14期 予想歴39年
◎アフリカンゴールド
1着/12人気
○サンレイポケット3着/6人
▲エヒト7着/11人
△ジェラルディーナ4着/4人
×レッドジェネシス
×マリアエレーナ
土曜競馬を見た限りでは、高速差し競馬。
しかしながら、日曜日の天候は昼頃から小雨がパラつく予報になっている。
おそらくは良馬場での競馬になるだろうが、多少水気を含む馬場になる事を覚悟した方が良さそうだ。
レース後半〜終盤にスピードに乗せてくるタイプがベストだが、内回りの非根幹距離、且つ頭数少なめのレースで後傾ラップでの力比べ的なレースになる事が想定される。
フランス色の強い馬、特にトニービンの血には注目したい。
◎アフリカンゴールド
父ステイゴールド、母ゴーンウエスト✕デインヒル系
「先行→逃げor差し」位置取りショック。
父のイメージから消耗戦向きのようなイメージがあるが、勝鞍全てが上がり3位以内で実は後傾ラップレースに強いタイプ。
3着に入ったアルゼンチン共和国杯でも、33.8(3位)の末脚を駆使している。
注目すべき点は、ここ2戦で先行し、上がりの掛かる競馬でそれなりに好走している事。
得意パターンでないにも関わらず好走している事から、好調さが窺える。
この頭数の外枠だと馬群に入れられず掛かる可能性が出て来るが、運良く前に壁を作る事が出来るようなら面白い。
逃げ馬不在であるのなら、「逃げ」戦法は非常にアツい。
長い競走馬生活で初の「逃げ」競馬という事で、これまでのマンネリ感が一気に吹き飛ぶ事になる、破壊力は満点だ。
タラ、レバ的要素が強く当てにはならないが、ここまで人気薄ならギャンブルしてみるのも面白い。
○サンレイポケット
父ジャングルポケット、母ワイルドラッシュ✕サンデーサイレンス系
「G1→G2」格下げ、「2400→2200㍍」距離短縮、「57→56kg」斤量減。
父はトニービン系。
ここ2戦は、強い馬相手に食い下がれない競馬が続いている。
根幹距離レース特有のスピードやキレが問われたレースだった事もあり、この馬に合わなかったのは確か。
淡白さがある為に、メンバー弱化ステップでの力比べになってパフォーマンスアップの期待は大きい。
この馬の勝鞍も全て上がり2位以内でのもので、後傾ラップの力比べレース向き。
物理的にもこの馬有利にシフトしてくる。
力量の割に大きな体力補完あり、お得感強く。
▲エヒト
父ルーラーシップ、母ディープインパクト✕デインヒル系
父母はトニービン系。
勝鞍は全て上がり2位以内であるように、やはりフランス色の強い差し馬。
前走は9着と散ったが、マイネルファンロンが雪崩れ込んで来たように、消耗戦的な競馬になったのが全て。
前走凡走でストレス疲労無く、今回は物理条件も向く。
重賞経験少なく、フレッシュもあり。
ガラリ一変があっても良い。
△ジェラルディーナ
ちょっと主流色が強そうなので、体力勝負ではちょっと辛い。
勝ちに行く競馬なら厳しいが、矯めるだけ矯める競馬なら着は拾える。
△ユーバーレーベン
オークスの内容からレースは向きそうも、牡馬相手では体力負けする公算高く、勝ち負けとなると?
✕レッドジェネシス
ここ2戦前向きさを感じさせる内容が全く無く、距離短縮や内回りに適応出来る精神状態とは考え難い。
3000㍍で先行出来ない馬が、800㍍距離短縮で前向きさを出せるのかが問題。
重、不良馬場の全馬総崩れの競馬面白いが、稍重程度なら後半のスピード持続力が問われ物理的にも合わないはず。
ここ凡走後、次走3000㍍以上のレースを使うようなら狙ってみたいが…
✕マリアエレーナ
前走のストレス疲労あり。
スピード色の強いタイプで、体力勝負となると…
ここ凡走してストレス抜けた後の次走が狙い目。
レッドガラン
前走圧勝と非常に良いリズムを持つが、前走の金杯は近走のマイル経験が生きた感が強い。
ゴール前のキレがかなり際立っていた。
2着のスカーフェイスはマイルで2勝、ちょうど1年前はマイルを中心に使われていた。
一方人気を裏切ったヒートオンビート、トーセンスーリヤはマイル未経験。
2000㍍ではあったが、かなりマイル質の物理特性が問われていたと考える。
外回りの根幹距離だったら本命だが、内回りの非根幹距離では?
切り馬とは言わないが、この条件で積極的推せる馬ではない。
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