アイビスSD2022予想
アイビスサマーD 外枠とフォーティナイナー系に期待。

軍神マルス
08期 予想歴24年

◎トキメキ
  11着/3人気

○マウンテンムスメ8着/6人
▲ヴェントヴォーチェ9着/1人
△シンシティ2着/2人


★傾向分析★
2017年 タイム 54”2 (良) 1FAve=10.84
①11.8-②10.0-③10.4-④10.3-⑤11.7
1着ラインミーティア・・・メイショウボーラー×オース=ヘイロー×ノーザンダンサー 〔4-l〕
2着フィドゥーシア・・・Medaglia d'Oro×Sunday Silence=サドラーズウェルズ×サンデーサイレンス 〔22-d〕
3着レジーナフォルテ・・・アルデバランⅡ×ボストンハーバー=ミスプロ×ボールドルーラー 〔12〕

2018年 タイム 53”8 (良) 1FAve=10.76
①11.8-②10.0-③10.3-④10.1-⑤11.6
1着ダイメイプリンセス・・・キングヘイロー×ダンスインザダーク=リファール×サンデーサイレンス 〔8-f〕
2着ラブカンプー・・・ショウナンカンプ×マイネルラヴ=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔4-m〕
3着ナインテイルズ・・・ローエングリン×メジロライアン=サドラーズウェルズ×ノーザンテースト 〔1-s〕

2019年 タイム 55”1 (良) 1FAve=11.02
①11.9-②10.2-③10.5-④10.7-⑤11.8
1着ライオンボス・・・バトルプラン×ステイゴールド=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔8-f〕
2着カッパツハッチ・・・キンシャサノキセキ×タイキシャトル=サンデーサイレンス×ヘイロー 〔2-d〕
3着オールポッシブル・・・ダイワメジャー×Yankee Victor=サンデーサイレンス×ヘイロー 〔不明〕

2020年 タイム 54”5 (良) 1FAve=10.90
①11.7-②10.0-③10.4-④10.8-⑤11.6
1着ジョーカナチャン・・・ロードカナロア×ネオユニヴァース=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔不明〕
2着ライオンボス・・・バトルプラン×ステイゴールド=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔8-f〕
3着ビリーバー・・・モンテロッソ×ネオユニヴァース=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔2-f〕

2021年 タイム 54”2 (良) 1FAve=10.84
①11.7-②10.2-③10.5-④10.7-⑤11.1
1着オールアットワンス・・・マクフィ×ディープインパクト=ミスプロ×ディープインパクト 〔1-t〕
2着ライオンボス・・・バトルプラン×ステイゴールド=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔8-f〕
3着バカラクイーン・・・アドマイヤムーン×Rahy=フォーティナイナー×レッドゴッド 〔9-c〕

 直線競馬のため、スピード勝負の『ゼロヨン』のイメージ。
①~④まではスピードとダッシュ、⑤は最後にばてずに伸びることが出来るかが問われるスタミナが必要と考える。

 血統の傾向は、サクラバクシンオーやダンチヒ系、ウォーニングなどのマッチェム系が好走から最高速度が問われているのは確か。スピード自慢の快速血統のフォーティナイナー系も好相性。
またニジンスキー系や、グレイソヴリン系やレッドゴッド系など大系統ナスルーラ系、つまり持続型の流れに強い血統も好走しています(=スタミナが問われるのに関係あり?)。
07年はダート→芝路線変更のサンアディユが激走したように、ダートもこなせるタイプは要注意。パワーが推進力として活きると思われる。

 牝系の傾向としては、No.〔2〕〔3〕〔4〕〔8〕 の牝系が好走馬複数出しているが、これよりも分枝記号cに注目したい。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。分枝記号cがパワーに優れたタイプと考えると、開幕週の好走や馬場の荒れた最終週や重馬場に強いのも納得。そのパワーがダッシュに活きるはず。

 また牝馬の好走が多いこともポイントで、毎年必ず3着内好走しています。牝馬は斤量が軽いことがテンのダッシュにつながるためと思われます。

 それから外枠か内枠が強い傾向。中枠の成績はあまりよくないようです。レースの映像見る限りではラチに沿って走るように見えるので、そのためと思われます。中枠は少し距離損ではないでしょうか?閃光特別も外枠と内枠が好走が多く、傾向は顕著だと思います。

★予想★
アイビスサマーDのポイントは、
①外枠が圧倒的に有利。ただしスペシャリストのレースなので、芝1000mのコース実績馬にも注目。また新潟芝コースの好走実績にも注目。
②京都や阪神コースで好走の多い、芝1200mで持ちタイム1’07秒台の好走歴のある馬。その持ち時計を計上したときより、近走が充実している馬はより好走が期待できる。
③斤量の軽い馬。斤量は軽い方がダッシュ力がつきやすい。斤量57kg以上は割引が必要。
④サクラバクシンオー産駒やマッチェム系など快速スピード血統中心。サクラバクシンオー産駒、フォーティナイナー系は特注。サンデーサイレンス系はやや苦手で割引が必要。
⑤No.〔2〕〔4〕の牝系の好走馬が多い。分枝記号c・hは特注。
⑥リピーターの好走にも注意は必要だが、基本的には「老馬の法則」が活きやすく、昨年好走馬は前年よりも着順を下げやすい。
⑦牝馬の好走も多い。
⑧近走先行している馬。

