08期 予想歴20年
◎ブラボーデイジー
8着/9人気
○ベストロケーション15着/12人
競馬業界の用語で、「同型」というのがあるが、
これは逃げ馬同士のときに使う言葉であって、
なぜか差し馬同士については使わない。
個人的には前からずっと疑問だったのだが、、、
差し馬同士を同型なんて呼んでいたらほとんどの馬は差し馬だからいちいち言ってられない。
前に行く馬は1頭か2頭であとはみんな差し馬だ。
という認識から来るものなのかもしれない。
ただ、もしもそういう認識が所与のものとなっているのなら、
ちょっと危険なことのように思う。
よくいうスローペース症候群とかいうのはこういった認識が関係しているかもしれない。
逃げ同士の同型、ということについては、陣営もよく気を使うが、
差し同士の同型、については意識がない。
そういったことがもしかしたら、
クィーンスプマンテやテイエムオーシャンやイングランディーレの台頭に繋がったのではないか。
逃げ同士の同型については、
「同型との兼ね合い」というのがもはや定型句のように聞かれるが、
本当は差し馬同士の兼ね合いも考えなくてはならないことのように思う。
差し馬同士の兼ね合いというのはつまりは、
どちらかが先に行く、前の馬の首に鈴をつけに行く、潰しに行くことだと思うが、
そういう意味での兼ね合いということはほとんど聞いたことがない。
逃げ同士は兼ね合いのために譲り合うことがあるが。
差し同士は譲らなくてもよい、みんな後ろに控えていてよいのだと考えているとすると危ういのでは、
と思っている。
危ういのでは、というか個人的には馬券に活かしたいなと思っている。
このヴィクトリアマイルは、
ブエナビスタ・レッドディザイアという人気2頭を筆頭として、
かなり差し馬同型揃いになったのではないかという感じがしている。
これは一重に以前にも何度か書いた、
牝馬限定を使いたいだけのために、無理に短いところをつかって来る馬が多いことに起因しているので、
毎年のように起こる問題のような気がするが、
それはさておいて。
ブエナビスタやレッドディザイアがいくら最近は好位置でレースできるようになってきているとはいえ、
それは中距離戦での話であって、
マイルではやはり差し馬追い込み馬ではないかと思う。
2頭とも、作戦上の差し馬ということではなくて、
行き脚がつきにくい、生来的な差し馬だと思う。
あまつさえ今回はヒカルアマランサス、アイアムカミノマゴ、ラドラーダ、ブロードストリートなどなど末脚が鋭い切れ者タイプが揃ってしまった。
なので、とにかく前に行く馬から狙ってみたい。
馬場が差しやすいかどうかといったことはあとの話で、
とりあえず前の馬から考えて、もしも差しやすそうであれば金額を減らそうと思う。
ベストロケーション
スピードタイプの馬、速い馬というとこれくらいしか見当たらない。
ロスなく立ち回って、という馬だから絶好の最内枠を引けたのも良いと思う。
因みに、出走馬の大まかな距離適性を考えると、もちろん距離適性というのは色々な条件と関わる相対的なものだとは思うけれど、だいたい
ベストロケーション1200~1600
ヒカルアマランサス1600~1800
ラドラーダ 1600~1800
ウェディングフジコ1800~2000
アルコセニョーラ 1800~2200
シセイカグヤ 1200~1400
ミクロコスモス 1600~2000
ヤマニンエマイユ 1400~1600
ブロードストリート1600~2000
ニシノブルームーン1800~2000
ブエナビスタ 1600~2200
レッドディザイア 1800~2400
ブラボーデイジー 1600~2000
ワンカラット 1400
コロンバスサークル1800~2200
アイアムカミノマゴ1400
ムードインディゴ 1800~2000
プロヴィナージュ 1600
という感じがする。
そういう意味でもこの馬はスピードを活かせるという意味でよいかと思う。
ブラボーデイジー
この馬はマイラーだとは思えなくて、1800の4つコーナーくらいが良いイメージの馬だが、
とにかく良いことだと思うのは、
陣営が、行かせないとどうにもならないということを強く意識しているのが、
コメントから伝わってくること。
一番積極策を期待できる。
この際シセイカグヤに関しては出遅れて後ろからになってもらって、
上記の2頭がすいすい行く展開を前提として予想しました。
もしこの馬あたりも絡んで行くと、、ややこしくなってしまうので、、
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