桜花賞2021予想

BC爺
08期 予想歴20年

◎エンスージアズム
  8着/15人気

○アカイトリノムスメ4着/4人
▲サトノレイナス2着/1人
△ヨカヨカ17着/11人


◎エンスージアズムの前走であるフラワーC組は桜花賞に出走しないケースが多くなりましたが、距離短縮の優位性があるので出走馬の好走率は悪くありません。今年は勝ち馬も9年ぶりに出走しますけど、面白いのは2着のこちらです。

まず、桜花賞の舞台となる阪神1600。1800からだと距離短縮で位置取りが下がりますから、良馬場では速い上がりが使えないと物理的に厳しくなります。この点、ディープインパクト産駒らしい高速上がり適性を実際に見せているのは心強いです。

次に疲労面。勝ち馬のホウオウイクセルはフェアリーSも好走していて、年明けから重賞で連続好走と疲れの不安がネックになります。一方、この馬は前走が年明け初戦で、それまでは重賞にも出たことがないため消耗が非常に少ないです。

以上のことからホウオウイクセルを逆転する可能性は高いと見ます。そしてフラワーCは3着が阪神JFで僅差3着のユーバーレーベンで、額面通りに受け取れない部分があるとしてもレベルは低くありません。ディープインパクト産駒のG1での能力跳ね上げは今さら言うまでもないですし、かなり激走の要素が揃っているように思います。

○アカイトリノムスメは使うたびに良化。この馬もG1初出走のディープインパクト産駒ですから、大舞台でパフォーマンスを上げる可能性が十分あります。内容が地味なので迫力に欠けますけど、それだけ混戦向きの根性があるとも言えます。4番人気10倍なら悪くないでしょう。

▲サトノレイナスはG1激走の反動も懸念されますが、結局2着でしたし他のレースでは消耗していません。馬群に入ると前走のタフなレースの記憶で嫌気がさしてしまうので、大外枠は必ずしもマイナスではないはず。前走後に次走危険馬にした気がしますが、馬券内レベルでは軽視できないと思い直し。

△ヨカヨカはG1の2走前で驚きの粘りを発揮。マイルG1を経験済みの今回は阪神JF以上に走りやすいですし、ハイペースの1400を叩いてチョイ負けから臨むローテも悪くありません。さすがに血統的にも成績的にも決め手不足は否めませんけど、九州産のスクワートルスクワート産駒だからと侮れないところがあります。

ソダシはサトノレイナスと違って2歳重賞を使い続けて消耗していますし、激戦を制した分の反動もあります。その状態で揉まれる内枠では、さすがに我慢できないはず。


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桜花賞2021回顧

BC爺
08期 予想歴20年

次走狙い:ホウオウイクセル


勝ったソダシは3番手から抜け出して押し切り。今回こそ危ないはずだったんですが、異常な高速馬場を先行する負担の少ない競馬。疲れや反動が出にくい形になってしまいました。

2着サトノレイナスは後方から追い込み。こちらも馬群に入らず直線勝負で負担を抑える競馬。人気2頭にこれだけ楽な競馬をされては…

エンスージアズムは中団から追っつけ気味も良い感じで上がってきたんですが、もう一歩の伸びが足りず。ソダシに普通に勝たれては仕方ないですけど、高速馬場すぎて疲労面のアドバンテージがそれほど生きませんでした。

オークスで面白そうなのはホウオウイクセルでしょうか。今回は何もかも厳しかったですが、距離延長で前で運ぶ形なら面白そうです。


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