08期 予想歴6年
◎ピサノパテック
6着/3人気
○フィールドベアー2着/1人
▲ミストラルクルーズ8着/9人
前日に行われたラベンダー賞の時計が1:10.0
これは近年でもかなり早い部類に入ります。
テンが33秒台だった03年でも1:10.2ですからね。
このレースだけではなく、函館スプリントステークスで
レコードタイの時計があっさり出るのを見る限り、
今年の函館芝は異様に時計が出る馬場で、
過去に函館記念で好走してきたタイプと違う馬が来ると
考えてもおかしくはないでしょう。
(ちなみに一昨年の札幌芝も高速馬場と化していました。)
過去にこのレースで猛威を振るっていたのは
欧州血統と呼ばれているネヴァーベント系、
ニジンスキー系などの凱旋門賞でも好走している血統です。
ですが、これらの血統だと今年はちょっとスピードが足りない。
欧州のレースはテンが遅く、
日本とは比べ物にならない程スピードが不要…
むしろマイナス要素になってしまいます。
日本のレースではいつも後方からの競馬になっていた、
ディープインパクトですら先行出来るのがあちらの競馬です。
今年は当てにならないかも知れない血統以外から
過去の傾向を探ろうと思います。
ステップレースは巴賞組が断然好走しているんですが、
好走馬の共通点は
「斤量が据え置きor巴賞より軽くなっていること。」
これだけです。(函館での勝ち鞍があるとよりいいんですけどね)
これらを踏まえ、本命はピサノパテックとさせて頂きます。
巴賞より１キロ減、条件戦ですが函館芝で1勝しています。
実はこの馬は坂が苦手で、中山では止まってしまうんです。
近走は平坦コースで安定したレースをしており、
巴賞ではトウショウシロッコが下がり2度減速する
不利がありながら勝ち馬にクビ差まで迫りました。
前走は体を戻すのに緩い調整で、上積みも見込めます。
早めに捲ってくるタイプの馬が多いので
内枠だけは引かないでくれと願っていたのですが、
見事、願いが通じたのか5枠です(笑)。
ちょっと詰めが甘い馬ですが、
不利を受けない限り3着は外さないでしょう。
捲り型が多いのでロングスパートのスタミナ比べになったら
欧州血統が激走してもおかしくないかも。と、
予防線を張っておきます(笑)。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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