14期 予想歴41年
◎ジュンゴールド
12着/1人気
○グローリーアテイン14着/6人
▲エコロマーズ8着/13人
△ダノンデサイル1着/5人
主流的指向から微妙にズレたレースらしく、近10年の傾向として、圧倒的にサンデーサイレンスの直系以外の活躍が目立っているレース。昨年はサンデー直系のワン、ツー、スリーだったが、他の年では…
2022年
1着 エイシンフラッシュ産駒
2着 ハービンジャー産駒
3着 エピファネイア産駒
2021年
2着 ロードカナロア産駒
3着 モーリス産駒
2020年
2着 エピファネイア産駒
2019年
1着 ノヴェリスト産駒
2着 キングカメハメハ産駒
3着 ハービンジャー産駒
2018年
1着 スクリーンヒーロー産駒
2着 キングカメハメハ
3着 カンパニー産駒
2017年
1着 バゴ産駒
2016年
1着 ハービンジャー産駒
2着 キングカメハメハ産駒
2015年
1着 ハービンジャー産駒
2着 バゴ産駒
3着 キングカメハメハ産駒
2014年
2着 チチカステナンゴ産駒
アメリカ型スピード色以外の非サンデー系というだけで、実は種牡馬のタイプに偏りがないところが、予想を非常に難しいものにしている。キングカメハメハのような日本色、ハービンジャーのようなイギリス色、バゴやチチカステナンゴのようなフランス色、エイシンフラッシュやノヴェリストのようなドイツ色、はたまたロベルト系のようなアメリカ型ステイヤーと様々だ。
2014年の勝馬はサンデー直径ながら非常に異色の存在で、地方所属のデュランダル産駒だったという実例まで存在。
同じ社台系列ではあるものの、最大手のノーザンファーム以上に社台ファーム生産馬の方が活躍しているというのも変わった傾向。社台系列以外の生産馬も勝馬な名を連ねている事からも、やはり "微妙" に主流からズレているのだろう。
…という訳で、非サンデー系種牡馬の産駒か、活躍が目立たないサンデー系種牡馬産駒で、能力の高そうな馬に的を絞ってみるのも面白い。
◎ジュンゴールド
(血統)
父エピファネイア
母父ゼンノロブロイ
(オプション)
多頭数内枠、「逃げ→差し」位置取りショック、「1勝→G3位置ショック」、生涯初重賞。
血統だ、オプションだ…でなく、精神力と体力面で抜けた存在だろう。
エピファネイア産駒にしては戦う意欲旺盛で、チャンピオンとしての意思を持ったチャンピオンらしい馬だ。
新馬戦は差す競馬をしたが、脚色がとにかく際立っていた。
その理由は、前走の競馬で解明出来た。スタートはフワッと出たが、少頭数のスローゆえに掛かった。つまりが、闘う意思が強くて全開で前に出たがるタイプなのだ。掛かって逃げた末に圧勝したのだから、体力も十分に高いのだろう。
闘志が仇となるケースがあるので、距離延長で挑むダービーや菊花賞は微妙も、皐月賞はおそらくこの馬だろう。
ペース激化が基本。格上げ、距離短縮で狙いたい。
○グローリーアテイン
(血統)
父ヴィクトワールピサ
母父マンハッタンカフェ
(オプション)
「1800→2000㍍」距離延長、外枠、生涯初重賞。
ジュンゴールドとは真逆で、こちらは気の良いタイプだろう。
前走はスローの上がり勝負。道中前目外の位置取りで折り合い、しっかりとした決め手を見せた。70kg近く体格差の大きな相手と叩き合って力でねじ伏せ、3着以下を大きく突き放している事からも、体力もかなりのものなのだろう。
父方というよりは、母方の血統イメージに近いタイプ。距離延長や外枠、少頭数、広々としたコースで活躍が見込めそうだ。
今回は1ハロンの距離延長、外枠で環境的には悪くない。
トライアルレースなどで、今後活躍が期待出来そうだ。
▲エコロマーズ
(血統)
父シルバーステート
母父コングラッツ
(オプション)
多頭数内枠、「1600→2000㍍」距離延長、「差し→先行」位置取りショック
しぶとさが取り柄の典型的なシルバーステート産駒で、スピードやキレを求められるレースに向かなくて当然。マイル戦で本領を発揮するのは難しい。
非根幹距離ベストも、今回は距離延び、内枠に入って集中力も生かせる環境。パフォーマンスアップがあっても良い。
△ダノンデサイル
(血統)
父エピファネイア
母父コングラッツ
(オプション)
「先行→差し→先行」バウンド位置取りショック、外枠。
今回位置取りショックが成立するか? は微妙も前走位置取りを悪くして「自分の競馬が出来なかった経験」を積んだ事を評価。揉まれ弱いので外枠向くだろう。前走程度のパフォーマンスなら。
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