08期 予想歴24年
◎未定
×レーヴドリアン
先週に続いて、藤岡佑介を叩いてみたいと思います。
今回騎乗するのは、確かな能力を感じさせながらも
半ばネタか思えるほどのダッシュ力のなさを見せ付けるレーヴドリアン。
結論から言えば、
藤岡佑介はこの馬に競馬を教えてあげることができない。
ということです。
馬についての評価ですが、
この馬は京都2200という舞台設定はかなりいいであろうフットワークと脚力を持ち合わせている。
ただ、絶望的なまでに先頭が遠い位置取りがネック。
この馬の場合、脚を溜めてあの位置取りなのではなく、
押して押して何とか行き脚をつけてあのポジションなのだ。
これでよく毎回直線で脚を使っているなと逆に感心させられる。
デビュー戦からコンビを組んでいるこの鞍上はこの馬の圧倒的な末脚を信頼するあまり、競馬を教えることを怠ってしまった。
なぜなら、教えなくても2勝してしまったから。
普通はデビュー戦で完全に差し遅れた時点で次に向けて何らかの策を講じるもんだと思う。
ところが、次にとったのはこの馬の長所をより生かしてやることだった。
それがいい悪いで言えば、いいのではないかという論は当然あるだろう。オレも当時はそう思っていた。
福寿草ではちょっと改善された競馬をしていた。
これはクラシック候補だなと本気で思いましたよ。
まさか次にさらに末脚に偏る競馬をするとは思わなかったね。
こいつはこの馬がクラシックに行ってもいつもと何ら変わらない乗り方で通用するとでも思ったのだろうか。
そう思っていたのなら、皐月賞は物足りない内容だったと思う。
まさか16番手くらいからヒルノダムールみたいな競馬をするつもりだったのだろうか?
それならばきさらぎ賞であんな競馬はしないはず。
もう過ぎたことだが、
きさらぎ賞で負けたときに降ろすべきだったと思う。
この鞍上は、レーヴドリアンにまともに競馬を参加させてあげることができないと証明しているのだ。
しかも本人も皐月賞の後に、
「こういう競馬しかしてこなかった自分のせいでもある」と白状している。
正直、馬を動かせない鞍上には最も合わないタイプの馬だと思うので、相性は最悪だと思っている。
ところが、京都新聞杯でも騎乗してしまう。
全く信じられない話だと思っている。
もはやこの馬への興味は、
ここでへぐって乗り替わって追える騎手が乗ったらどういう競馬をしてくれるんだろうということだけである。
と同時にまたワンパターンの競馬をコイツはやってくれるのか、「考えて乗っている」(本人談)というのを行動で見せてくれるのかというのもわずかながら楽しみではあるんだが。
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