14期 予想歴39年
◎ディオ
5着/7人気
○オウケンボルト9着/9人
▲ソリタリオ10着/3人
△グランドライン12着/10人
×ビーアストニッシド
先週の東風S(古馬OP)の勝ち時計は1.34.1。
前半4F47.5秒とかなりのスローでありながら、上がり34.1最速上がりが33.6と平凡。
いくらか時計が掛かっているのかなぁ…という印象。
更に土曜の夕方から雨が降り重馬場にまで悪化。
日曜は天気が回復するらしいが、先週以上の馬場状態を期待するのはいくら何でも無理だろう。
そこで狙ってみたいのは、前走キレ負け、スピード負けした馬の巻き返し。
重不良馬場ではなく中途半端に時計が掛かる馬場なら、馬体を併せる機会も多そうなので、混戦向きのタイプも狙えるだろう。
有力馬よりも、人気薄に逸材が隠れていそうな面白いレースだ。
◎ディオ
父リオンディーズ、母父マンハッタンカフェ
「未勝利→G2」格上げ
前々走はインを突いて早めに抜け出す競馬も、1頭になり気が抜けたタイミングでデルマグレムリン差された。
かなり集中力に依存した走りだったような印象を受けた。
そういった性格ゆえ、相手が強化されなかなか抜け出せない状況になった方が、最後まで気を抜く事無く走り切れるのでプラスに働く。
前走は、どスローの流れから32.9という強烈な上がりを繰り出している事からも、スピードもあり気の良さもあるタイプ。
スピード、集中力と気の良さを兼ね備えたタイプで、安定して高いパフォーマンスを出してくるタイプだろう。
皐月賞、ダービーに出走してくるようなら面白い存在になりそうだ。
○オウケンボルト
父フェノーメノ、母父オウケンブルースリ
「時計の掛かる馬場」
父は天皇賞春を連覇したパワー体力兼備の重厚感のあるステイヤーだったが、この馬も同じようなイメージで良いだろう。
前走は先行策から直線で勢い良く抜け出したものの、最後ロードレゼルのキレに屈した形。
気持ちに前向きさも出ているので距離短縮は対応出来そうも、加速力は高いがトップスピードに欠ける血統背景がネック。
他馬が加速し切る前に競馬を終わらせたいクチなので、直線の短いコースの馬場悪化という条件は面白い。
外枠を引き、馬場の悪い所を走らされる事も無い。
ベストはもっと長い距離だろう。
ここで、掲示板に載るようならスピードがそれなりにあるステイヤーだという事になるので、菊花賞でかなり面白い存在となりそうだ。
ボトムはチップトップ系(スピードキヨフジ系)のかなり優秀な牝系で、母母オウケンサクラ、母母母ランフォザドリーム、母母母母ミルフォードスルーと重賞勝馬が続く。
▲ソリタリオ
父モーリス、母父キングカメハメハ
モーリス産駒だが、意外とマイル質のスピードの完成度が高そうなタイプ。
母母ライラプスに近いイメージ。
1800㍍までなら。
△グランドライン
父ドゥラメンテ、母父ディラントーマス
「G1→G2」格下げ。
✕ビーアストニッシド
1800㍍ベストも、前走の出走が余計だった。
シンザン記念の内容から、かなり硬さがある印象。
距離に壁がありそうだし、脚質に幅を持たせる事が出来ないし、また間隔詰めて使うと反動を出しやすいタイプだろう。
激走と凡走を交互に繰り出しやすいはず。
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