15期 予想歴35年
◎クロノジェネシス
3着/2人気
○ステラヴェローチェ4着/3人
▲ペルシアンナイト14着/11人
△エフフォーリア1着/1人
◎クロノジェネシス
バゴ(レッドゴッド系)×クロフネ(フレンチデピュティ)×サンデー×ミスプロで半姉にヴィクトリアマイル勝ちのノームコア、半妹にOP迄上がったハピネスダンサーがいます。やはり小回り内回りとなればこの馬が最強クラスで、新馬+G1の全6戦で(5-1-0-0)とほぼパーフェクト、スローの緩慢な流れからの上がりのレースとなった大阪杯2着や前後半でスローの5Fロンスパの様な流れだった昨年の有馬記念(サラキアとクビ差同タイム1着)以外は2〜6馬身離しての勝ちで、負荷の掛かる底力を要求される展開になれば現役屈指かと。勿論現時点で3歳最強で穴が見当たらない△エフフォーリアがあっさりとここもパスしてくる事も容易に想像出来ますが、府中2000mの天皇賞であの様な強い勝ちっぷりを見せつけられると中山2500m内回りで同様の走りが出来るのかと訝ってみたくなります。ならば小回適性と経験値に1日の長がある本馬が、少々の出来落ちやピークアウトしていたとしても不動の軸となるかと思われ本命。対抗は◯ステラヴェローチェ、バゴ×ディープインパクト×グランドスラム(ゴーンウエスト)×ロベルトでディープの牝系ラインにもある名牝ハイクレアのクロス4×5を持っているのが特徴的で、道悪での好走が目立ちますがクラシックでも安定的に上位に来ており、えてしてこういう勝ちきれず何とか上に来ている馬がこういう場面でパフォーマンスを上げてくるのも少し前のグランプリレースには有りがちでした。前走菊花賞は完全なタイトルホルダーの術中に嵌ったレースで、タフな阪神内回3000mを徐々に14秒台迄ゆっくり落とし、ラスト4Fからまさに加速して引き上げて行く中をその遥か後方から外をまわして追い上げていくという絶望的なレース振りでしたが、上がり最速であわや2着もあろうかとの4角過ぎの動きはかなり強引ながら、それに応えた馬も強さを感じられたレースでした。こちらも人気はしそうですが買いと言う事で。単穴に▲ペルシアンナイト、ハービンジャー(ダンジグ系)×サンデー×ヌレイエフ×ホステージ(ニジンスキー)で牝系は母母ニキーヤ自身ND2×4・ネアルコ4×5・ハイペリオン5×5・ナスルーラ5×5のそれぞれクロスを持つタフなスピード型で、直仔にゴールドアリュールやゴールスキー等のダート馬も排出しているラインを持っています。7歳になりますが中位安定といったところで、例え質的に適さないレースでも1秒以上勝ち馬から離される事はなく毎回能力分だけは走り、向けば馬券内迄という感じで、共にレースラップが4F戦の様な形になったチャレンジカップと札幌記念は全く年齢は感じさせない走りでした。マイルG1は勝っていますが、基本サイアーラインがダンジグ系のハービンジャー、母方はサンデーを挟んでヌレイエフ、ホステージ(ニジンスキー)というND系が根幹の馬なので、流れた中で脚を要求された方が上位浮上の目が出てくる筈・・という事で今年の逃げ馬の質からいってそうは緩くならない事が前提での単穴。
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