ジャパンカップ2023予想
15.1-15.4-15.3

南川 麒伊知郎
17期 予想歴24年

◎イレジン
  9着/10人気

○イクイノックス1着/1人
▲リバティアイランド2着/2人
△スターズオンアース3着/5人
×インプレス
×トラストケンシン


データで見ると意外なことが分かった。
❶ 2013年以降の1~3着馬延べ30頭はいずれも、芝2000m以上での重賞V歴、または芝2000m以上のG1で連対(2着以内)経験があった。それ以外は不利・・・④スタッドリー,⑥フォワードアゲン,⑩ダノンベルーガ,⑪トラストケンシン,⑫チェスナットコート,⑬クリノメガミエース,⑮ショウナンバシット,⑯インプレス,⑱ウインエアフォルク。
❷ 2013年以降の所属別成績は、美浦【2-3-1-36】、栗東【8-7-9-72】、外国・地方【0-0-0-29】。外国・地方勢は厳しい戦いを強いられている。また、美浦所属馬の複勝圏入りは、前走2着以内からの臨戦馬のみ。それ以外は不利・・・⑥フォワードアゲン,⑦イレジン,⑩ダノンベルーガ,⑪トラストケンシン,⑫チェスナットコート,⑬クリノメガミエース,⑰スターズオンアース,⑱ウインエアフォルク。
❸ 2013年以降の性別成績は、牡馬【6-8-9-112】、牝馬【4-2-1-18】。数のうえでは前者が上回っているが、好走率の面では後者が大きくリードしている。なお、せん馬は【0-0-0-7】と不利・・・⑥フォワードアゲン,⑦イレジン。

それはさておき自分の推奨理由は以下に記します。
本命は前走コンセイユドパリ賞で2着に1馬身をつけて楽勝したイレジン(Iresine)。
 11/23(木)東京競馬場のダートコースで15.1-15.4-15.3と軽めに追い切りをした。
父は2007年ジャック・ル・マロワ賞(Prix Jacques le Marois)勝ち馬Manduro。
代表産駒は2014年ジャンロマネ賞(Prix Jean Romanet)勝ち馬Ribbonsや2013年リディアテシオ賞(Premio Lydia Tesio)勝ち馬Charity Lineなどがいる。
母は未勝利馬Inanga。


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ジャパンカップ2023回顧
皆さん、応援ありがとうございました

南川 麒伊知郎
17期 予想歴24年

次走狙い:イクイノックス
次走狙い:リバティアイランド
次走危険:ドウデュース
次走危険:タイトルホルダー


東京12Rの第43回ジャパンカップは1番人気(1.3倍)イクイノックスが勝利した。勝ちタイムは2:21.8。4馬身差の2着に2番人気(3.7倍)リバティアイランド、1馬身差の3着に5番人気(26.6倍)スターズオンアースが入った。
 イクイノックスは美浦の木村哲也厩舎の4歳牡馬で、父キタサンブラック【2017年天皇賞春秋制覇】,母シャトーブランシュ【2015年マーメイドステークス勝ち馬】,母父キングヘイロー【2000年高松宮記念勝ち馬】。通算成績は10戦8勝【2022年皐月賞と東京優駿2着】。
クリストフ・ルメール騎手は「この馬の走りは信じられませんね。ペースは速かったですが、直線に入ってすぐに反応してくれました。びっくりしました。アクセラレーション(加速)がすごかったです。言葉がありません。作戦としては1枠にはリバティアイランドがいて、2枠にはタイトルホルダーも隣にいて、パンサラッサとタイトルホルダーの後ろに行きたかったです。レースでは良いスタートを切って、すぐに2頭の後ろが取れましたし、勝つ自信がありました。
 彼はスーパーホースですね。彼の上では自信を持てます。賢い馬ですから、すごく乗りやすいですし、大人しいですし、ポニーみたいですね。誰でも乗れるように思います。今日のイクイノックスは、改めてすごかったです。すごく良い競馬を見せてくれましたし、本当にうれしく思います。ファンの応援がすごかったです。イクイノックスの関係者に感謝したいです。ずっとこの馬で良い仕事をしてくれて、世界一になりました。皆さん、応援ありがとうございました」
木村哲也調教師は「今日は健康状態を保って、競馬場に来られたと思います。スタートからアグレッシブな気持ちで出て行ってくれました。道中はイクイノックス自身のフットワークが安定していると思いました。ゴールの時はいろいろな感情が入り混じっていましたが、解放されたな、というのが正直な気持ちかなと思います。GI連勝が続いて重圧、プレッシャーは一戦ごとに強くなっていましたが、今回はここまでくるか、というくらい、個人的にはプレッシャーを感じていました。
(インタビューで)ルメールさんが仰った乗りやすさ、という部分で言うならば、非常にフットワークのバランスが良いのだと思います。イクイノックス自身が生まれ持っている体格、爪の形、骨格、すべてがパーフェクトバランスの馬だと思っています。それと生まれ持っている筋肉の奇跡的な組み合わせが、彼の優れたバランスを生んでいて、厩舎としてはそのバランスを整えることを重視しています。そういう意味では、厩舎で取り組んでいること、イクイノックスが生まれ持っているものが、手前味噌もありますが、それらが組み合わされてルメールさんにとっての乗りやすさを生んでいると思います。
 今日もファンの皆さんに応援していただいて、こうやって勝利することができました。月並みな言い方になるかもしれませんが、ファンの皆さんの声援がイクイノックスの背中を押し、私やスタッフを前向きな気持ちにさせてくれる、勇気を与えてくれていると思います。本当にありがとうございました」


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