14期 予想歴40年
◎コスタボニータ
3着/3人気
○ビジン12着/13人
▲ドゥーラ1着/1人
×ルビーカサブランカ
傾向として、ペースが緩めば加速力。早くなればタフさが問われる傾向にある。
加速力というのも諸刃の剣で、体力に余裕の出来る展開ならば、存分にその長所が生かされるが、余裕のない展開では、体力の大幅消費に繋がりやすく、ゴール前で脚を失うパターンに陥りやすいのも特徴。
スローでは天下のデインヒル系も、明らかな前傾ラップになると意外と脆い。2020年と2013年は馬券に絡んでいない。
前傾ラップ例
2020年
前半46.3→後半47.7
勝馬 レッドアネモス(11番人気) 7→7→8(35.0)
父 ヴィクトワールピサ
母父 サクラバクシンオー
2017年
前半46.8→後半47.4
勝馬 アエロリット(2番人気) 1→1→1(35.5)
父 クロフネ
母父 ネオユニヴァース
後傾ラップ例
2022年
前半49.4→後半46.6
勝馬 テルツェット(2番人気) 6→7→7(34.4)
父 ディープインパクト
母父 デインヒルダンサー
2019年
前半48.4→後半46.4
勝馬 ミッキーチャーム(1番人気) 4→4→4(34.0)
父 ディープインパクト
母父 ダンシリ
今年のメンツを見てみると…グランスラムアスク、ライトクオンタム、ウインピクシス、ジネストラなど、前向きさのある逃げ馬が結構多いのが特徴。
開幕馬場を過信し過ぎてオーバーペースになる事も十分にあり得ると考えている。
今年は前傾ラップにヤマを張り、消耗戦向きタイプに注目したい。
特に3歳馬は、斤量面で大きく恵まれ、且つ初古馬対決という事で、精神的にもフレッシュな感覚で競馬に挑めるタイミング。
◎コスタボニータ
(血統)
父イスラボニータ
母父ケンドール
(オプション)
多頭数内枠、「OP→G3」格上げ
前々走の好走、前走の凡走を評価。相手強化内枠で好走、相手弱化の外枠から先行し凡走と、精神力に依存した走りを見せるタイプの独特な反応を見せる近走の内容。
今回は再び「格上げ+内枠」の好走パターン。精神力を生かせる環境下。
前々走は勝負所で進路をサブライムアンセムに塞がれる不利があっての3着。それが無ければ、2着はあっただろう。
○ビジン
(血統)
父キズナ
母父ジャイアンツコーズウェイ
(オプション)
「2000→1800」距離短縮。
ここ4戦の内容を評価。
前向きさの強さがとにかく出ているのが良い。
前走は先行策から、堂々と4角先頭の競馬。3000㍍→2500㍍重馬場を経験した直後に、前半57.3の激ペースを追走しての内容。
この気性から、さらなる距離短縮にも対応出来るはずだし、キレ味の乏しさからも洋芝に変わるのもプラスになるだろう。
おそらく、しぶとさや揉まれ強さに欠けるタイプなので、外枠というのも良い。
前走のような競馬、もしくは一気に捲る競馬が面白い。
キレる馬ではないが体力はあるので、早いタイミングで一気勝負を決めにいくような競馬をして欲しい。
アメリカ色強く、ハイペース競馬は意外にあう。
2020年の2着馬ビーチサンバや2017年の勝馬アエロリットはアメリカ色の強い馬だ。
▲ドゥーラ
(血統)
父ドゥラメンテ
母父キングヘイロー
(オプション)
「1600→2400→1800㍍」バウンド距離短縮、「55→51kg」斤量減、生涯初の古馬混合戦、多頭数。
ドゥラメンテ✕キングヘイローと主流的イメージも、母母父ステイゴールドの影響強く上がりの掛かる競馬向き。
札幌2歳Sで牡馬相手に圧勝したように、コース適性は折り紙付きだ。
オークス3着馬が斤量51kgで出走出来る訳で、これほど恵まれたレースもあるまい。距離短縮も重なって体力補完は十分過ぎるほど。
初古馬対決で、フレッシュな環境での一戦でもあり、モチベーションアップした状態でレースに挑めるのも良い。
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