09期 予想歴27年
◎ブエナビスタ
1着/1人気
○ラドラーダ13着/3人
▲アイアムカミノマゴ10着/6人
×レッドディザイア
現状の馬場を考えれば、臨戦過程でマイル以上の距離からの参戦はペースの違いに戸惑うのでは・・・
ラドラーダは14~1600mをコンスタントに使われ、安定した成績。スピードが武器で瞬発力もあり、なにしろ東京コースを得意としている。運よくユートピアと同じ枠で直線1/3まで持ったまま、また今回もそのスピードを内々で脚をタメてユートピアよりも速く追い出せば32秒台で好位から押し切れるイメージになる。速い馬場はどうしても内が有利、休み明けの前走14でスピードに弾みがついてここは対応しやすい。
ラドラーダが枠順の差で2番手、アイアムカミノマゴを3番手評価。
ブエナビスタは久々のマイルでもHペースを先行した有馬は35を切る入り、それをなんなく追走したのだから久々というのは論外な話しと言っていい。いまでは生かせれば行く脚があり好位から十分に対応できると示唆する。
内枠に入ったヒカルアマランサス、前走は熱発の影響から着順を落としたが巻き返していい器。阪神牝馬Sからのスピード経験がものを言うであろう3頭をブエナの相手に抜擢する。
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強豪2頭にケチを付けるのは勇気がいることですが、グリーンベルトの方でレッドの懸念材料を挙げたように評価を下げます。
ブエナは馬体と追い切り具合から京都記念よりもいい状態に移るので、素直に本命視します。横典もマイルC(Sプリンス)とは脚性の違うタイプなので、流れを見ながら追走できる点から悪いイメージは払拭されるでしょう。
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過去の上位馬を見ると内から伸びてくる馬が目立っています。
ダンスインザムード、コイウタ、アサヒライジング、ブルーメンブラッド、ウオッカ、ブラボーデイジ、ショウナンラノビアと先行して内から抜け出すのがもう常識になってます。
そこで5戦続く東京G1には騎手間の馬場を踏まえた駆け引きが繰り返されるでしょう。
NHKマイルCの敗因から騎手も前のめりな位置取りにならないように気をつけるはず。
ならば今度は先行馬や内枠に流れが向く可能性を感じる、そうすると例年の常識が通用して来るのではないか。
さて問題は力の違いが一目瞭然の2頭ブエナビスタとレッドディザイア。いまや古馬G1路線をリードする立場だから、もう牝限では別格の存在。
しかしドバイ帰りの状態次第で高速馬場に伸び悩む恐れはないだろうかという疑問です。
3/27の出走後、帰国~検疫~休息と考えても調教期間は1カ月以内。両馬ともに栗東からの輸送を控えての本追いは一杯には追いにくく、1週前にある程度の仕上げが必要になって来る。現状約2週でいい状態に仕上がっていないとならない訳だ。安田あるいは宝塚に目標を定めているだろうから、あくまでもここはステップでしかない。当然100%のデキではなく、スキがあることは考えられる。
先行馬は押し切れるだけの力量がいるし、差し馬はピッチの速い切れのある脚が必要。
一番の条件は状態の良さ、この馬場を凌ぐにはそれなりのデキでないといけない。休み明け1戦を叩き上積みが見込めるアイアムカミノマゴ、前走は突き放す内容には十分に成長と力量差を感じた。課題は1F延長だが、荒れた不利な内枠の桜花賞の6着は好走の部類。外枠なら当然掲示板だったはず、その後の2戦は距離が長く後ろ過ぎて勝負ありだから度外視。
14~1600mでは4、4、2、6、1、1着と安定している。
強豪2頭に分け入るのはこの馬、東京コースの実績もあり、高レベル世代の一角へとその存在を現して来た。
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