14期 予想歴40年
◎ディスペランツァ
6着/9人気
○ダノンデサイル4着/11人
▲キープカルム5着/8人
△ギャンブルルーム11着/2人
この時期の重賞レースにしては、異質なレースになりつつある。
完成度が問われる事から、新馬勝ち組が有利と思いきや、実は3年連続未勝利上がりの馬が制しており、2着馬も2年連続未勝利上がりとなっている。
勝馬の血統を見ても、主流からズレた血統馬の活躍が目立つ。
2022年
1着 グリューネグリーン
父ラブリーデイ
母父スペシャルウイーク
新馬 3着
未勝利 1着
2着 トップナイフ
父デクラレーションオブウォー
母父スピニングワールド
新馬 6着
未勝利 3着
未勝利 1着
2021年
1着 ジャスティンロック
父リオンディーズ
母父アッミラーレ
新馬 2着
未勝利 1着
2着 ビーアストニッシド
父アメリカンペイトリオット
母父ネオユニヴァース
新馬 3着
未勝利 1着
2020年
1着 ワンダフルタウン
父ルーラーシップ
母父ディープインパクト
新馬 2着
未勝利 1着
この傾向を解釈するならば、仕上がりの早さよりもタフさが問われているという事だろう。
今年は京都開催に変わるが、今年の秋は阪神よりも京都の方が時計が掛かっており、むしろタフさが増すものと考える。
2020年の勝馬ワンダフルタウンは後に青葉賞、2021年のビーアストニッシドはスプリングS、昨年の2着馬トップナイフは後にホープフルS、弥生賞、札幌記念を2着に入り大活躍を見せている。
そんな事からも、非主流的なタフなタイプを狙い撃ちしてみたい。
血統面では、内回りで行われる事もあり、ダンチヒの血とキングカメハメハの血の活躍が目立つ。
◎ディスペランツァ
(血統)
父ルーラーシップ
母父メダグリアドーロ
(オプション)
外枠、「捲り→差し」位置取りショック。
ひと叩きされた後の中2週、4kgの馬体減を見せてのパフォーマンスアップ。捲る競馬で体力主導の競馬である事からも、タフなステイヤーなのだろう。今回はちょっとレース間隔を開け、体力回復を促した事も評価したい。
血統面では、実績のあるルーラーシップに母母がダンチヒ系。相性の良い血統背景を持つ。
兄ファントムシーフは仕上がりの早い馬で、2歳の6月で新馬勝ち、9月には2勝目を挙げている。
同馬は未勝利戦上がりも、豪快に大外を捲っての勝利で体力の完成度はかなり高い。前走の2着馬メリオーレムは、その後圧倒的1番人気を背負ってしっかり完勝している事からも、かなり力のある馬だ。人気薄だが、かなりの力を感じる。
鞍上のデムーロは、体力ゴリ押し競馬が得意なだけに相性的にピッタリだ。
捲り、もしくは差す競馬で。
○ダノンデサイル
(血統)
父エピファネイア
母父コングラッツ
(オプション)
「1800→2000㍍」距離延長、「先行→差し」位置取りショック。
デビュー戦で、揉まれる競馬を経験した事を評価。
今回は差す競馬にチャレンジしてほしい。
▲キープカルム
(血統)
父ロードカナロア
母父サクラバクシンオー
(オプション)
多頭数内枠、「先行→差し」位置取りショック。
精神依存度の高そうな血統背景を評価。
馬込みに入れて、しっかりさすが競馬で。
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