鏑矢特別2010予想
1000ならどうか

KUROSHIMA
08期 予想歴15年

◎トップオブボストン
  10着/3人気

○ストロングポイント1着/6人
▲フェールクークー3着/7人
×レイクエルフ


 1000Mでもう一度見直してみたいトップオブボストン。吾妻小富士賞はいい感じで先手を取りながら最後はパッタリ止まって5着。もともと競馬が淡白な馬であの失速にはやや引っ掛かるものもあるが、2走前のダート1000では乾燥した良馬場で58秒台の完勝。1ハロン短縮ならそう簡単には止まらないのでは。

 ストロングポイントも周回コースでは前半で置かれ過ぎるため近走は全く競馬にならないが、最初から全力疾走を要求される直線競馬なら話は別。500万勝ちは新潟直千でレース間隔が空いていての好走。当時の再現に期待。

 前走ではトップオブボストンに先着を許したが、フェールクークーも芝自体に問題がないことは証明した。ダート短距離の好走馬でもあるので、直千競馬には適性があっても驚けない。

 嫌ってみたいのはレイクエルフ。崩れない成績ゆえに人気しているのかもしれないが、昨年直千で勝ったレースはホリノティアラの降着による繰り上がり優勝。その1位入線馬にはキッチリ1馬身差を付けられる完敗だった上、次走同じ直千での昇級戦では11着と大敗。普通に見てさほど能力のある馬には思えないのだが。


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鏑矢特別2010回顧
意地張るのはもうやめ

KUROSHIMA
08期 予想歴15年

次走危険:トップオブボストン
次走危険:レイクエルフ


 直線競馬でアッサリ変わり身を見せたストロングポイントは、もはや直線競馬専用と言っても差し支えない様子。また、今回は11頭立て頭数も手頃、馬群をさばきやすい条件だったこともプラスに作用した印象。直千なら常に警戒したいが、課題があるとすれば走破時計が速くなった場合。

 馬体を大きく減らしていたパラダイスイズヒアの激走には驚いたが、こちらは直千としては時計を要したのも好走の一因か。フェールクークーは直千なら芝もOK。最後伸びてきたのは外ラチを頼った分か。

 前走今回としつこく狙ってみたトップオブボストンは好位から早めに手応えをなくし10着に失速。同じダート短距離指向のフェールクークーが3着に健闘しているのだから、この大敗に残るのは不満ばかり。今回の敗因は不可解だが、前走でも1200とはいえラストが甘かったことを思い出せば、距離短縮だけで飛びつくべきではなかったかも。この馬の取り扱いはしばらくケンという方向で。

 レイクエルフは想定外の1番人気だったが、少頭数の混戦で人気に押し出されてしまった格好。直線競馬にせよそれ以外にせよそもそも1000万で1番人気するようなレベルの馬ではないでしょう。


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