高松宮記念2010予想
高松宮記念 外差しの末脚勝負。

軍神マルス
08期 予想歴12年

◎エーシンフォワード
  3着/3人気

○アルティマトゥーレ5着/2人
▲エイシンタイガー18着/7人


★傾向分析★
2004年 タイム 1'07"9 (良) 1FAve=11.32 3FAve=33.95
テン32.9-上がり35.0 『前傾』
1着サニングデール・・・ウォーニング×Darshaan=マッチェム×ネヴァーベンド 〔5-e〕 11-11
2着デュランダル・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔11-f〕 17-17
3着キーンランドスワン・・・Distant View×Roberto=ミスプロ×ロベルト 〔9-f〕 11-11

2005年 タイム 1'08"4 (良) 1FAve=11.40 3FAve=34.20
テン33.3-上がり35.1 『前傾』
1着アドマイヤマックス・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔9-f〕 7-7
2着キーンランドスワン・・・Distant View×Roberto=ミスプロ×ロベルト 〔9-f〕 9-9
3着プレシャスカフェ・・・ハートレイク×サンデーサイレンス=ヌレイエフ×サンデーサイレンス 〔8-g〕 7-7

2006年 タイム 1'08"0 (良) 1FAve=11.33 3FAve=34.00
テン33.7-上がり34.3 『前傾』
1着オレハマッテルゼ・・・サンデーサイレンス×ジャッジアンジェルーチ=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔8-f〕 5-5
2着ラインクラフト・・・エンドスウィープ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔9-f〕 5-5
3着シーイズトウショウ・・・サクラバクシンオー×トウショウフリート=プリンスリーギフト×ヘロド 〔3〕 3-4

2007年 タイム 1'08"9 (良) 1FAve=11.48 3FAve=34.45
テン33.8-上がり35.1 『前傾』
1着スズカフェニックス・・・サンデーサイレンス×Fairy King=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔1-t〕 5-5
2着ペールギュント・・・サンデーサイレンス×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔10-e〕 11-11
3着プリサイスマシーン・・・マヤノトップガン×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔12-f〕 5-5

2008年 タイム 1'07"1 (良) 1FAve=11.18 3FAve=33.55
テン33.4-上がり33.7 『一貫』
1着ファイングレイン・・・フジキセキ×Polish Precedent=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔14-a〕 7-7
2着キンシャサノキセキ・・・Fuji Kiseki×Presant Colony=サンデーサイレンス×リボー 〔14〕 4-4
3着スズカフェニックス・・・サンデーサイレンス×Fairy King=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-t〕 16-14

2009年 タイム 1'08"0 (良) 1FAve=11.33 3FAve=34.00
テン33.1-上がり34.9 『前傾』
1着ローレルゲレイロ・・・キングヘイロー×テンビー=リファール×ニジンスキー 〔1-b〕 1-1
2着スリープレスナイト・・・クロフネ×Nureyev=ヴァイスリージェント×ヌレイエフ 〔7-f〕 3-5
3着ソルジャーズソング・・・サンデーサイレンス×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔17-b〕 9-8

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』になりやすい。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
開催後半の馬場状況ということもあり、逃げにはきつく差しが決まる感じに思います。テンがきつければきついほど、差し・追込有利という感じです。

血統の傾向でここ4年で目立つのは、母父も含めてサンデーサイレンスが顕著に強いこと。サンデーサイレンス×大系統ノーザンダンサー系(特にノーザンテースト系)の好走馬が多く、先行してキレるタイプに向くように思います。

またここ数年の傾向として、純粋なスプリンターよりは中距離から短距離にシフトした馬の好走が目立つこと(=04年2着デュランダル、05年1着アドマイヤマックス、06年1着オレハマッテルゼ・2着ラインクラフト、07年1着スズカフェニックス・2着ペールギュント、09年1着ローレルゲレイロなど)。サンデーサイレンス産駒に特に多い傾向のようです。

