08期 予想歴14年
◎レッドスパークル
13着/4人気
○ペルーサ1着/1人
▲コスモエンペラー16着/7人
×トゥザグローリー
×ハートビートソング
関東のオープンにはコスモエンペラー、関西の500万下にはスナークスペインがいる。
この2頭はどっちも逃げ馬です。この2頭を参考に予想を組み立てます。
人気が予想される関西馬トゥザグローリーとハートビートソングの前走はどちらもスナークスペインが逃げているんですよね。
ハートビートソングの時は飛ばして逃げたように見えてますが超スロー。そりゃ3着に残るっていうレース。そこで結果的に差してはいるけどハートビートソングの勝負どころでの反応の悪さは重賞レース、特に2着までに入らないといけないようなサバイバルレースでは致命的。
トゥザグローリーの前走ももちろんスロー。スナークスペインにとってはハートビートソングの3着の次のレースですから、味をしめて離して逃げりゃぁいいものを中途半端にまたスローに落としてしまいましてね。逆に前走の粘りを知っている他の馬に早目の仕掛けを許しての敗戦です。
トゥザグローリーはアイウォントユーごときに食い下がられてしまったという印象でいる。ムーニーバレーRTで◎アイウォントユーにしているおれが言うなよっていう話ですが、阪神のアイウォントユーなんてあと数100mないとホントのエンジンがかかりませんからね。京都専用機だと思いますからね。
ハートビートソングとトゥザグローリーを近年の他の馬に例えると、
ハートビートソング = バアゼルリバー
トゥザグローリー = マゼラン
という感じです。正直まだ先の馬。もしくはそれほど強くない。
あくまで私観。なにせものさしがスナークスペインですから。
今度はコスモエンペラーのお話。
コスモエンペラーというのは年末年始に短期免許で来日していたクラストゥスで激変した馬。未勝利戦勝利時は全くの人気薄での逃げ切りでしたが、昇級2戦目で再び逃げ切ってみせた。2戦の内容としてはどちらも飛ばし逃げ。スナークスペインの場合は離して逃げていますがスロー。この馬は速いペースで飛ばし逃げ。
少頭数になったすみれSの予想でコスモエンペラーの存在がハイペースを生み、瞬発力がなくて勝ちきれないレッドスパークルやメイショウウズシオにも勝機だと書いたんですが、コスモエンペラーがデムーロになってしまって控えた逃げになってしまった。それでもそいつらは馬券に絡んだのですが、コスモエンペラーにとっては中途半端な競馬だった。
若葉Sは若い丹内に乗り替わって思い切った逃げを披露してくれると思いきや、他が奇策で飛ばし逃げ。専売特許を取られる形で本来の力を発揮できなかった。つまりオープン入りしてからは本来の力を発揮していない。人気馬が射し馬ばかりで東京コースならまさかの逃げ切りまで考えられる。
何!?松岡が乗るのか?俄然勇気が出るわ。
まるでコスモエンペラーが本命かのような文章になってしまいましたね。
そうではなくて、結局ハイペースになることが予想されてしまうわけなのでハイペースの若葉Sで圧倒的な力を示したペルーサを素直に信頼したいところですね、という話です。皐月の権利を持ちながら自重してここなんですから恥ずかしい競馬はしないはずというかするわけがないわけですよね?藤沢先生。
まぁそれでも本命はレッドスパークルなんですがね。ローテーション的にはいかにもここ目標のエクセルサスやロードオブザリングに手を出したくなるところなんですが、エクセルサスは長距離で勝っているものの切れ勝負だし、ロードオブザリングは京都の坂を駆け下りる惰性で勝負するタイプだと思われるので評価を下げる。
今気づいたけど、エクセルサスとロードオブザリングが同着だったレースもスナークスペインがレースを作っているんですね。なんか笑ってしまいました。ハートビートソングとトゥザグローリーと同じ理由で評価を下げられる(笑)
で、レッドスパークル。
持っている力はペルーサの方が断然上だと思うけど、ハイペースで強いタイプと見ている、というか見続けて長い(トンネルという説が有力)のですみれS同様コスモエンペラーの飛ばし逃げの恩恵に期待したい。
ローテーション的にはきつい。ただ余裕を持ってプリンシパルや京都新聞杯じゃないところがタフさを物語る。東スポ杯は出遅れ、京成杯はドスロー、すみれSは勝ったものの仕掛け遅れの追走苦労。皐月は出遅れて追走苦労。まだ本気じゃない。
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