14期 予想歴38年
◎グレナディアガーズ
3着/1人気
○タイムトゥヘヴン6着/8人
▲リッケンバッカー4着/11人
△ソングライン2着/7人
×シュネルマイスター
×バスラットレオン
(今週の馬場読み)
土曜日に府中で行なわれた芝1400〜1600㍍のレースは3レース。
5Rと6Rは後傾ラップとなり、参考にはしにくい。
注目は8R2勝クラスの芝1400㍍。
セカンドクラスのレースだけに、前後フラットとそこそこ流れたレース。
参考レースとしては申し分無い。
レースは3番人気のキタイが先行して押し切る内容。
父はダンカークで、アメリカのクラッシック血統だ。
逆に1番人気を裏切ったオシリスブレインは、バゴ産駒でヨーロッパ色の強い血統背景を持つ。
2〜3着馬は人気薄の差し馬だった事からも、スピードと惰性だけで押し切るにはちょっと厳しそうな感あり、前残りでもしっかりした体力が求められそうだ。
この結果からも、路盤がかなり硬くなりつつある印象ではある。
もう一つ、外枠の激走馬が目立っている事も加えておきたい。
前残り馬場を想定して、予想を進めてみたい。
アメリカ血統を保有した "力量のある先行馬" に注目。
(結論)
◎グレナディアガーズ(ワイド軸)
父フランケルは、非常に日本のスピード競馬にマッチした種牡馬で、数少ない産駒ながら同馬を含めて3頭もG1馬を既に輩出している。
母父はファピアノ系、母母はこのレースに最も実績のあるヴァイスリージェント系だ。
力量は朝日杯で証明済みとなれば、素直に評価せざるを得ない。
力で押し切れると見て馬券の軸として取り上げてみたい。
不安材料を挙げれば、フランケル産駒は鮮度要求が高く、同じ路線でのレースが続くと気力が萎えて尻すぼみなりやすいという点。
縦目の馬券はしっかり押さえておきたい。
○タイムトゥヘヴン(単穴候補)
父ロードカナロアは母父ストームキャットの特徴を色濃く伝える種牡馬。
同馬は母の影響も持ち合わせており、力量もかなりのもの。
前走は初のマイルの流れで、2000㍍向けの力勝負の競馬をしてしまった感が強かった。
今回はレースがハードになる分、この馬の体力的なタフさが生かしやすくなるのは確か。
また鞍上は、馬の体力を生かすのが得意なジョッキー。
道中は先行馬を見ながらの競馬、終いは馬体を併せての叩き合いに持ち込みたい。
▲リッケンバッカー(単穴候補)
今週の競馬は内枠との相性は良くないものの、集中力の高いこの馬の性格面との相性は良いはず。
今回は馬体を減らしての出走となりそうで、この馬体減はこの馬の気性面によるところが大きい。
前残りの馬場ではあるが、敢えて内枠を生かして体力面をカバーし、精神面を生かした騎乗に期待したい。
こちらもロードカナロア産駒で、母もアメリカ色一色の血統背景。
このレースと非常に相性の良いインリアリティ系の血を保有しているのも心強い。
血統面での魅力に加えて、前走力強い差し脚を見せており、ハードな競馬になってパフォーマンスを上げてきそうな雰囲気がある。
△ソングライン
前走は、位置取りが悪かったのが全てだろう。
レース序盤にメイケイエールに馬体をグリグリ押し付けられる不利もあり、踏んだり蹴ったりといった内容で評価を度返ししたい。
今回おそらくは、プラス体重での出走となりそう。
今回前目の位置取りでスムーズな競馬が出来るようなら「苦→楽」のステップとなりうる。
ちょっとしたパフォーマンスアップに期待が持てそうだ。
今週の馬場状態と相性の良い枠順に入ったのも魅力。
差し競馬メインの経歴を持つ馬だが、キズナ✕シンボリクリスエスで本来は体力勝負でこそのタイプだろう。
今後はダート路線の活躍にも期待してみたい。
シュネルマイスターはヨーロッパ色強い血統背景。
人気だが、物理的な不利否めず。
バスラットレオンとホウオウアマゾンは、前走気持ち良く先行した後での激化ステップ。
共に激化ステップで朝日杯を凡走。
格上げ戦でのパフォーマンスアップは考え難く…。
グレイイングリーンはスピードとキレの高さは非常に魅力も、体力不足が致命的となりそう。
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