オークス2010予想

はまちん
10期 予想歴25年

◎コスモネモシン
  15着/10人気

○ショウリュウムーン17着/2人
▲シンメイフジ11着/6人
×アパパネ


天気予報は昼前から雨予報。馬場は良いので多少の雨では渋ることはないと思うが、やはり良馬場とはいかず稍重あたりと想定するのが妥当か。イメージ的には一昨年と同じと考えればいいのかな。一昨年は桜花賞1,2着馬がオークスでも3,2着。勝ったトールポピーは桜花賞で人気を裏切ったもののオークスで巻き返し。まあ曰くつきの勝利だったけどな。
 土曜の府中は先週の前が止まらない馬場から変わって外差しが決まるレースが多かった。このあたりは注意が必要かも。
 3歳牝馬のこの時期に2400mというのは過酷な距離で血統が大きく左右しそうに思えるが、これに関してはペースによって克服できるかどうか変わってくると思っている。簡単に言えば消耗戦になればなるほどスタミナが必要になり、スローで直線勝負の競馬ならあまりスタミナは要求されないかと。もちろん状態の良し悪しも重要だが同じ3歳牝馬同士なら現時点での力の差で上位にきてしまうことも多々あるんだなと、過去の結果を見て思ったことである。
 じゃあ今年のペースはどうか。短距離の逃げ馬がいないので超ハイペースにはならないとは思う。しかしアグネスワルツが逃げるなら、そんなにペースは落ちないだろう。それなりにスタミナは要求されるレースになるのではないか。そうなるとアパパネは危険。スローなら直線の脚比べで突っ込んでくるのではないかと想像していたが、そういうペースにはならないと思う。あと外枠も不利。毎度のようにスタートしてちょっとしてから首を左右に振るクセがあり、今回も同じことになるとかなり後方になる確率が高い。人気だから外々の競馬だし、直線までジッと我慢しているわけにもいかない。かなり危ない馬とみる。
 今年の桜花賞はスローで結果的に前にいないと厳しい競馬だった。これは一昨年とは違うことで、ペースに恵まれた1,2,3着馬を高く評価するわけにはいかない。逆に位置取りが後ろで、直線で脚を伸ばしたが届かなかった馬を評価するべきである。直線で前が壁になって外に出す不利があったショウリュウムーン、メンバー中最速の上がりを叩き出したシンメイフジ、ギンザボナンザ、アニメイトバイオ、コスモネモシンあたりの巻き返しは十分にあると考えた方がいいだろう。
 多少力のいる馬場で、ある程度スタミナを要求されるレースと考えて本命はコスモネモシン。馬主は嫌味なんだけどな。
血統的にはマイルよりも中距離向きで、冬場の重い中山の芝ならマイルも対応できるが、桜花賞のようなスローの競馬では出番がない馬。血統+能力で考えるなら一番穴が少ない馬と思える。最内枠でロスなく周って直線は外に出し消耗戦になればチャンスは大きいだろう。
 相手はショウリュウムーン。さっきも書いたが直線で前が壁にならなければ、かなりアパパネに迫ってたと思うだけに惜しい競馬。最後まで差を詰めてきた脚はスタミナを補完していると見ていいだろう。アンカツ様も4着馬はスタミナがあるねと言っているしね。もちろんチューリップ賞を勝っているように渋い馬場も歓迎。
 シンメイフジは距離に不安があると思うから、直線まで脚をためての競馬だろう。しかし、それ以上に末脚は魅力。新潟2歳S以来の左回りでさらに伸びる可能性は無くはない。
 桜花賞上位馬は評価しないと言ったが、オウケンサクラは血統的に距離が延びて良いはずで、消耗戦も歓迎のクチ。この馬だけは買いたい。
 あとは血統が魅力のモーニングフェイス、サンテミリオンは大外枠がどうかね。距離適性も2000mがベストと思っているだけに微妙に長いと思うが。
 アプリコットフィズは斬れる馬だけに渋ったときにどうか。それよりも厩舎が嫌味なんだけどな。強気だった桜花賞も今回のコメントでは前走は輸送に耐えきれる力がなかったようなコメントを出しやがって・・・(#゚Д゚) プンスコ!


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オークス2010回顧

はまちん
10期 予想歴25年

次走危険:アグネスワルツ


外れた言い訳ではないが、この2頭が飛び抜けて力が上とは思えないよな。確かに強いが、それ以上に他の馬が走らなかった感じ。
 発表は稍重でも雨は強く、タイム的にも重馬場とだったと考えるべきか。この雨で内は悪化し、外が伸びるというよりも内が悪すぎてお話しにならなかったわ。
 G1で同着というのは絶対にないと思っていたが、現在の技術で最大にまで拡大して差がつかなかったということなんだろうから仕方ないことか。見た感じでは内が出ていたように見えたんだけどね。
 アパパネは向正面でイキイキと走ってる姿を見た時点で”やられた”と思ったわ。枠的&人気的にも外々を周るだろうと思い、実際にそうなったが、結果的に距離ロスをしても馬場の良いところを走ったほうがよかったということだな。調教後の馬体重で前走より-2kg、当日が-10kgも究極の仕上げだったんだろうと思える。
 サンテミリオンは5番人気だったのは意外。もっと人気になってもおかしくないだろ。大外枠やローテが嫌われたのかな。血統的に馬場が渋るのは歓迎のクチで条件はアパパネより恵まれていたと思う。秋も楽しみだな。
 アグネスワルツはニーマルオトメを行かせて自身はマイペース。非力というか単調な馬だけに、自分のペースを守るのが好走できる条件だな。成長力は怪しく今後はどうかな。イメージとしてアドマイヤメインとかぶる。
 アニメイトバイオは直線勝負。府中が向いているのかもしれない。オウケンサクラはあの位置では苦しいワナ。アプリコットフィズは斬れる馬だけに渋った馬場はマイナスだし距離も疑問。コスモネモシンは力不足とショリュウムーン共々内枠も堪えたんじゃないかな。


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