14期 予想歴40年
◎ヴァンヴィーヴ
6着/6人気
○クリーンエア3着/4人
▲アスコリピチェーノ1着/1人
△ヒヒーン8着/5人
×ルクスノア
×ルージュスタニング
2歳馬の新潟外回りマイル。後傾ラップで上がり勝負も、レース後半のスピード維持と持続が肝になるレース。スピード以上に体力の完成度を優先して考えたい。
完成度が問われる為、早熟指向強い血(アメリカ色、ダイワメジャー、ダンチヒ系など)を持つ事は必須。プラス体力指向の強い血(ヨーロッパ色など)も必須条件。
圧勝したレースは誰でも「強い」と判断出来るが、物理的不利を克服して勝つレースも実は「能力が抜けている」判断材料の1つになる。
穴馬を評価したいのであれば、前走不利を受けた馬を狙ってみるのも面白い。
逆に前走恵まれて勝った馬や、欠点を補って貰った馬は消し馬として考えたい。
特に今回は、「少頭数」、「広いコース」で行われ、不利を喰らい難い環境下で、能力差がはっきり出やすい。
同じ1勝馬であっても、一生1勝馬のままで終わる馬もいれば、G1の頂に届いてしまうような馬も一緒に走る。
だからこそ、これまでのレース内容をしっかり把握しておきたい。
◎ヴァンヴィーヴ
(血統)
父ダイワメジャー
母父ホーリーローマンエンパイア
(オプション)
少頭数、広いコース、「1400→1800→1600」バウンド距離短縮、「差し→捲り→差し」バウンド位置取りショック。
2戦の内容を高く評価。
デビュー戦は後方からの競馬。3角から進出を開始し、直線では大外持ち出しかなりのコースロス。上がり11.4→11.3→11.5と全く止まらない流れながら、最速上がりで着差を詰めて来た。前走は捲る競馬で圧勝。
スピード、体力共に高い完成度を示している。
完成度も然ることながらオプションにも恵まれており、ここは勝ち負け必至。
未勝利上がりと理由で評価を落とすようなら、ラッキーと考えたい。
○クリーンエア
(血統)
父リアルインパクト
母父ストリートクライ
(オプション)
少頭数、外枠
揉まれる経験と、抜群の加速性能を評価。
前走はスローの流れからの上がり勝負。馬群の内に閉じ込められ、出るに出れない状況がラスト200㍍地点まで続く展開。
最後のハロン棒を通過した直後に外に持ち出し、そこから一気に加速し差し切った。
レース終盤での不利を克服しての勝利だけに、他馬とは明らかに加速性能やスピード性能が違っていた感。
▲アスコリピチェーノ
(血統)
父ダイワメジャー
母父デインヒルダンサー
(オプション)
「1400→1600㍍」距離延長
府中1400㍍を圧倒的人気に加え圧勝で飾ったように、スピードの絶対値の高さが武器。
力量のある牡馬相手に馬体を併せた体力勝負だと厳しいので、脚を矯めてしっかり差す競馬が必須。あくまで速度差をアドバンテージにしてほしい。
✕ルクスノア
血統的には悪くないが、前走は恵まれた勝利で。
1番人気エヴァンスウィートと3番人気ドゥーカスコーリが4角出口で大外に膨れるというアクシデントがあってのもの。
✕ルージュスタニング
血統背景から惰性指向強く、スピードの維持持続する体質を持っている訳ではなく、スピードが落ちない環境を必要とするタイプ。
前走は前半5Fが62.0のどスローながら、上がりも極端に速くならず、惰性脚質でもこなせる内容の競馬。非サンデーのワン・ツーという結果からも、日本競馬的な趣からズレたレースだったと考える。
tipmonaとは?