15期 予想歴35年
◎テルツェット
14着/3人気
○レシステンシア6着/2人
▲グランアレグリア1着/1人
△サウンドキアラ11着/6人
◎テルツェット
ディープインパクト×デインヒルダンサー（デインヒル）×ストームキャット（ND系）×ミスプロで2代母がラブズオンリーミーなのでラブズオンリーユー・リアルスティール・プロディガルサン等とは4分の3同血、母父にデインヒルダンサーを挟んだ事により適性が中→マイル寄りに出たのかもしれません。4代母にミシックトライブ・キングマンボを産んだ世界的名牝ミエスクで文句無しのライン。
VMも牝馬限定ながらG1なわけで、春先の高速府中でのペースも前後半比較で・・2020年45.6-45.0、2019年44.8-45.7、2018年（稍重）46.8-45.5、2017年（稍重）47.9-46.0、2016年45.7-45.8、2015年45.5-46.4・・という様に道悪以外はシビアなミドルからややハイで流れています。当馬のマイル経験値は・・新潟1勝クラス村上特別→46.3-47.0でやや緩みのあるハイラップを中団から差し込みゴール前はスピードの違いで2着以下を切って捨てたレース。府中2勝クラス国立特別→49.8-45.5で超スロー、前半緩すぎた為府中では珍しいラスト3F10秒台最速となったTS戦で、着差は僅差ながらここもスピードでは2枚上を感じさせたレースでした。前々走府中3勝クラス節分S→47.3-46.0で1.3スローでもさほど緩まずのペースで、オールイズウェルの勝ちレースを差しというより追い込んでゴール地点で上がり最速でハナ差捉えたレース。そして前走、マイル4連勝で臨んだ重賞初挑戦の中山ダービー卿CT→早い馬場では無い中で45.6-47.0のラスト5F以降ラスト迄減速ラップを刻む（前半1000mが47.1）シビアなペースで、後方から進めてラスト2.5F辺りから追われると直ぐに反応、更に後ろから上がり最速で追い込んできた好調カテドラルを1馬身抑えての勝利は、1戦毎のパフォーマンスの上昇とともにマイル戦であればどんな質のレースでも対応出来る資質が窺えた一戦でした。少なくともペースが振れて凡走という心配は無さそうです。
スマイルカナ、ディアンドル、イベリス、そして◯レシステンシアと前で運びたい上に後続の脚を削ぎたいタイプがいる点でレースは流れるでしょうし、先週のNHKマイルC同様シビアなペース経験や耐性がある馬に利のある決着となりそうという事で▲グランアレグリア、△サウンドキアラ。
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