天皇賞(春)2021予想
ユーキャンスマイルから・・・

下彦
15期 予想歴35年

◎ユーキャンスマイル
  7着/5人気

○メイショウテンゲン14着/13人
▲オセアグレイト13着/9人
△ディープボンド2着/1人


◎ユーキャンスマイル
3000m以上の走りが(2-2-1-2)で馬券外の2走が春天の4着、5着と上位安定。3000m以上で末を活かすレースであれば菊花賞やダイヤモンドSの様なスローからの上がりのレースでも、阪神大賞典の様なタフなコースでの上がりが掛かるレースでも必ず最後迄良い脚を出して来る信頼感がありますね。阪神内回といえばゴールドシップが阪神大賞典を3連覇、宝塚記念を2連覇した事からも最も得意としたコースで、心肺機能を問われるレースに滅法強い馬でした。やはり過去にこのコースを好走した馬は適性的に大きなアドバンテージがありそうで、中でも相手関係を無視すれば阪神大賞典を(1-1-0-0)とゴール前に脚を伸ばして馬券になっている当馬は有力という事になります。
キングカメハメハ×ダンスインザダーク×シャーポ(ネイティヴダンサー系)×ノーンファクト(マンノウォー系)で母方2代以前は完全な欧州スプリント血統ですが、2代母からはチャペルコンサート(父サンデー)の様なオークス2着馬も出ており、父方に合わせて距離の融通性はある模様。今迄何度となく見せたキレ・スピードは牝系から受け継いだものかもしれませんね。マンボ系なので時計を要す馬場よりは高速の方が良い走りが出来そうですが、内外コース問わず馬場を選ばす長めの距離で必ず伸びて来るキャラクターはメンバー的にも今回はチャンス・・という事で本命。
対抗には◯メイショウテンゲン。カチカチの良馬場だと出番は無さそうですが現時点での降雨状況なら少しは影響はあるだろうという事で。
この馬も離されはしたものの宝塚記念5着、昨年の阪神大賞典3着と当コースへの適性はソコソコで、前走はいつもより位置取りが前になり末が鈍った恰好。末を残しつつレース質が消耗戦気味の様相なら浮上。
ディープインパクト×フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)×サドラーズウェルズ(ND)×ドローン(サーゲイロード系)で母は京都大賞典・日経新春杯を制しエリザベス女王杯2着のメイショウベルーガで京都に良績でしたが阪神大賞典も3着しているなかなかの牝馬でした。欧州的鈍重さを醸し出していますが今回はそれが生きればというところ。
単穴には▲オセアグレイトでオルフェーブル×バーリ(ネヴァーベンド系)×サドラーズウェルズ×マスターダービー(ボールドルーラー系)で京都3200mから阪神代わりとなり、より本質的ステイヤー資質を問われるならば、長らく続いている欧州トレンドのサドラーズウェルズとネヴァーベンド系統の両方を母方に併せ持ち、父が欧州で通用するステイゴールド系統である本馬はなかなかに追い風となる配合で注目したいところです。押さえに距離伸びて良さが出た△ディープボンド。


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