休み明けよりも叩いた馬の方が好走も多く、前走阪急杯を後ろから差しての好走馬がステップとして良い傾向です。

★予想★
流れは『前傾』を想定。開催後半ということもあり外伸び馬場の差し有利と考えています。

◎エーシンフォワード・・・Forest Wildcat×Cure the Blues=ストームバード×ターントゥ 〔16-a〕
前走阪急杯1着(=阪神芝1400m)。Forest Wildcatはストームバード系で、短距離をパワーで走るタイプ。粘り強さはあるものの揉まれ弱く、展開によって着順が大きく左右される。スト-ムバード系は、好調期にまとめて稼ぐタイプでもあり前走好走は好走確率が高い。ただ崩れると立て直すのに時間がかかることも多い両極端なタイプでもあるので、崩れた後は人気でも過信禁物。近走の充実した内容から、今なら芝1200mにも対応可能と考えて期待する。母父Cure the Bluesはターントゥ系で、高松宮記念はサンデーサイレンス系が強いので、同じ大系統ターントゥ系としてみるならば好走可能と考える。本馬が鋭いキレを出せるのはこの点に由来していると考える。開催最終週の外差し馬場ならこのキレを活かして鋭く突き抜けると考える。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤー特性がある牝系。ステイヤー特性は一度好調期に入るとしばらくの間調子が上向きなので好走が続く。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

○アルティマトゥーレ・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔3-l〕
前走シルクロードS1着(=京都芝1200m)。フジキセキ産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、内枠を活かして好位から抜け出すレースが得意。すっと好位を取って折り合い、一瞬のタイミングで馬群を抜けられる器用な脚を持っている。母父トニービンは、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。
No.〔3〕の牝系は、古馬の成長力に優れた牝系で好走中の馬は崩れにくい。分枝記号lなので、No.〔3-l〕はスペシャルウィークやメイショウサムソンやウオッカと同系で、本来は中距離に強いタイプが多いが、これらの馬に共通しているのは古馬でも強さを発揮したこと。厳しい流れをしっかり抜け出すと考えて期待する。

▲エイシンタイガー・・・コロナドズクエスト×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔7-c〕
前走シルクロードS8着(=京都芝1200m:0.8秒差)。コロナドズクエスト産駒はフォーティナイナー系で、揉まれずに気分よく走ると大仕事をする。とにかく気弱なヤンキー的な性格を有している。末脚はしっかりしているので、今回外枠を活かして伸びてくることを期待する。母父サンデーサイレンスは、勢いと鮮度が重要。勢いは前走敗退で少ないですが、古馬GⅠは初挑戦となるのでその鮮度を活かしての好走に期待。サンデーサイレンス直仔が少ないので、母父サンデーサイレンスにも向くはずと考えて期待する。
No.〔7〕は、古馬での成長能力に優れた牝系で、スピードの持続性能にも優れている。間隔を詰めたり距離変更ショックなども効きやすい。分枝記号cは、高い心肺機能を持ち、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

△プレミアムボックス・・・アドマイヤベガ×ターゴワイス=サンデーサイレンス×セントサイモン 〔10-d〕
前走オーシャンS4着(=中山芝1200m:0.1秒差)。アドマイヤベガ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、アドマイヤベガ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、同じ重賞で違う産駒が良く好走する特性がある。今回はこの特性には期待できないのだが、他にアグネスタキオン産駒のように前走0.5秒差以内で5着以内で好走しやすい特性も併せ持ち、人気だと不発になることも多いが伏兵の立場だと好走しやすいタイプでもある。今回はこの特性に期待する。母父ターゴワイスは、小回りコース向きの器用さがありスピードと成長力を有している。7歳馬だが上がりは毎回鋭く衰えを知らない感じ。後方一気の脚質から届かずもありうると考えて連下候補。
No.〔19〕の牝系は、淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。


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