◎トキメキ・・・アドマイヤムーン×ゼンノエルシド=フォーティナイナー×ニジンスキー 〔22〕
 前走駿風S1着(=新潟芝1000m)。新潟芝コースは(2-0-1-2)、芝1000m戦は(1-0-0-1)。
 アドマイヤムーン産駒はミスプロ系で、体の柔らかい産駒が多く着実にスピードを伝えるフォーティナイナー系。2歳の短距離から走れる仕上がりの早さと、芝・ダート兼用の快速スピードを持つ。好位で折り合い、馬群の内で我慢もでき、ギアチェンジの速さや競馬上手の賢さが目につく。インを通れる脚を持ち、芝の1枠の成績が良く、内枠の好走が多い。母父ゼンノエルシドはニジンスキー系で、持続力に“いいものを持っている”マイラー血統。スローの上がり勝負より、平均ペースに流れる展開が合い、自分の型にはまると強さを発揮する。芝は揉まれない外枠の方が良い。一度落ち込むと立ち直りまでに時間を要するので、深追いは禁物。
 No.〔22〕の牝系は、高速決着に強いスピードに優れた牝系。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

◯マウンテンムスメ・・・アドマイヤムーン×ストーミングホーム=フォーティナイナー×ミスプロ 〔9-h〕
 UHB杯1着(=函館芝1200m)。新潟芝コースは(1-0-0-1)、芝1000m戦は(1-0-0-1)。
 アドマイヤムーン産駒はミスプロ系で、体の柔らかい産駒が多く着実にスピードを伝えるフォーティナイナー系。2歳の短距離から走れる仕上がりの早さと、芝・ダート兼用の快速スピードを持つ。好位で折り合い、馬群の内で我慢もでき、ギアチェンジの速さや競馬上手の賢さが目につく。インを通れる脚を持ち、芝の1枠の成績が良く、内枠の好走が多い。母父ストーミングホームはミスプロ系で、中距離で活躍する産駒が多い。軽いスピードを有し、持続する流れに強い特性を持つが、その上でキレる末脚を繰り出す。仕上がりは早く、2歳戦から狙える。レース間隔をあけると走り、使い込むと成績が下降する傾向があり、勝負は休み明けから数戦以内が狙い目。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベストで、器用さには欠けるが、広いコースでの持久戦は得意。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。

▲ヴェントヴォーチェ・・・タートルボウル×Distant View=ノーザンダンサー×ミスプロ 〔1-n〕
 前走函館SS7着(=函館芝1200m:0.5秒差)。新潟芝コースは(1-0-0-0)、芝1000m戦は(1-0-0-0)。
 タートルボウル産駒はノーザンダンサー系で、芝・ダート兼用型。ダートは1400m以下型と1800m型に分かれ、芝は中距離が中心。芝の勝ちコースには福島、小倉、函館、阪神内回りが並び、東京、京都は苦手だが、得意な距離、競馬場を持った産駒が多く、個々によって判断する方が賢明。スローからの上がり勝負に泣いていた馬の小回りコース替わりを狙うのはズブい欧州血統の常套手段。芝でキレ負けしを喫していた馬のダート替わりも然り。4歳になっての成績は、勝率、連対率、複勝率とも、2歳時、3歳時を上回り、古馬にての上昇が見込める。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋~4歳前半は充実期で、古馬になると緩やかに成長する。

△シンシティ・・・サウスヴィグラス×フジキセキ=フォーティナイナー×サンデーサイレンス 〔1-s〕
 韋駄天S3着(=新潟芝1000m:0.1秒差)。新潟芝コースは(0-0-1-0)、芝1000m戦は(0-0-1-0)。
 サウスヴィグラス産駒はフォーティナイナー系で、地方競馬のリーディング・サイアー。ダート1400m以下を得意とする砂の快速血統。下級条件はダート1200m、ダート1000mで勝ち星を量産。一本調子の逃げ馬は、自分より外枠に速い馬がいて被されると良くないため、枠順に注目。1枠は不振、真ん中辺の枠が良い。ダート1000mの1番人気は信頼度が超高い。またダートの短距離ならどこでも走るが、勝率や連対率が高いのは函館、札幌、中京。中央4場なら阪神が良い。折り合いがつけば中距離をこなす馬も出て、重賞やオープンではダート1200mより、ダート1400mやダート1600mに良績が集中。オープンの馬券絡みは6枠から8枠の外枠に多い。勢いに乗ると連勝街道を進む一方、壁に当たると調子を落とす弱点があり、これはフォーティナイナー系の内弁慶な性格のため。勝つ時は差をつけて勝つが、着差の派手さにダマされないようにしたい。勢いを失った馬は追いかけすぎないこと。重賞より、オープン特別や準オープンに居場所を見つける馬が多数。馬券の買いどころは、休み明け、内枠凡走→外枠替わり、小回りコース替わり、脚抜きの良いダート。母父フジキセキはスピード型サンデーサイレンス系で、内枠を活かして好位から抜け出す“イン突き”のレースが得意。すっと好位を取って折り合い、一瞬のタイミングで馬群を抜けられる器用な脚を持っていて、サンデーサイレンス系の中でも屈指の能力。この器用さは2~3歳の早い時期では大きな武器となる。この器用さと一瞬の脚の速さは、特に牝馬戦でも発揮され、大物食いもしばしば。2歳から走る早熟性を有しながら、高齢でも侮れないしぶとさがあり、セカンドステージも存在する。休み明け(=4ヶ月以内)での穴も多い。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋~4歳前半は充実期で、古馬になると緩やかに成長する。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >