09期 予想歴15年
◎トーセンクラウン
18着/10人気
○ジャミール7着/3人
▲ナムラクレセント4着/7人
×トウカイトリック
×エアシェイディ
登録25頭。過去10年、フルゲート18頭で開催せれたのが4回のみだから、今回はどの陣営も色気を持っている事が分かる。ドリームジャーニーの回避や、親子4代制覇が期待されたホクトスルタンの除外など、枠順が決まるまで二転三転…堅く収まる気がしない。
1番人気フォゲッタブルはSペースの長距離戦を2勝、Hペースの菊花賞と有馬記念でも2着・4着と完全に良血馬が本格化してきた。
特にステイヤーズSのマクり、ダイヤモンドSの中団差しと、スローで前が残る「差し脚質不利な展開」をチカラでねじ伏せ勝利しており、人気でも印を落とせない。
しかし、穴狙いの目線で見れば「1番人気の不振」と「父ダンス産駒の不振」そして疲れが抜け切れずに前哨戦を使えなかった「臨戦過程」を理由に(無理ヤリ?)評価を下げたい。
今回は、展開が大きなカギを握っている。
たぶん、逃げると予想されているミッキーペトラは2番手追走。
逃げるのは初ブリンカーで好枠を引いたメイショウドンタク。
大外枠を引いてしまったベルウッドローツェとゴールデンメインがミッキーの後ろ。エアジパングも枠を生かして先行。3走前1200を使っていたフィールドベアーも前。
…このへんは前で粘り込みを図る以外に勝機はない。
好枠の先行馬ナムラクレセントが続き、本来は差し追込だったトーセンクラウンとテイエムアンコールのオペラ産駒2騎が先行馬群の直後、長距離血統のスタミナに賭けて早めに前を潰しに行く。
人気フォゲッタブル、ジャガーメイル、ジャミール、トウカイトリック、そして最内カネトシソレイユが中団を形成、人気馬を見る位置にメイショウベルーガ、マイネルキッツ、エアシェイディ、末脚に賭けるメインストリームが最後方。
ドンタクは、同馬主ベルーガのマクリ脚を引き出すためにも後続を引き付けての逃げ…スローの団子状態で隊列は進む。
軸には、展開有利な先行集団か4コーナーからマクれる持続的な脚のあるタイプ。
穴なら、今回求められる要素とは真逆のHペース展開だった「日経賞」&「阪神大賞典」で結果を出せなかった馬。
そこに「長距離血統」を加味させて、結論を出した。
本命は、⑧トーセンクラウン。
前走はハイペースを先行して3着。距離が不安視されていたが、連対した2頭が追込みだった事からも粘り脚の確かさは証明された。オペラハウス×ダンシングブレーヴは、07年08年と2年連続で連対したメイショウサムソンと同じ。鞍上“穴男”だから期待大、得意の粘り込みを見せる。
対抗は、⑬ジャミール。
馬券圏内を外さない堅実な脚は、大舞台でも変わらない。母父サドラーズウェルズで適性は疑いようがない。
単穴には、⑦ナムラクレセント。
実績的に菊花賞馬3着・阪神大賞典3着と結果を出し、5走前の阿賀野川特別では逃げて2着フォゲッタブルに5馬身差。人気を考えれば断然買えるが…減点材料は血統だけ。母父サクラショウリが菊花賞馬を出しているものの、父産駒はイマイチ…。
マルチの相手に、上記のとおり人気でも成長著しい③フォゲッタブル、先行できれば血統からも粘れる⑩テイエムアンコール、外人起用で新味が出そうな堅実派⑫ジャガーメイル。
「マクって届かず」の3着候補に、母父サドラーの血が騒ぐ⑭メイショウベルーガと大穴①カネトシソレイユの2騎。同じく母父サッカーボーイの⑯マイネルキッツ。
スロー得意な「前で粘って」の3着候補に、⑱ベルウッドローツェと⑰ゴールデンメインまで。
スローに弱いトウカイトリックとエアシェイディは消しました。
馬券的には・・・
マルチ軸↓
◎トーセンクラウン
◯ジャミール
マルチ相手↓
▲ナムラクレセント
☆フォゲッタブル
△テイエムアンコール
△ジャガーメイル
3着限定候補↓
△メイショウベルーガ
△カネトシソレイユ
△マイネルキッツ
△ベルウッドローツェ
△ゴールデンメイン
サイン馬券的には…
「春の嵐」メインストリーム
「ゴールデンウィーク」ゴールデンメイン
とかが穴をあけたりして。
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