14期 予想歴40年
◎スティクス
14着/10人気
○ボンボヤージ5着/11人
▲サンキューユウガ18着/6人
△レジェーロ17着/17人
×モズメイメイ
内枠巧者のロードカナロア産駒が、偶然にも3頭並んで内枠に入った。
覇者ボンボヤージは、昨年は最内枠に入り波乱の主役となった。
今年も、2番枠と最高の枠を引き当てており、スティクス、サンキューユウガとの3連カナロア丼という事も考えられる。
開幕2週目に行われるようになって3年。相性の良い血というのも、大分見えて来た。
ストームキャットとダンチヒ系の血に注目したい。ロードカナロアはストームキャットの血を保有しているところかミソでここ2年連続で馬券に絡んでいる。
先週の札幌UHB賞は、牝馬のワン・ツー・スリー、稲妻Sは牝馬のワン・ツー。先々週の新潟日報賞もワン・ツー・スリー。
3週前のアイビスSDもワン・ツー。
夏のスプリントと言えば、とにかく牝馬だ。内枠に入ったロードカナロア産駒の牝馬から馬券を狙ってみたい。
◎スティクス
(血統)
父ロードカナロア
母父ネオユニヴァース
(オプション)
「1000直→1200㍍」距離延長、多頭数内枠、「55→52kg」斤量減、前走逃げられなかった逃げ馬
父母ストームキャット系、母母ダンチヒ系と相性の良い血を内包。
前走の極軽アイビスSDで、ハイペースを体験し逃げられなかった事を評価。
そもそも、1000直競馬は4回経験してオール着外であるように、逃げ馬ではあるが苦手にしている感が強い。
スタートの加速力が持ち味の馬だけに、長い直線でじっくりスピードに乗せられてしまうと脆いタイプなのだろう。
今回は2勝している小倉のスプリント戦で、コース適性以外にも「苦→楽」的要素が満載なタイミング。
同型揃うも、ジャスパークローネ、モズメイメイ共に外枠に入り、先手を奪いやすい環境。しかも、「3歳馬よりも斤量が軽い!」なんて特典まであったりする。
前走は苦手の1000直で3番人気、前々走は1番人気と力量は評価されていた馬だ。得意コースに変わり、反発に期待したい。
○ボンボヤージ
(血統)
父ロードカナロア
母父ディープインパクト
(オプション)
「56→54kg」斤量減、「差し→先行」位置取りショック、「G1→G3」格下げ。
こちらも父母はストームキャット、母母ダンチヒ系と昨年の覇者らしい血を内包。
斤量は昨年よりも3kg重くなったが、前走との比較なら2kg減。
今回は体力充填後の格下ステップなので、精神力を生かす差し競馬よりも、体力を生かした先行押し切りの競馬が面白いかも知れない。
▲サンキューユウガ
(血統)
父ロードカナロア
母父サクラバクシンオー
(オプション)
多頭数内枠、「先行→差し」位置取りショック。
1年2か月の休養後、5戦使われ馬体が絞れると共にパフォーマンスも上昇。
前走は、「格上げ+内枠」という集中力が求められる環境下での好走であった事からも、気持ちが臨戦モードに入り集中していると考えられる。
疲労は多少あるが、軽い馬場である事に加え。差しに回れば多少の体力補完効果もあるのでは?と考える。
✕モズメイメイ
前走は「G1→G3」格下げに加え、「1600→1200㍍」距離短縮の体力補完。他馬とは圧倒的に「苦→楽」要素に恵まれていたタイミングで、勝たなきゃ逆におかしいレースだった。
今回は、初の古馬対戦とフレッシュさがあるものの、実質「格上げ」の部類に入るタイミングでもある。
しかも、前走はテン2ハロンが23.2という楽なラップでの逃げが打てた。今回は強力な同型が揃い、外枠で同じような逃げが流石に打てる訳がないと考える。
血統的にはストームキャットもダンチヒも持っているもののかなり薄い。プラス父がサンデーサイレンスの直系で、スプリント適性に疑問を感じる血統背景。
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