七夕賞2008予想
スポーツ紙の嘘を暴く

編集長おくりばんと
08期 予想歴18年

◎未定 

×トウショウヴォイス


ある一流スポーツ紙に、
「小回りは得意 トウショウヴォイス」
みたいなことが書かれていた。地方で3つ勝ったことがあるからだという。
笑わせてくれる。適当なことは言わないでいただきたい。

まず、中央のGⅢの検討をしようとしているときに、地方の下級条件のレースでの実績が参考になるはずはない。
七夕賞に出てくるような馬なのだから、小回りが得意とか関係なく、力が違いすぎたから地方で勝てたのだ。当然のことなので、今更騒いで根拠として取り上げることがおかしい。
それに、まずはこの馬の走り方を見てほしい。高く前脚を上げて走る馬で、広いコースの方が向くと考えるのが常識。
そして実際に中央では、東京・新潟コースに良績が集中していて、小回りコースでは実績がない。
さらに、一番近くで見ている小金沢調教助手も、「直線が長い方がいいので、コースが不安」と言っている。


このスポーツ紙は何を考えて書いたのか。トウショウヴォイスに注目する記事を書けと言われて適当にこじつけて書いたのか。まったくこういう新聞を読んでいると、やはり競馬ファンのほうが、競馬ナンデのほうが断然に優れていることを再認識する。

もちろん、トウショウヴォイスが絶対に来ないとか言っているわけではない。力が上なら、あるいは展開が向いたりすれば、この馬が勝つ可能性はある。

ただ、「小回り向き」というのは嘘。
もしそれを主張するなら、確たる証拠をあげてほしい。

エプソムCでは本命に推したが、今回狙いづらい馬であることは確か。


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七夕賞2008回顧
内ラチという”壁”について

編集長おくりばんと
08期 予想歴18年

次走狙い:キャプテンベガ


レース中はキャプテンベガに注目していたのだけれど、ちょっと気付いたことがあった。
キャプテンベガはとにかく折り合いに難のある馬。
そういった馬の場合、今回のようにみんなが内を空けて走るようなレース展開は合わなそうですね。

やはり内ラチというのは馬にとっては抗しがたい”壁”として機能するもの。それがないということはやはり折り合いに難のある馬にとってはいいことでない。
キャプテンベガは3角あたりまでずっと気負って走っていた。最後に伸びを欠いたのはそのせいもあっただろう。

また展開が変われば、重賞を勝てるくらいの力はあるのではないだろうか。


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