天皇賞(春)2022予想
マカオンドールから・・・

下彦
15期 予想歴36年

◎マカオンドール
  11着/6人気

○ユーキャンスマイル13着/13人
▲ディープボンド2着/1人
△シルヴァーソニック


◎マカオンドール
出走メンバーを見ると実績・力共に▲ディープボンドとタイトルホルダーがどうみても抜けている様ですが・・そこは周ってくるだけで消耗してしまう阪神内回り(3200mは外→内)コース、昨年の同阪神開催の春天は良馬場ながら勝ち馬ワールドプレミア以外皆37〜8秒台の全体がバテていたかの様なレース振りでした。こういうコースに滅法強い馬がいましたね。そう阪神内回り3000mの阪神大賞典を3連覇、2200mの宝塚記念を2連覇したゴールドシップです。ステイゴールド×メジロマックイーンという如何にもタフそうな配合のそのままのイメージで、パワーと中低速の息の長い脚でこの難コースを苦にしないキャラクターが生まれたんですね。話は逸れましたが上記の2強(と思われる)ボンドとホルダーに割って入れる可能性のあるタイプとしては、この難コースを見方に出来る様な馬・・・・という事で、実績やパフォーマンスは未だ示せていないものの、阪神大賞典では5F前後半63.1-59.0でラスト2Fが最速となる緩慢なスローロンスパ戦で後方から進めて、34秒台の脚で4着迄押し上げ尚脚が止まっていなかった◎マカオンドールに可能性があるのではないかと2つの点から推してみたくなるんですが・・・
一つは血統が良いですね。先述した阪神内回りの鬼ゴールドシップ産駒、母父には仏ダービー馬で凱旋門賞馬ダラカニの父でもあるダルシャーン(シャーリーハイツ←ミルリーフ←ネヴァーベンド←ナスルーラのライン)、母母父にヌレイエフ(ND)で2代母(母母)ムーライツボックスからは凱旋門賞馬のバゴが出ている様に欧州的スピード要素を母方に持っています。
もう一点は中距離以上のレースで上がりのかかるレースを経験してない点で、経験してないというのは悪い意味ではなく未だ良さが明らかになっていないかもしれないという事であり、前述した様に欧州色濃い配合ならば全体的に皆脚が上がって雪崩れ込む様なラストでも差し脚を活かす事が期待出来るのでは・・との半分希望的観測であり、予想オッズからも妙味という点では薄いてすがこの馬から中心に入ります。
対抗にこのメンバー質なら差の無い◯ユーキャンスマイルで、馬齢は行っていても主戦場はG1,G2中心の一線級馬相手に惨敗しているわけでもなく、阪神内の長丁場は最も安定的に力を出せているコースであり久々の馬券内もあるかも。押さえに△シルヴァーソニックで、オルフェーブル×トニービン×リファール(ND)、母はサンスポ阪神牝馬S勝ちのエアトゥーレ、半兄に先行し終始追い通しで小倉記念を粘り勝ちしたクランモンタナがおり、血統通り機動力と粘っこさが身上のキャラクター。13回馬券になっている内、ピンク帽5回、赤帽5回でそれぞれ好走しており、今回は待望のピンク帽で外からのレースの方が良いレースが出来ています。距離伸ばしてさらに粘っこさが生きそう。


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