フェアリーS2023予想

BC爺
08期 予想歴22年

◎アンタノバラード
  6着/10人気

○ヒップホップソウル11着/1人
▲ディヴァージオン15着/8人
△ミタマ12着/13人


◎アンタノバラードはダノンバラードにストーミングホームというパワー型ながらサンデーの底力も期待できるフェアリーS向きの血統。福島1800で経験を積んで中山の重馬場で初勝利という泥臭さがフェアリーSのイメージにピッタリです。東京1400の完全なスピード負けを挟んだローテも良く、穴を開ける要素が揃っています。

○ヒップホップソウルの初戦は中山マイルを出遅れから捲って圧勝。大味なタイプかと思いきや、昇級戦は嫌気を出しつつも先行して粘りを見せました。なかなか崩れにくそうです。少しパワー寄りのサンデー系という条件にも合います。

▲ディヴァージオンはフェアリーSでよく穴を開ける距離短縮組。サンデーにパワー系のダンチヒで条件を満たし、中山を捲り気味に勝ったのも良いです。さすがに忙しい経験が足りないかもしれませんが。

△ミタマも距離短縮組。これもサンデーにダート系なので血統は悪くありません。こちらは外回りを勝ってきたのが少し違う気もしますけど、それだけでやめるほど他に買いたい馬もおらず。

エナジーチャイムは◎同様の好ローテなので最初は買うつもりでしたが、広いコースの逃げと追い込みしか経験がありません。父と母父が非サンデーという血統面でも底力に不安があり、タフな精神力を問われる中山では罠っぽい気がしてやめました。

ディナトセレーネも父と母父が非サンデーですし、中山替わりで人気になるスウェプトオーヴァーボードと言えば2年前のシャドウファックスとイメージがダブります。


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フェアリーS2023回顧

BC爺
08期 予想歴22年

次走危険:ヒップホップソウル


勝ったキタウイングは後方からインを捲り気味に差し。こっちのダノンバラードだったという落ちですが、すでに重賞で好走しているような馬は買いにくいレースなので難しかったです。

2着メイクアスナッチは中団後方から差し。勢いがある時は強いルーラーシップ産駒で、母父が初重賞に強いディープ。しかし、まさか1400逃げ後の馬まで来るとは参りました。

3着スピードオブライトも1400以下の先行しか経験のなかった馬。これも母父ディープで、本当に血統の恐ろしさを改めて思い知らされました。

アンタノバラードは引っかかりながらも伸びてきましたが、勝ち負けの勢いはなく。結果的に中途半端な狙いだったのかもしれません。

ヒップホップソウルはちょっと負けすぎですね。

荒れるとは思いましたが、見事に買わなかった人気薄ばかり来ました。血統とローテを重視しているのですが、ちょっとローテを重視しすぎて血統の精査が甘かったと言わざるを得ません。


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