08期 予想歴15年
◎スリーボストン
5着/10人気
○スイートエスケープ3着/3人
▲スプリングサンダー4着/2人
×ツルマルジュピター
スリーボストンは橘Ｓで芝を初めて経験。13着と見せ場もなく大敗したが、そもそも消極的なレース振りで能力を出し切った形跡すら見えなかった。この１戦で芝適性を語るにはまだ無理があることを考えると、芝でも1200Ｍで逃げ先行の積極策に出れば、まだ反撃の目があっても不思議はない。
勝ち上がりは全てダート戦だが、その中身に注目すると、京都では上がりをまとめる競馬を、中山ではテンの速い競馬にそれぞれ対応して好走。決して一本調子のスピードタイプではなく、芝で上がりを問われる競馬になってもある程度対応できるのでは。
スイートエスケープは気の勝った面がありそうで、鉄砲はおそらく問題なし。500万勝ちをダートで上げた点にまだ奥がありそうで、素質は２歳未勝利のレコード勝ちという実績には留まらないはず。
スプリングサンダー、前走の末脚は出遅れの賜物だった可能性もあるが、もちろんそれも能力がなければ出来ない芸当。２走前は最内枠から鋭い伸び。当時の再現なら。
ツルマルジュピターの距離適性だが、本来は1400Ｍがベスト。追ってからの淡白さがあり、現状は１Ｆ短縮することでそのウィークポイントを補っているらしい。ただ、前走でも絶好の２番手から突き抜けるまでには至らず、詰めの甘さは相変わらず。1000万で相手が弱化したくらいで何とかなるようには見えず、ここも過信は禁物。
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