NHKマイルC2010予想
NHKマイルカップへようこそ

春日部
08期 予想歴14年

◎ダノンシャンティ
  1着/1人気

○リルダヴァル3着/3人
▲エイシンアポロン9着/4人


相撲の本割や国会中継が生放送!(CM無し!)
野球中継の延長制限皆無!(CM無し!)
気になる災害情報も夜に垂れ流しで見れる!(CM無し!)
大きいお友達向けのアニメもたくさん!(R指定無し!!)
大河ドラマに連続TV小説、料理に教養・絵の具で絵日記!
折り紙のオルガンであいうえおの音楽!
そんな我らが愛する公営放送、NHKのマイルカップへようこそ!!

近頃、この神放送局NHKを偽った
NZT・マイルカップなるレースが中央競馬には存在している。
格はおろか出走メンバーまで劣化するといわれるNZTだが
今年はそれが特に顕著であるかもしれない。
NHK残念トライアル、それがNZTの略である(要出典)。

ということで今年のNZTの出走メンバーはこんな感じ
①年明け以降、オープンレースで3着内に入った馬がほとんど居ない
 →この面子なら勝負になったという感じ。2歳戦なぞ中学生日記。
②例外の3着内経験馬は、アーリントンCとファルコンS組に限られる。
 →ともに勝ち馬は展開の利が強く、レースレベル自体も疑問。
③500万勝ち上がり馬と前走重賞6着以下馬が拮抗
 →上がり馬と有力馬が拮抗していればスター要素もあるのだが

結果は1:32.9でサンライズプリンスが勝利する。
このタイムは同日同馬場同条件の古馬1000万より
1秒近くも早いタイムという視点/論点では評価できるが
逆にこのままメンバーの揃った東京マイルに挑むには
少々反動が危ういともとれる。
なのでNZT組はばっさりと軸から外して
今回は皐月賞や毎日杯のメジャー級組をクローズアップ現代したい。

皐月賞は説明不要のGIとして、毎日杯は今日行われた
プリンシパルSでのルーラーシップの圧勝劇をみるに
かなりハイレベルなメンバーである可能性は高い。
今回はその毎日杯を快勝した◎ダノンシャンティを本命とする。
アンカツさんといっしょなら信頼性抜群。
喉鳴りの噂も一部ではあるが、所詮は悪いウワサ。
アドマイヤ天空に替わってのど自慢といきたい。

一方で対抗は、復帰戦ながら毎日杯3着と健闘し
なおかつ皐月賞最先着馬であるさわやか3番◯リルダヴァル。
同馬は母母がウインドインハーヘア、そして池江泰郎厩舎と
まさにディ…いや坂本龍的な馬であり
幕末維新の集大成である東京コースはお手の物。
野路菊の盟友コスモファ…勝海舟も今日の京都で
見せ場たっぷりの2着と復活を遂げていて、
戦ってきたメンバーは抜かりなし。天才福永君ならやってくれる。
近年毎日杯とNHKマイルCと繋がりが深まっているのも、
さらにプッシュできる傾向だろう。

そういえばNHKで全戦放送されている高校野球だが
実質の主催は夏の全国大会が朝日新聞(テレ朝系列)
春の選抜大会は毎日新聞(TBS系列)である。
ちなみにそれを見てから、視聴率が取れるという事で
職業(プロ)野球を始めたのが読売(日テレ系列)であるが。

まぁそのため、NHKマイルCには毎日杯や朝日杯が
多少なりとも繋がってくる感じは因果として否定できない。
そこで、朝日杯で2着となり報知杯弥生賞でも2着と続いた
エイシンアポロンは▲として抑えておくべきだろう。
この馬はやや早熟な感はあるが
ダービーが馬の成人式だとすれば
NHKマイルCはビバリーヒルズ青春リアル。
ギリギリ大丈夫とアポローンの神々に神託したい。

◎ダノンシャンティ(私の夢は遠くフランスに飛んで)
◯リルダヴァル(母母はゲゲゲの女房)
▲エイシンアポロン(早熟最後のアポロジャンプ)

抑えとして、東京コースこそふるさと一番の△ガルボと
加えて大河定番の△シゲルモトナリ。
一方NZT組からは相手なりに走る△レトと
朝日杯3着の△ダイワバーバリアンの計4頭を入れる。

