14期 予想歴38年
◎メイサウザンアワー
4着/6人気
○ユーバーレーベン3着/2人
▲ララサンスフル9着/12人
△ジェニーアムレット16着/8人
府中の開幕週。
気候も暖かくなり、芝もすくすくと育つ季節。
おそらくは、クッションの効いた跳ねる馬場に仕上がっているのではなかろうか?
例年そのような馬場で行なわれいるが、基本的には素直にステイヤー適性が問われている印象だ。
最近5年の勝馬を見てみると、血統的な傾向は明らか。
・ウインマリリン
ロベルト系✕フサイチペガサス(アメリカクラッシック血統)
・ウィクトーリア
ヴィクトワールピサ(イギリス色の強いサンデー系)✕ウォーエンブレム(アメリカクラッシック血統)
・サトノワルキューレ
ディープインパクト✕ブラジル血統
・モズカッチャン
父イギリス血統
・チェッキーノ
母サンデー✕アイルランド産馬。
…と、明らかに消耗戦向き血統を保有した馬ばかりで、スピードやキレを有するタイプは皆無。
異色の血を保有する馬が面白い。
ここ近年は牡馬的な体力が求められる傾向にあり、やはり馬体の大きさには注意したい。
◎メイサウザンドアワー
父ノヴェリストはアイルランド産、父父はドイツ血統で消耗戦向き。
母はキンカメ✕サンデーで、配合相手の特徴を引き出すタイプ。
本来は体力勝負型だが、前走はスピードとキレが求められる府中のマイル戦。
道中2番手の位置取りから、堂々力勝負で勝ちいく競馬を見せたが、後の重賞勝馬アカイトリノムスメのスピードに最後屈した型。
物理的に明らかに相手有利の条件でありながら、差の無い競馬。
これが今回の条件ならば、間違いなく結果は逆転していただろう。
今回の追い切りを見て、非常に後肢の蹴っ張りが力強い印象。
バネの効いた馬場は、強く踏み込んで大きく作用する。
馬場も合うと見る。
相手はゴルシ✕アメリカ型ステイヤー血統のユーバーレーベン。
力量は重賞戦歴から実証済み。
もう1頭、ララサンスフルは父ハーツクライ、母ガリレオ✕アメリカ型ステイヤーとやはり消耗戦に強い血統背景。
パープルレディーとジェニーアムレットは距離短縮組。
体力補完はプラス。
無敗馬オヌールは、馬体の小さな牝馬。
勝ち切るには、ちょっと体力的に厳しいような気も。
高速差し馬場そのものは合うが…
ここ5年の勝馬で最軽量は、サトノワルキューレの446kg。
それでも、2400㍍→2000㍍距離短縮という体力補完があっての勝利。
体力補完無くしてどこまでやれるか?
追い込む競馬で3着までが妥当と見る。
姉同様スイートピーSに向かうべきだった。
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