普通。直飛節気味。 標準的な芝のマイル以下向き、血統はマイル前後向き(??)で、標準的な芝の1400m~マイル◎? 荒れ馬場・道悪▲? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):C-(甘め)? キレ:D-? 持続力:E? 総合力:C-(甘め)~D↑?相当
 半妹:アウィルアウェイ
 祖母:トキオリアリティー(おじ:ネオリアリズム、リアルインパクト、アイルラヴァゲイン)



▲ ステルヴィオ
短評:(阪神カップ2020 予想)
 欧州型のスピード・末脚に優れるマイラー?
 ここでの不安を強いて挙げるなら、短距離寄りの追走力不足。
 マイルG1の他に芝1800m重賞を優勝+芝1400m重賞では前半を緩く走ってのパフォーマンスが高く、芝・短距離寄りの追走力は裏付けがやや弱いままです。阪神カップ・阪神芝1400mは前傾度の高い展開が基本のため、パフォーマンスが低下する心配があります。
 とはいえ、阪急杯2020より斤量差、内外の伸びどころとも好転。例年より傷んだ馬場がスローペース(≒短距離寄りの追走力の重要度ダウン+末脚の重要度アップ)を招く可能性もあり、心配し過ぎかも。
適性チェック:(誤差注。 最終更新:20'スワンS 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚少し長い)、太さ普通、角度普通~やや寝る?標準飛節? 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、標準的な芝のマイル前後◎↑?(1400m▲+↑? 1800m▲+↓?) 荒れ馬場・道悪▲-? 先行力:F↑? 底力:D-? キレ:E-? 持続力:E(甘め)? 総合力:D-(甘め)??相当



△ フィアーノロマーノ
短評:(阪神カップ2020 予想)
 欧米混合型のスピードに優れる千三巧者?
 ここでの不安は、キレ・末脚不足。
 阪神芝1400m重賞で2着2回(3位入線の繰り上がり含む)。ハイペースを追走して急坂でもスピードを落とさず走る能力を発揮しています。ただ、非SS系のためキレ・末脚の裏付けが弱く、例年より時計の掛かる馬場や外伸び傾向が強まりそうな馬場は末脚不足の弱点を強調しそうな不安要素です。実力・適性とも高いレベルにありますが、控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(遅生まれのプラス修正に注意。 最終更新:20'京阪杯 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太い、やや寝る。標準飛節。 重い芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重い芝の1300m前後◎↑? 荒れ馬場○?道悪▲+?(レース内容から道悪に少しプラス修正) 先行力:E-↑? 底力(=ハイペース耐性):D(甘め)~D-↑? キレ:F? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E↑?相当 斤量少注(軽斤量で複数回好走 vs 超大型馬)
 母:Heart Ashley。 おじ:Cupid



サウンドキアラ
短評:(阪神カップ2020 予想)
 米国型の追走力にキレを備えた千四巧者~マイラー?
 ここでの不安は、欧州型の底力(=ハイペース耐性)不足。
 1500m前後で安定した成績を残していますが、芝1400m×ハイペースでの実績に乏しく、血統的にも欧州型のタフさ・底力の裏付けが見当たりません。秋2戦で先行力に陰りが感じられること、馬格の小ささ(=ハイペース×内回りの急坂で失速を抑えるための筋力が重要)...なども不安要素で、人気より厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(最終更新:20'マイルCS 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い)、太さ普通、角度普通(蹄はやや寝る?)。標準飛節。 標準的な芝のマイル前後向き、血統はマイル以下向き(??)で、重めの芝の1500m前後◎?? 荒れ馬場・道悪○?(レース内から大幅にプラス修正) 先行力:F(甘め↑)? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)~E? キレ:E? 持続力:E-(甘め)~F? 総合力:E↑?相当 斤量少注↑(やや小柄+ややキレ優位?)
 母:サウンドバリアー



▲+ クリノガウディー
短評:(阪神カップ2020 予想)
 欧米混合型のスピードに優れる千四巧者?
 ここで見直したい理由は、タフな馬場×芝1400mというベスト条件。
 主流血統が薄く、ダート血統や旧・主流血統の影響を感じるレース内容で、タフな馬場で全体的なスピードとバテにくさの両方を生かせる条件は能力の全開が叶いやすいベスト条件だと思われます。トップスピードに不安はありますが、定量戦の斤量+中間の雨などでトップスピードが削がれる馬場状態なら期待値が高くなるのでは。中京芝1200m×タフな馬場と阪神芝1400m内で問われる能力が重なりやすいことも忘れずに。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'スプリンターズS 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通~やや短い、太い、角度普通(蹄は立ち)。標準飛節。 重い芝のマイル以下向き、血統は1400m前後向き(?)で、重い芝の1400m前後◎?(1200m▲+↑?? マイル▲↓?) 荒れ馬場○?道悪▲+? 先行力:E↑? 底力(=ハイペース耐性):E↑? キレ:F(甘め)? 持続力:E-↓? 総合力:E↑?相当 斤量注~少注(軽斤量で複数回好走)


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