買い目
三連複2頭軸
◎-◯-(▲△△△△) 計5点で試して合点

今日も元気に日本引き篭もり協会。
受信料が払いたく無かったらシャンティにいこう。


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NHKマイルC2010回顧
1314

春日部
08期 予想歴14年

次走狙い:キョウエイアシュラ


レコードタイムが更新されると
心のどこかが何ともいえない高揚感に包まれるのは
私だけじゃないはずだ。
GIの場合はメンバーも揃っているので特に。

1分31秒4。
これは私が以前住んでた家からコンビニに行って
競馬新聞を買って家に戻ってくる所要時間の最短タイムであるが
コンビニが数年後移転して、出前ピザ屋になってしまったため
それが二度と破られることの無い不滅のレコードとなった事は
特に回顧と関係ない作り話なので割愛させていただく。

まずは走破タイムについてだが
競馬は必ずしも一番早いタイムを出した馬が
強いという訳では無いスポーツなのは
誰もが知っている事である。

例えば1989年のJCで、重賞1勝の日本馬キリパワーが
2010年の今でも早いといえる2:23.5というタイムで
2400mを駆け抜けたが、その馬を最強馬に含める人は少ない。
それから21年経ち、競走馬の育成レベルが向上した昨今では
重賞級の実力があれば、ペース次第でどんな馬でも、
2400mで2分22秒ぐらい出せる能力があるはず。
馬場云々以前に今日のマイルの走破タイムは
それほど驚くことでは無く、
レースレベルが高いとも一概にはいい切れないだろう。

さて、レース結果としては、追い込み馬が勝ち、先行馬が崩れたので
「先行馬は辛かった、追い込み馬は展開が向いた」
と、負けて人気が落ちる先行馬の次走に期待してしまうのが
普通かもしれないが、今回は一味違うと見る。
レースは前半5F56秒というかなりのハイペースであり
最後方を進んだエーシンホワイティですら58秒2と、若駒には厳しい流れ。
そういう場合はほとんどの馬がスタミナ不足となり
意外と前が有利になったりする事もある。
多少のハイペースなら「展開がハマった」といえるのだが
かなりのクレイジーペースの場合は、後ろの馬ですら息切れする。
前で残った馬だけを「強い」とするのはやや早計であろう。

そんな中でも唯一の上がり33秒で差し切った
ダノンシャンティは十分一線級の力はあるといえる。
勝ち方的にマイルがベストなのは見ての通りだが
この流れでも33秒で追い込めるのなら、
ダービーでも十分面白い1頭となるだろう。
だが、今まで経験しなかったタイムを走破したので
次走の反動は避けられない。
これはシャンティはもちろんだが、
粘った先行馬も特に注意する必要がある。
まぁなんだかんだで、NZTの反動があると思い
今回軽視したサンライズプリンスが
4着に来たので、次走危険とまでは言い難いが。

それで今回の結果から次走買いといえるのは、
自分の形で走りきって5着に入ったキョウエイアシュラ。
もちろん"あまり反動が無さそう"という消去法だけではなく
函館2歳Sを2着という早熟ながら、冬を超えて
追い込みというスタンスを確立し
2走続けて早い流れで掲示板に乗れたのは
一介の早熟馬ではあまり無かったイメージ。
2度とも展開が向いた運がいい馬としてあしらわずに
再成長を見届けてみたい。
本当に終わった馬なら、たとえ展開が向いても
後方で尽きるはずだから。

マイルカップの結果は13-1-3という馬番号の決着だったが
もし3着がサンライズプリンスなら13-1-4と、
入着番号順までタイムと同じ1314だった。
それじゃさすがにやりすぎなので、
4着に控えざるを得なかったのが
サンライズプリンスの一番の敗因だろう。

また、今回の強烈な走破時計は、14年前のNHKマイルCを
当時の驚愕的タイム(1:32.6)で制したタイキフォーチュンが
メモリアルホースに選ばれたというサインだったのかもしれない。
そのタイキフォーチュンとほとんど同じ
走破タイムで駆け抜けた因果としても
キョウエイアシュラの次走には期待したい。


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