14期 予想歴40年
◎スタッドリー
6着/7人気
○エピファニー11着/2人
▲ラーゴム4着/8人
△エヒト2着/5人
×ガイアフォース
この時期特有の体力ロスの大きな馬場状態。
当然後傾ラップになるし、上がりも掛かる。
イメージ的にはフランス競馬向き要素強く、ステイゴールド、トニービン、サドラーズウェルズの血を保有した馬が高い適性を示している。
AJCCは連続開催の最終日に行われ、かなり路盤が傷んだ状態で行われる。
良馬場での勝ち時計は、昨年が2.12.7、2019年が2.13.7、2018が2.13.3と決して2.12.0を切る事はない。
同じコースで行われるセントライト記念は、夏場長期間馬場を休ませた後の開幕2週目に行なわれるレース。
3歳馬限定戦で、条件馬が多数混じり、AJCCと比較すると、メンバーレベルが低くなる事が常である。
そんなメンバー構成でありながら、昨年は2.11.8という速い決着となっている。
…という部分は、しっかり考慮に入れて予想したい。
2022年
1着 キングオブコージ(母サドラーズウェルズ系)
2着 マイネルファンロン(ステイゴールド系)
3着 ボッケリーニ(母母トニービン系)
2021年
1着 アリストテレス(母母トニービン系)
2着 ヴェルトライゼンデ(ステイゴールド系)
2020年
2着 ステイフーリッシュ(ステイゴールド系)
2018年
1着 タンビュライト(父母トニービン系)
2着 ミッキースワロー(母トニービン系)
3着 マイネルミラノ(ステイゴールド系)
◎スタッドリー
父ハービンジャー、母父フジキセキ
「生涯初の重賞挑戦」
母母の影響強く、末脚の持続力勝負向き。
物理条件向きそう。
○エピファニー
父シンボリクリエンス、母父ディープインパクト
「少頭数」、「生涯初の重賞挑戦」
母母はフランス色で、例年通りの流れの競馬ならピッタリ合いそうな印象。
父と母母父と馬格から今の馬場は融通は向くはずも、3戦少頭数の格下馬相手で、かなり淡白な内容だった事は否めない。
一気のメンバー強化で、どこまで食い下がれるか?…が課題。
▲ラーゴム
父オルフェーヴル、母父キャンディライド
「近走ダート競馬中心」
父の影響強く、テンの加速に弱さを見せるタイプ。
この頭数、この馬場状態で欠点がカバー出来そう。
△エヒト
父ルーラーシップ、母父ディープインパクト
母母母の影響強く、消耗戦に強いタイプ。
馬場は合うが、スローの流れになると、一歩足りなくなりそうな感も。
天候悪化の助けがほしい。
✕ガイアフォース
父キタサンブラックの影響が強く、パワーやスタミナ寄りの馬であるとするならば、超高速決着となった国東特別の勝利は、かなり矛盾した内容となってしまう。
1番人気と能力や適性の高さが評価されておきながら、菊花賞の負け方にも、矛盾点を感じる。
3〜6着、もしくは0.6秒差以内の軽い凡走なら、酌量の余地もある。
しかし、いくら何でも「1.6秒差の8着」は、負け過ぎである。
実は母父の影響強く、体力ロスの少ない高速前残り馬場での惰性競馬に向くタイプ。
ソダシのように、スピード型に出たクロフネ血統馬は、体力勝負になって脆さを見せる傾向が強い。
体力消費の大きな、この時期の馬場で果たして?
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