14期 予想歴40年
◎ヴァルツァーシャル
16着/3人気
○プリティーチャンス12着/8人
▲ハピ7着/2人
△サンライズホープ14着/6人
脚抜きの良い馬場となり、ダート向きのパワーが問われ難い環境。
パワーより、スピードを重視して予想を考えてみたい。
◎ヴァルツァーシャル
(血統)
父マクフィ、母父エンパイアメーカー
(オプション)
障害初の古馬重賞、「57→56kg」斤量減。
(解説)
パワーもあるが、かなりスピード色の強い血統背景を持つ。
1800㍍を使われ出したのはここ2戦で、距離体系に関してもフレッシュさがあり、時計の出る馬場に関しても、他馬に対しスピード面でのアドバンテージを持つ。
斤量減もあり、ここは激走の期待値が跳ね上がるタイミング。
○プリティチャンス
(血統)
父シンボリクリスエス、母父サンデーサイレンス
(オプション)
「地方→中央」、重馬場、「56→55.5kg」斤量減、外枠。
(解説)
母はサンデーサイレンス←リアルシャダイ←ノーザンテースト…と代々社台Fの主力種牡馬に種付けされ生産された馬で、本来は芝向き。
かなり重苦しい血統背景あり、スピード不足からダート競馬を使われている感が強いが、非力で良馬場ダート向きではない。
故に、湿ったダートと乾いたダートとでは、まるで行きっぷりや機動力が違ってくるのもこの馬の特徴になっている。
良馬場だと後方から普通に差して来る競馬が常だが、馬場が湿ると先行策や捲りなど積極的な競馬を見せ、必ずと言っても良いほど激走してくる。
今回は、足抜きの悪い「公営ダート良馬場」→足抜きの良い「中央ダート不良」とこの馬に取っては「苦→楽」要素の強いステップ。僅かながら斤量減のおまけまで付き。
ここは、紅一点の激走に期待してみたい。
▲ハピ
(血統)
父キズナ、母父キングカメハメハ
(オプション)
休み明け、「G1→G3」格下げ。
(解説)
母の血から、それなりにダートに対する融通性を感じるものの、基本的にはダート適性の薄い血統背景。
昨年の春は、スタートの悪さから後方からの競馬を常に強いられていたが、前走のチャンピオンずCで一変、道中3番手に付ける競馬を見せ、成長度をアピールした。
本来なら、芝の長いレースを使ってほしいところだが、ダート向けのパワーが問われない環境でのメンバー弱化なら十分にやれる。
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