根岸S2022予想
ダートスタートなら…

夏影
14期 予想歴39年

◎モジアナフレイバー
  7着/9人気

○ジャスパープリンス11着/10人
▲エアアルマス10着/5人
△レピアーウィット12着/11人
×ヘリオス
×タガノビューティー


ここ7年サンデーサイレンス系の勝ち馬が出ていない。
母父に関しても、2019年のコパノキッキングと、2018年のノンコノユメの2頭のみ。
いかにもダート短距離らしい傾向が出ている。
父は勿論の事、母父も非サンデー系のアメリカ血統に注目したい。

◎モジアナフレイバー

「時計の掛かるダート→軽いダート」、「57→56kg」斤量減の体力補完あり。

父はバトルプラン、母はフレンチデピュティ産駒の純アメリカ色で、"ダートのスピード競馬に特化" した血統背景が魅力。

昨年のフェブラリーSは6着だったが、芝スタートに対する適応力の無さが全てだった。
発馬そのものは決して悪くなかったが、その後全く行き脚がつかずにブービーポジションからかなり離された最後方に置き去りとなった。
ダートコースに入ってからようやく流れに乗り徐々に進出、最終的には6着にまで着順を押し上げている。

時計勝負となった南部杯では、1.33.0の3着としっかり対応出来ている。
重馬場での競馬に良績が偏っているように、純粋にダートでのスピードが問われるレースがベスト。

今回は久しぶりの中央ダートでフレッシュさを感じるタイミング。
芝を走らされる事はないので、改めてこの馬の能力に期待してみたい。

○ジャスパープリンス

「57→56kg」斤量減の体力補完、「海外G1→G3」メンバー弱化。

父メダグリアドーロ系、母父エーピーインディ系のアメリカ色。
日本においては、初の重賞経験でフレッシュさを感じるタイミング。
揉まれない外枠も良い。

▲エアアルマス

「1200→1400㍍距離延長」によるペース鈍化ステップ、「58→57kg」斤量減による体力補完あり。

父エーピーインディ系、母父ファピアノ系のアメリカ色。
ベストは中距離も、1200㍍からの距離延長なら悪くない。
揉まれない外枠は、ベストな枠順。

△レピアーウィット

「1800→1400㍍」距離短縮、「先行→差し」位置取りショック、「59→57kg」斤量減の体力補完あり。

父はヘニーヒューズ、母はランニングスタッグのアメリカ産馬。
マーチSは中山1800の稍重で1.51.0の比較的速い決着での重賞勝ち。
栗東Sは、京都1400の重馬場という超激軽の競馬で、1.22.0で2着とダートのスピード競馬向きの適性を見せている。
馬ゴミをスムーズにクリア出来れば差す競馬も可能で。

△ソリストサンダー
✕ヘリオス、タガノビューティー

母父サンデー系もソリストサンダーに関しては重賞勝馬で、交流G1好走歴もあり力量的に物理的不利を克服する可能性を持つが、ヘリオス(父サンデー系)やタガノビューティー(母父サンデー系)に関しては重賞未勝利。
片親にダート向けの血を持っているが、もう片方のサンデーの血でダート短距離適性を半減させている。
ヘリオスは奥行きのある血統だが既に6歳、早熟血統のタガノも5歳で既に能力が完成されていて当然の年齢。
これ以上の劇的な能力の上積みがあるとは考えにくい。
不利を克服するのに必要な力量も無いとなると…


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >