皐月賞2021予想
パワーを要する馬場で、有馬記念に縁のある血に注目

夏影
14期 予想歴38年

◎アサマノイタズラ
  16着/12人気

○イルーシヴパンサー10着/15人
▲ステラヴェローチェ3着/6人
△ダノンザキッド15着/1人
×エフフォーリア


(馬場)
先週の桜花賞とは違い、今週の皐月賞はかなり摩擦の高い馬場での開催となりそうだ。
先々週の日曜メインの美浦S(3勝クラス)の勝ち時計は2.00.7。
勝馬サトノエルドールの母父はファリスエス、ダート馬を出しやすいパワー型の種牡馬。
先週土曜メインの野島崎特別)(2勝クラス)の勝ち時計は2.00.9。
勝馬エヴァーガーデンの父はアイルハヴアナザーとパワー色の強い中距離向け種牡馬。
時計や勝馬の傾向からも、かなりパワー色が問われる馬場だと思われる。
土曜日の夕方から雨が降り、日曜日の明け方には止む予報になっているが、降雨量が20㍉を超える予想となっている。
日曜日の最低気温15℃、最高気温19℃とかなり暖かくなりそうで、おそらく良馬場、悪くとも稍重程度の悪化で済みそうだが、先週以上の馬場は望めない。
3週続けてのBコース開催で、馬場の内側はかなり悪くなっているはずだ。
外枠の消耗戦向きタイプにターゲットを絞ってみたい。
中山巧者血統はそういった特性が強いので、狙って面白そうだ。
非ノーザンファーム産馬を攻めてみても面白そうだ。
馬場状態から、事前予想と異なる予想となった。

◎アサマノイタズラ
非ノーザンファーム産馬。
父はイギリス色の強いタイプで消耗戦向き。
皐月賞、有馬記念を勝った中山巧者でもある。
前走は「格上げ」+「距離短縮」というペース激化ステップでありながら、「差し→捲り」の位置取りショックでパフォーマンスを上げきた。
かなり前向さもあり、今年の皐月賞に一番向いていそうな馬と見て、この馬を中心に馬券を組み立ててみたい。

○イルシーヴパンサー
父ハーツクライは有馬記念で、ディープインパクトを破った馬、産駒のリスグラシューは一昨年の有馬記念で圧勝劇を演じている。
昨秋は休養に当てられると、馬体が20kgほど増え、前目の位置取りで競馬が出来るようになり、体質が強化された事がしっかり理解出来る。
前走はバックストレッチで掛かり気味に進出するも、3−4コーナーでポジションを落とし、最後再び伸びるというチグハグさの目立った競馬。
スムーズな競馬なら、もっと走れる事を示唆する内容だ。
陣営のコメントでも「前に壁が作れなかった」とあったように、道中馬ゴミに入れた方がスムーズなテンポで競馬が出来るかも知れない。
そういう意味でも、今回は良い枠に入ったのではなかろうか?
全くの人気薄だが、更に奥がありそうな馬で注目している。
マイル経験があるのも良い。

▲ステラヴェローチェ
父バゴは昨年の有馬記念優勝馬クロノジェネシスを排出。
気の良さと体力のあるタイプで距離延長適性が高い。
これまで2000㍍の経験が無いというのも、フレッシュさを感じるきっかけなり、むしろプラス。
問題は枠順。
気のよい体力勝負のタイプだけに、揉まれ弱いタイプ。
馬場の悪い所を走らされ、揉まれて凡走というパターンはしっかり考えておきたい。
前目の位置取りで面白そうだ。

△ダノンザキッド
母父ダンシリでパワー馬場向く。

2戦続けて上がり33秒台の競馬で好走したエフフォーリアは、小回りのパワー馬場で果たしてどこまで…


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