14期 予想歴39年
◎アンドヴァラナウト
3着/3人気
○ソダシ2着/1人
▲クールキャット11着/13人
先週行われた毎日王冠は、サリオスが2年振りの勝利。
サリオスは近走マイル以下のレースを使われ続け…
追走に苦しんでは勝ち切れない
…といった内容レースを幾度も繰り返して来た馬だ。
高速差し馬場の1800㍍というのは道中のラップも速く、且つ上がりも速くなる。
今年の毎日王冠も、前半1000㍍が57.9。
普段59.0以上の中距離ペースに慣れ切ってしまっている馬にとっては、馴染みの薄いペースだ。
逆にスプリント〜高速前残りマイルを経験した馬にとっては「経験のあるペース」で何ら問題なく追走出来るペースでもある。
今年のヴィクトリアマイルの1000㍍通過は58.0で、毎日王冠とほぼ同じペース。
「追走」という観点から見れば、このレースの流れの記憶を持った馬が一番有利という事になる。
プラス、「追って伸びる」タイプに向く「差し馬場」なので、先行して惰性で押し切るタイプよりは、直線に出てから追い出すタイプの方が良い。
…という事で、ヴィクトリアマイルで追走に苦しんで凡走した差し馬が面白いと考える。
◎アンドヴァラナウト
父キングカメハメハ、母父ディープインパクト
「1600→1800㍍」距離延長、「差し→先行」位置取りショック、「55→54kg」斤量減。
○ソダシ
父クロフネ、母父キングカメハメハ
「1600→2000→1800㍍」バウンド距離短縮。
流石に前走はメンバー構成が悪かった。
パンサラッサのような激ペース逃げを打つ馬は、スピード馬にとっては天敵とも言うべき存在。
度返しして良い。
今回は、この馬のスピードか生きる。
▲クールキャット
父スクリーンヒーロー、母ダンスインザダーク
「差し→先行」位置取りショック、「55→54kg」斤量減。
母父と母母の相性に問題あり。
母父の癖から、マイルくらいのペースを無我夢中に追走させて癖の悪さを出させないようにした方が良いのだが、母母はステイヤー色が強くスピードに乏しい。
血統のイメージから、中距離路線で尚且つ前走と同距離ステップになるレース、更に前走よりペースアップが見込めるタイミングが狙いだろう。
「道中での無我夢中さ」が求められるので、極力前で競馬させたいところ。
フローラSの内容からルメールジョッキーはしっかり理解しているようだったが、団野ジョッキーにそれが理解出来るかは疑問。
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